<土曜は株のおはなし>
「全米NO.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」の購入はコチラ
ジム・クレイマーはアメリカのCNBCのトークショーで人気沸騰の「カリスマ投資指南役」です。アメリカではお茶の間をはじめとして至る所で「ジム・クレイマー現象」が起こっていて、まるで一般市民を正しい株式投資へ道案内する役目を担う「使者」といった趣とのことです。
この本は、そのジム・クレイマーが、長年ウォール街でファンドマネジャーとして成功してきた実績と経験に基づいて、さまざまな成功・失敗談を交えながら、きわめて実践的な内容の手引書に仕立てている本です。しかもトーク調で歯切れがよく、具体的で読みやすく、手引書にありがちな図表もほとんど使われていません。
そして、最大の魅力は、株式投資で大きく成功するためのポイントとして、いかに賢明に「投機」を行うかを明快に解き明かしていることです。いわば合理的な投機の勧めです。まだ無名で歴史の浅い企業の中から、近い将来市場でもてはやされるようになる可能性を秘めたゲーム・ブレーカー銘柄を発掘し、その時が来るまで保有することを勧めています。もちろん、こうした投機を成功させる為の重要な条件として、運用資産の8割は優良大企業株の長期保有を中心に運用すべきだとしています。
今まで、私はバフェットの言うように投機はダメだと思っていましたが、この本を読んで、ある程度の投機は楽しいし、必要かと思いました。新興市場から大化けする銘柄も選びたいと思います。
以下は本書で面白かった内容などです。株式投資の参考になればと思います。
・株式売買の教訓1:株式を売買する意思決定に際しては、いくらで買ったかではなく、これから先どうなるかだけを考えて決めること。
株式売買第2の教訓:どんな銘柄でも、売買する時は指し値注文を使うこと。
・トレーディングのための10のルール
1 トレーディングを長期投資と混同するべからず
2 最初の損失は最後の損失
3 すでに発生した損失は実現すべし
4 欲張って持ちすぎて損失に終わらせるべからず
5 「耳寄りな話」には耳を貸すな
6 売って初めて儲けが実現する
7 損失の出ている銘柄に全力を注げ
8 すべてのチャンスを取ろうとするな
9 メディアのヘッドラインで売買するべからず
10 相場に乗るトレーディングに走るな
・長期投資のための25のルール
1 ブルでもベアもそれなりに成功するが、「ピッグ」(欲張り豚)は身を滅ぼす
2 税金は積極的に払うべし(売って利益を実現すべき)
3 一時に全額を投入すべからず
4 事業は傷んでいないのに株価が傷んでいる銘柄を探せ
5 分散投資は百利あって一害なし
6 「バイ・アンド・ホールド」ではなくて「バイ・アンド・ホームワーク」だ(株を買った企業の経営実態や将来見通しを詳しく分析すること)
7 パニックは一文の得にもならない(我慢強く待って落ち着いて実行する売り戦略がよりよい結果をもたらす)
8 ナンバーワン企業を持て(負け犬企業が最終的に勝ちを収めることはほとんどない)
9 すべてを守ろうとするものはすべてを失う(保有銘柄を順位付けすること)
10 TOBに関してはファンダメンタルズを重視せよ
11 あまりたくさんの銘柄を保有しないこと(ホームワークをこなす必要があるため5~10銘柄程度)
12 一時的にはキャッシュに避難するのも賢明だ
13 「たら」「れば」は禁物(「たら」「れば」を考えている分だけ、次の勝ち馬に備える時間を捨てていることになる)
14 相場の調整を恐れず常に備えよ(相場調整は絶好のチャンス)
15 債券のことも忘れるな(金利水準が高まると、一部の投資家は株式を売り始め、債券を買う)
16 損している銘柄を救うために儲かっている銘柄を売るべからず
17 希望的観測の入り込む余地はない
18 こだわりを捨てろ(業績の変化を正しく早く察知し対応すること)
19 会社のトップが急に辞めた時は要注意だ
20 忍耐は美徳、短気は損気だ(株価に反映されるまで2年くらいのタイムラグが必要な場合がある)
21 「テレビで言ってたから」は失敗のもと
22 業績の下方修正の第一報では絶対買い出動してはいけない
23 証券会社の銘柄推奨力をあなどるな(大手証券会社の買い注文によって株価が上がり始めると、妥当な水準を越えて上昇する傾向がある)
24 買う理由を誰かに説明できるか(株価上昇の理由?、なぜこのタイミングで上昇するのか?、今がベストな買い時か?、もうすでに遅すぎるのでは?、もう少し株価が下がって買うべきか?この銘柄に関してあなただけが知っていることはあるか?あなただけが持っている有利な要素は?、今保有している他のすべての銘柄よりも魅力的と思うか?それはなぜか?)
