今年も定番の、
トマト、キュウリ、ナス、ゴーヤの夏野菜づくりしてます。
植えっぱなし、手入れできてません。
桃太郎
トマトの苗を二つ買って植えたのですが、三つあるんです。
というのも、生ゴミ処理機の中に混ざっていた、
トマトの種が発芽したんです。実生です。
買った二つの苗と変わらないぐらいに育って、実をつけています。
プチトマトかなと思っていたら、違うみたい。
どんな味か楽しみです。
「やさしい畑」という隔月刊誌によると、
トマトやナスはニラと一緒に植えると
病原菌を寄せつけないのだそうです。
この本を買うのが遅くて、
トマトの下はワイルドストロベリーがはびこってます。
キュウリは長ネギと一緒に植えると
病原菌を寄せつけないのだそうです。
草が生い茂って、草に栄養とられそう。
草取り、おっくうで・・・・
ゴーヤは今のとこ、草に埋もれています。
さてさて今年の収穫は如何に・・・・
なかなか代休を消化しきれないので、
時間休で、早退した。
早く帰れるのもいいな~
庭に出て、今は盛りのがく紫陽花を
K看護学校の今は亡き上司、
H先生のご自宅に咲いていた紫陽花をいただいて
挿し木で育ったものです。
思い出深い紫陽花です。
いただいたがく紫陽花は真っ白だったのですが・・・・
最近、手紙を出す機会があり、
時候の挨拶にも使い、
紫陽花は梅雨の季節にピッタリの花だなと。
そこで紫陽花が詠まれている歌を探してみた。
「安治佐為(あぢさゐ)の 八重咲くごとく
弥(や)つ代にを
いませ我が背子(せこ) 見つつ偲ばむ」 橘諸兄
こんな万葉の頃から咲いてたんですね
「言問はぬ木すらあぢさゐ諸弟(もろと)らが練りのむらとにあざむかれけり」
大伴家持
「茜さす昼はこちたしあぢさゐの花のよひらに逢ひ見てしがな」 ?
「あぢさゐの花のよひらにもる月を影もさながら折る身ともがな」 源俊頼
「夏もなほ心はつきぬあぢさゐのよひらの露に月もすみけり」 藤原俊成
「あぢさゐの下葉にすだく蛍をば四ひらの数の添ふかとぞ見る」 藤原定家
「夏の野はさきすさびたるあぢさゐの花に心を慰めよとや」 俊恵法師
「宮人の夏のよそひの二藍にかよふもすずしあぢさゐの花」 加藤千蔭
「夕月夜ほの見えそめしあぢさゐの花もまどかに咲きみちにけり」 加納諸平
「美しき球の透視をゆめむべくあぢさゐの花あまた咲きたり」 葛原妙子
「なほ生きむわれのいのちの薄き濃き強ひてなげかじあぢさゐのはな」 斉藤史
「あぢさゐの藍のつゆけき花ありぬぬばたまの夜あかねさす昼」 佐藤佐太郎
「紫陽花はほつかり咲いて青むともひとよたやすくほほゑむなかれ」 今野寿美
「紫陽花や折られて花の定まらぬ」 藤原保吉
「紫陽花や藪(やぶ)を小庭の別座敷」 松尾芭蕉
「紫陽花の末一色(すえひといろ)となりにけり」 小林一茶
「紫陽花やはなだにかはる きのふけふ」 正岡子規
「あじさゐやきのふの手紙はや古ぶ」 橋本多佳子
「紫陽花やはかなしごとも云えば云う」 楸邨
「紫陽花の雨やシャンソン口に出て」 加藤暢一
「鍛冶の火を浴びて四葩の静かかな」 富安風生
※よひらと読み紫陽花の異名だそう
「紫陽花に伏字のごとき一日かな」 岡本眸
「紫に濡れ染まり行く四葩かな.」 太聖
まだまだあるかもしれないけど・・・・
私も一句
「紫陽花が私の季節と主張する」
紫陽花とは唐の詩人白居易が
別の紫の花(ライラックともいわれている)につけた名前だそう。
平安時代の学者、源順が
今のあじさいにこの漢字をあてたため
誤用がひろまったのだとか。
「紫陽花 白居易」
何年植向仙壇上 何れの年にか仙壇(仙境)のほとりに植えたる、
早晩移栽到梵家 いつか移しうえて梵家(寺)に到れる。
雖在人間人不識 人間に在りといえども人識らず、
与君名作紫陽花 君のために名づけて紫陽花となす。