地元友人に誘われて山口県下関市西大坪町の急坂の上にある「ふぐ懐石garden」へ行ってきました♪
ここには昭和初期からお屋敷があり、数年前には石垣が崩れてコンクリートで修復され、地元友人も一体誰のお屋敷だろうと気にはなっていたようです。
2021年12月3日にオープンしたばかりのお店で、地元のSNSでも話題になっていたとのことで、このブログでも紹介しましたが、JR新下関駅やJR新山口駅、JR山口駅近くのストリートピアノを楽しんだ後に、友人に誘って頂き年末の18時過ぎに行ってみました♪
後でお店の方に伺うと、このお店は昭和初期に門司港の百貨店創業者が建てた築80年ほどのお屋敷とのことで、その後、オーナーが5回ほど代わり、この5年ほどは使用されていなかったようです。
今回買い取ってリノベーションして「ふぐ懐石garden」として始めたようで、建物や内装はしっかりしていたのであまりリノベーションせずに済んだようです。
場所はJR下関駅からタクシーで2メーターで770円でしたね。
お店の入口には素敵な門があり、それをくぐって右に曲がると大きなソテツや岩、灯籠があり、玄関の戸を横に開けて入ります♪
↑店全体
↑階段と門
↑玄関
入口からかなり贅を尽くしていることが分かります。
入口を開けるとオープンしたばかりなので、開店祝いの胡蝶蘭の花などがたくさん置かれていましたね♪
↑胡蝶蘭などの花
上着を預け、1階の廊下を歩いて階段で2階に上がり案内されます。
↑1階の内庭
↑1階の廊下
↑階段
このお店は個室のみの提供で2階に1部屋、1階に4部屋の合計5部屋で、夜のみの1回転での提供とのことでした。
階段を上がり、2階の廊下からは、照明で照らされた庭がなり素敵でしたね♪
↑2階からの庭
↑2階からの庭
↑2階からの庭
↑2階からの庭
↑2階の廊下
庭には大きな灯籠や岩などがあり、高台にあるので遠くに下関市街の夜景が見えます。
後で1階からもその素晴らしい庭を鑑賞させて頂きました♪
2階の和室に入ると、天井がかなり高く、大きな洋風シャンデリアがあり和室にはアンマッチさを感じますが、1階には元々シャンデリアがあったようです。
↑シャンデリア
部屋にはドライフラワー?の生け花もありました。
↑生け花
昭和初期の建物なのに天井がかなり高いとは裕福さを感じますね。
室内BGMは静かにジャズが流れていて洒落ています♪
座敷に座り、まずはドリンクメニューを見て「雁木 純米 発泡にごり生原酒 スパークリング 2,200円(山口県岩国市 八百新酒造 ヤマダ錦)」を頼み二人で分けて乾杯して美味しく頂きました♪
↑ドリンクメニュー
↑ドリンクメニュー
↑ドリンクメニュー
↑ドリンクメニュー
↑ドリンクメニュー
日本酒のスパークリングがあるとは素晴らしいですね♪
しかもラベルも美しく、そして甘く美味しいです♪
さすが2020年のI.W.CでSAKEスパークリング部門でゴールドメダルを受賞ですね!