25 常に市場のどこかに「上げ相場」がある
・儲けを確保するための売りのタイミングは以下のとおり。
・新規参入者が現れたと聞いたら
・経営者が業績赤字のことで口を濁し始めたら
・成長剤を注射していないか(M&Aしようとしていないか)
・政策変更に潜むマイナス要因がないか
・小売りが全国展開を終えたら
・店頭に流行品が溢れ出したら(品薄でなくなったら)
・人気企業が安値で経営陣保有株の売り出しを始めたら
・粉飾が表面化したら迷わず売る
・市場全体が過熱状態になったら
・やってはいけない空売りルールは以下のとおり。現物株と違って、空売りの損失可能性は無限大のため注意が必要。
・人気の優良大企業には触れるな
・TOBされそうな銘柄は避けよ
・割高という理由だけで仕掛けない(高く買われている銘柄は往々にしてさらに上昇する)
・できればプット・オプションを使え
・プロのゲームには手を出すな
<目次>
訳者まえがき
プロローグ-株式投資はアートだ!
第1章 ともかくゲームに参加し続けることだ
1 投資人生における2つの戒め
2 どんな時にも隠れた上げ相場がある
第2章 さあ始めよう
1 投資の行く手をはばむ疫病神
2 ホームラン級の儲けを得るチャンス
3 IPOから学ぶ株価のカラクリ
第3章 株式投資は売買するゲーム
1 大事なのは将来に対する判断力
2 株価の割高・割安を探る方程式
3 市場はしょっちゅう間違える
4 お買い得品はこうして見つける
第4章 誰も教えてくれなかった株の基本
1 資金が違うと運用も変わる
2 あなたには時間とやる気があるか
3 投資を始めるにはいくら必要か
4 ホームワークで探すべき情報
5 まず健全な会社かどうかを確認する
第5章 投資とは予想がすべてなのだ
1 短期の変動を利用しない手はない
2 未開拓のセグメントで勝負する
3 株価収益率の波に乗る
4 セクター・ローテーション戦略
5 相場サイクルをとらえる戦略
6 金融政策の変化の先を読む
7 ゲーム・ブレーカーと熱狂相場
8 大化け銘柄になる必要十分条件
第6章 銘柄選択のための「黄金のルール」
1 個人投資家の立場で考える
2 トレーディングのための10のルール
3 長期投資のための25のルール
第7章 自分のポートフォリオを作って運用する
1 自ら運用するための5つの条件
2 十分分散された10の推奨銘柄
3 最悪に備えるためのランク・システム
4 時間のない人向けのお勧めファンド
第8章 株価の大底をこうして見極める
1 「メガボトム」は最高の贈り物
2 市場センチメントの「逆転」指標
3 売りの深さを測る降伏指標
4 買いチャンスをダメ押しするカタリスト指標
5 底入れに先行する銀行株指数(BKX)
6 買い下がり戦略に賭ける
7 個別銘柄の大底チェックリスト
第9章 天井でこうして売り抜ける
1 儲けを確保するための売り
2 新規参入者が現れたと聞いたら
3 経営者が業績赤字のことで口を濁し始めたら
4 成長剤を注射していないか
5 政策変更に潜むマイナス要因
6 小売りが全国展開を終えたら
7 店頭に流行品が溢れ出したら
8 人気企業が安値で経営陣保有株の売り出しを始めたら
9 粉飾が表面化したら迷わず売る
10 市場全体が過熱状態になったら
第10章 投機を使いこなす戦術
1 2つの強力な武器
2 「保守的」なオプション戦略
3 やってはいけない空売りルール
4 ショート・スクイズには気をつけろ
エピローグー運は努力を怠らなかった人の上に
訳者あとがき
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<今日の独り言>
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ジム・クレイマーはアメリカのCNBCのトークショーで人気沸騰の「カリスマ投資指南役」です。アメリカではお茶の間をはじめとして至る所で「ジム・クレイマー現象」が起こっていて、まるで一般市民を正しい株式投資へ道案内する役目を担う「使者」といった趣とのことです。
この本は、そのジム・クレイマーが、長年ウォール街でファンドマネジャーとして成功してきた実績と経験に基づいて、さまざまな成功・失敗談を交えながら、きわめて実践的な内容の手引書に仕立てている本です。しかもトーク調で歯切れがよく、具体的で読みやすく、手引書にありがちな図表もほとんど使われていません。
そして、最大の魅力は、株式投資で大きく成功するためのポイントとして、いかに賢明に「投機」を行うかを明快に解き明かしていることです。いわば合理的な投機の勧めです。まだ無名で歴史の浅い企業の中から、近い将来市場でもてはやされるようになる可能性を秘めたゲーム・ブレーカー銘柄を発掘し、その時が来るまで保有することを勧めています。もちろん、こうした投機を成功させる為の重要な条件として、運用資産の8割は優良大企業株の長期保有を中心に運用すべきだとしています。
今まで、私はバフェットの言うように投機はダメだと思っていましたが、この本を読んで、ある程度の投機は楽しいし、必要かと思いました。新興市場から大化けする銘柄も選びたいと思います。
以下は本書で面白かった内容などです。株式投資の参考になればと思います。
・株式売買の教訓1:株式を売買する意思決定に際しては、いくらで買ったかではなく、これから先どうなるかだけを考えて決めること。
株式売買第2の教訓:どんな銘柄でも、売買する時は指し値注文を使うこと。
・トレーディングのための10のルール
