仁王像の修復完了を記念した
が名古屋市博物館で今日から開幕。
今日は仕事休みだったんだけど、
午前中、少し仕事して、見に行った。
門に戻る前の阿形、吽形の仁王像が展示されている。
今回の修復で、仁王像の胎内から
今年、生誕四百五十周年を迎えた
武将福島正則の奉納を示す署名が見つかり、
また、桃山時代の慶長二年(1597年)の
年号の記載もあったそう。
鎌倉時代の仏師、運慶の作と言われていたけど、
違うことがわかった。
ちなみに、福島正則は甚目寺がある現あま市の出身で、
母が豊臣秀吉の叔母だったため、その縁から
幼少より小姓として秀吉に仕えて、
清洲城の城主を務めていたこともあったよう。
この愛染明王の胎内からも、
この球体のカプセルに入った胎内仏が発見され、
同展終了後は再び像内に納められ、
見ることができなくなる。
この機会に是非博物館へ。
もぬけのからの仁王門を見に、甚目寺にも行ってみようと思う。