手術で使用された器具類の多くは、自動洗浄機で洗うことになっている。洗浄、すすぎ、乾燥… その所要時間は工程や設定によって異なるのだが、1時間ちょっとかかる場合が多いような気がする。また、器具類を食器に例えるならば… 皿やスプーンなどは問題ないけれど、ストローなどの場合は洗浄機に入れる前に細長いブラシを使って管の中を洗う必要がある。
管の直径も様々なので、何種類かあるブラシの中から太さの合ったものを選んで一本ずつ手作業でゴシゴシ… それが軟らかい物体であれば、それほど苦労はしない。しかし、時にはやや硬い物体がガッツリと詰まっていて、ブラシが通らないこともある。その場合は、細長い金属製の棒(硬くて曲がらない針金?)を突っ込んでグイグイ… 押し出すことになる。
そんな感じで“下ごしらえ(?)”をしてから洗浄機に入れれば、あとは洗浄完了のチャイムが鳴るのを待つだけ… と言いたいところだが、いくら乾燥の工程があるとはいえ、複雑な形状の器具類や管の中に水滴が残っていることが多い。だから、洗浄機から取り出した後に空気圧縮機を使って「プシューーーッ!」と水気を飛ばしてから滅菌室へ持って行って一段落…。。。
んが! 先日、先輩が管状器具(長さ約30cm、直径5mmくらい)の中を覗きながら洗浄室へやって来て「正社員に“汚れてる”って言われたんだけど… 分かる?」と私にも見せてくれたのだが、私には“暗くて長いトンネルの先にある小さな出口”しか見えなかった。まさか… 正社員に見える“汚れ”というのは分子サイズの話だったりして!?(異能者かよ!)
管の直径も様々なので、何種類かあるブラシの中から太さの合ったものを選んで一本ずつ手作業でゴシゴシ… それが軟らかい物体であれば、それほど苦労はしない。しかし、時にはやや硬い物体がガッツリと詰まっていて、ブラシが通らないこともある。その場合は、細長い金属製の棒(硬くて曲がらない針金?)を突っ込んでグイグイ… 押し出すことになる。
そんな感じで“下ごしらえ(?)”をしてから洗浄機に入れれば、あとは洗浄完了のチャイムが鳴るのを待つだけ… と言いたいところだが、いくら乾燥の工程があるとはいえ、複雑な形状の器具類や管の中に水滴が残っていることが多い。だから、洗浄機から取り出した後に空気圧縮機を使って「プシューーーッ!」と水気を飛ばしてから滅菌室へ持って行って一段落…。。。
んが! 先日、先輩が管状器具(長さ約30cm、直径5mmくらい)の中を覗きながら洗浄室へやって来て「正社員に“汚れてる”って言われたんだけど… 分かる?」と私にも見せてくれたのだが、私には“暗くて長いトンネルの先にある小さな出口”しか見えなかった。まさか… 正社員に見える“汚れ”というのは分子サイズの話だったりして!?(異能者かよ!)