1 トレーディングを長期投資と混同するべからず
2 最初の損失は最後の損失
3 すでに発生した損失は実現すべし
4 欲張って持ちすぎて損失に終わらせるべからず
5 「耳寄りな話」には耳を貸すな
6 売って初めて儲けが実現する
7 損失の出ている銘柄に全力を注げ
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13 「たら」「れば」は禁物(「たら」「れば」を考えている分だけ、次の勝ち馬に備える時間を捨てていることになる)
14 相場の調整を恐れず常に備えよ(相場調整は絶好のチャンス)
15 債券のことも忘れるな(金利水準が高まると、一部の投資家は株式を売り始め、債券を買う)
16 損している銘柄を救うために儲かっている銘柄を売るべからず
17 希望的観測の入り込む余地はない
18 こだわりを捨てろ(業績の変化を正しく早く察知し対応すること)
19 会社のトップが急に辞めた時は要注意だ
20 忍耐は美徳、短気は損気だ(株価に反映されるまで2年くらいのタイムラグが必要な場合がある)
21 「テレビで言ってたから」は失敗のもと
22 業績の下方修正の第一報では絶対買い出動してはいけない
23 証券会社の銘柄推奨力をあなどるな(大手証券会社の買い注文によって株価が上がり始めると、妥当な水準を越えて上昇する傾向がある)
24 買う理由を誰かに説明できるか(株価上昇の理由?、なぜこのタイミングで上昇するのか?、今がベストな買い時か?、もうすでに遅すぎるのでは?、もう少し株価が下がって買うべきか?この銘柄に関してあなただけが知っていることはあるか?あなただけが持っている有利な要素は?、今保有している他のすべての銘柄よりも魅力的と思うか?それはなぜか?)
25 常に市場のどこかに「上げ相場」がある
・儲けを確保するための売りのタイミングは以下のとおり。
・新規参入者が現れたと聞いたら
・経営者が業績赤字のことで口を濁し始めたら
・成長剤を注射していないか(M&Aしようとしていないか)
・政策変更に潜むマイナス要因がないか
・小売りが全国展開を終えたら
・店頭に流行品が溢れ出したら(品薄でなくなったら)
・人気企業が安値で経営陣保有株の売り出しを始めたら
・粉飾が表面化したら迷わず売る
・市場全体が過熱状態になったら
・やってはいけない空売りルールは以下のとおり。現物株と違って、空売りの損失可能性は無限大のため注意が必要。
・人気の優良大企業には触れるな
・TOBされそうな銘柄は避けよ
・割高という理由だけで仕掛けない(高く買われている銘柄は往々にしてさらに上昇する)
・できればプット・オプションを使え
・プロのゲームには手を出すな
<目次>
訳者まえがき
プロローグ-株式投資はアートだ!
第1章 ともかくゲームに参加し続けることだ
1 投資人生における2つの戒め
2 どんな時にも隠れた上げ相場がある
第2章 さあ始めよう
1 投資の行く手をはばむ疫病神
2 ホームラン級の儲けを得るチャンス
3 IPOから学ぶ株価のカラクリ
第3章 株式投資は売買するゲーム
1 大事なのは将来に対する判断力
2 株価の割高・割安を探る方程式
3 市場はしょっちゅう間違える
4 お買い得品はこうして見つける
第4章 誰も教えてくれなかった株の基本
1 資金が違うと運用も変わる
2 あなたには時間とやる気があるか
3 投資を始めるにはいくら必要か
4 ホームワークで探すべき情報
5 まず健全な会社かどうかを確認する
第5章 投資とは予想がすべてなのだ
1 短期の変動を利用しない手はない
2 未開拓のセグメントで勝負する
3 株価収益率の波に乗る
4 セクター・ローテーション戦略
5 相場サイクルをとらえる戦略
6 金融政策の変化の先を読む
7 ゲーム・ブレーカーと熱狂相場
8 大化け銘柄になる必要十分条件
第6章 銘柄選択のための「黄金のルール」
1 個人投資家の立場で考える
2 トレーディングのための10のルール
3 長期投資のための25のルール
第7章 自分のポートフォリオを作って運用する
1 自ら運用するための5つの条件
2 十分分散された10の推奨銘柄
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第8章 株価の大底をこうして見極める
1 「メガボトム」は最高の贈り物
2 市場センチメントの「逆転」指標
3 売りの深さを測る降伏指標
4 買いチャンスをダメ押しするカタリスト指標
5 底入れに先行する銀行株指数(BKX)
6 買い下がり戦略に賭ける
7 個別銘柄の大底チェックリスト
第9章 天井でこうして売り抜ける
1 儲けを確保するための売り
2 新規参入者が現れたと聞いたら
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4 成長剤を注射していないか
5 政策変更に潜むマイナス要因
6 小売りが全国展開を終えたら
7 店頭に流行品が溢れ出したら
8 人気企業が安値で経営陣保有株の売り出しを始めたら
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10 市場全体が過熱状態になったら
第10章 投機を使いこなす戦術
1 2つの強力な武器
2 「保守的」なオプション戦略
3 やってはいけない空売りルール
4 ショート・スクイズには気をつけろ
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