バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

今後、益々お年寄りが…(そういうオマエもな!)

2016年03月22日 21時42分59秒 | バス運転士
今日の昼前、某総合駅の乗り場で… 前扉を開けながら「○○・△△経由、某運動場行きです」と案内したのだが、乗ったのは3名のお年寄りだけ… しかも、某総合駅を出て1つ目のバス停で2人(多分、夫婦)が降りてしまい、残ったのはお婆さん1人だけ…

そこで私は「やっと2人っきりになれましたね」と、古き良き昭和の台詞を… 言わない言わない。逆に、お婆さんの方からアプローチ… されないされない。ただ、席を立ってきて「このバスは△△を通るの!?」と言ったのだった。まさか… ついさっきの出来事を忘れてしまう病気なんじゃ…???

先日も、某総合駅の乗り場で… 発車時刻を迎えたところへ1人のお婆さんがやって来て、「このバスは… あそこ行く?」と言ったので、私は「・・・・・」となってしまった。すると、他系統のバスを待っているお爺さんが「どこへ行きたいのか言わんと、運転士さんも困っちゃうがねぇ~」と言ってくれた。

しかし、お婆さんは「このバスは… どこを通るの?」と言っただけで、相変わらずどこへ行きたいのかハッキリせず… どの辺りを答えればいいのか分からない私は「う~ん… ○○停とか…」と答えたのだが… 今度はお婆さんが時刻表を見ながら「・・・・・」となってしまったので、私は扉を閉めて発車した。

“自己転倒(主に、バスの乗降時に躓いて転ぶ)”したお年寄りのために、救急車を呼ぶということが当たり前のようになっている現在… 今後は“自己紹介”もできないお年寄りが増えて、その度に警察を呼ぶことになるかもしれないなぁ~(そういうオマエは、悪事を働いて警察のお世話になり… “自己嫌悪”に陥るんだな。ハハハ…)


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