↑日本酒スパークリング
ここで何とお店の若いイケメンお兄さんは、友人の知り合いということが判明し世間の狭さを感じます(^_^;)
そして机の上には、以下の今回の炙りふぐコース14,000円税込のメニューがありました♪
<炙りふぐコース>
ふぐ皮ポン酢
季節の七種盛り
ふく刺小皿盛り
蕪と海老芋と焼きヒレのスープ
ふぐ皮飛龍頭
炙りふぐ三種
ふぐと大葉と煮凝りの春巻き
ふぐの炊き込み土鍋御飯
季節の甘味
※追加で、ふぐから揚げ1,500円、白子の天ぷら2,500円が可能
↑メニュー
そして以下の料理を美味しく楽しみます♪
一般的な唐揚げ・鍋・雑炊などのふぐコース料理から脱却し、例えば七種盛りや炙りふぐ、春巻き、炊き込み土鍋ご飯など新たな道を開拓しているのは素晴らしいです♪
↑ふぐ皮ポン酢
ポン酢で美味しく頂きました♪
これはお酒に合いますね♪
↑季節の七種盛り(12月なのでホワイトクリスマスをイメージで素晴らしい♪)
1山芋豆腐のプレゼント巻き(イクラ添え)
2ふぐ手毬鮨(キャビア添え)
3松笠焼き(コーンで松ぼっくりをイメージ)
4干し柿とチーズの博多押し
5ふぐ皮煎餅
6雪輪レンコン
7ふぐの煮こぼり
↑ふぐ刺小皿盛り
さすが盛りが美しく、少し肉厚がありい食べやすく美味しかったですね♪
↑東洋美人 純米吟醸 大辛口一合1,000円 山口県萩市 澄川酒造 山田錦
ここで東洋美人の冷酒を頂きました♪
さすが大辛口ですが瑞々しさを感じ美味しいです♪
ふぐ刺に合います♪
そして器が美しく良いものが使われています♪
↑蕪と海老芋と焼きヒレのスープ
アツアツでさすがの出汁の美味しさと上質さで、焼きヒレが特長ですね♪
↑ふぐ皮飛龍頭
中に銀杏が入り柔らかく美味しかったです♪
飛竜頭(ひりょうず)とは江戸時代の料理とのことです。
ここでふぐのヒレ酒(一合1,000円 山口県下関 下関酒造 山田錦)
を頂きますが、これが圧巻で、少し火を点けより美味しくなり、こんなに美味しい味のあるヒレ酒は初めてでしたね♪
↑ヒレ酒に火を点ける
↑ヒレ酒
↑炙りふぐ三種
↑鉄板で炙る
炙りふぐ三種は、「藻塩」「ジェノバにんにくバシル」「醤油と七味」の三種を楽しめ、しかも刺身と炙りの両方を楽しめたのは秀逸でした♪
右と真ん中の「藻塩」「ジェノバにんにくバシル」は上身の刺身で、左の「醤油と七味」は皮寄りの身とのことでしたね。
↑ふぐと大葉と煮凝りの春巻き
↑春巻きの中身
春巻きとは斬新で、そして上質でさすがの揚げ加減で美味しかったです♪
↑貴 特別純米60 一合800円 山口県宇部市 永山本家酒造場 山田錦、八反錦
ここで冷酒の貴(たか)を頂きますが、これも瑞々しさを感じ美味しいです♪
かなり酔っ払ってきました(^_^)
↑ふぐの炊き込み土鍋御飯
土鍋の中が美しいです♪
↑ふぐの炊き込み土鍋ご飯と赤出汁、香の物
ご飯は固めでしたが、これがまた美味しかったですね♪
イクラを保持するため炊きが固めなのかもしれません。
いくらたっぷりで嬉しかったです♪
↑季節の甘味
↑甘味の中
季節の甘味は栗大福で、細い麺状の栗ペーストがさすがの美しさでしたね!
甘くとても美味しかったです♪
↑ほうじ茶
熱いほうじ茶と美味しく甘味を頂きました♪
「ふぐ懐石garden」は、どれも素晴らしいお味で、庭も素晴らしいですし、今後は予約困難店となり、ミシュランにも掲載されるようになるのではと思います。
それからこのお店の料理長は奥村竜蔵さんで、後で丁重にご挨拶を頂きましたが、下関出身で、ロシアの極東のユジノサファリンスクの総領事館やフィンランドのヘルシンキの日本大使館で4年ほど料理人として働いたこともあるとはさすがで、とても美味しかったですね♪
タクシーが来るまで15分ほどかかるとのことでしたので、せっかくなので庭なども拝見しました♪
↑一階の廊下
↑大きな灯籠など
↑庭
↑庭
庭には鶴の造形もありましたね♪
↑一階の廊下
↑庭と2階など
1階の廊下からは我々がいた2階も見えました♪
↑庭と下関市街、海峡ゆめタワー
高台にあるので、下関市街や高さ153mの海峡ゆめタワーも綺麗に見えましたね♪
↑一階の部屋の襖
↑欄干
一階の部屋の襖や欄干の装飾も美しいです♪
↑玄関から門
タクシーが到着したので、玄関から門を通り帰りました♪
「ふぐ懐石garden」は、素晴らしい部屋とジャズBGM、店名にもなる素晴らしい庭があり、そしてふぐ懐石やお酒をコスパ良く美味しく頂け、お店の方のホスピタリティも良く、とてもオススメです!
また伺って、今度は1階の部屋で料理を楽しみたいと思います♪
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