喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

走れよメロス

2014-02-07 | 徒然日記

理数教育研究所が開催した
「算数・数学の自由研究」作品コンクールに入賞した
中学2年生の村田一真くんの
「メロスの全力を検証」という研究結果が面白い。

太宰治の小説「走れメロス」の記述を頼りに
メロスの平均移動速度を算出。
その結果、「メロスはまったく全力で走っていない」
という考察に行き着いたのだそう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140206-00000042-it_nlab-sci

道のりにかかった時間を文章から推測。
例えば往路の出発は「初夏、満天の星」とあるので0時と仮定、
到着は「日は既に高く昇って」「村人たちは野に出て仕事を始めていた」
とあるので午前10時と仮定して
距離を時間で割った平均速度はずばり時速3.9キロだったそう。

一般的に歩く速度は時速4kmで
若い女性同士が会話しながらチンタラチンタラ歩いている場合や、
男女のカップルが二人の時間を楽しみながら歩いている場合は、
歩くのが遅くて時速3キロくらいだそう。

山賊との戦い後、死力を振りしぼって走ったとされる
ラストスパートも時速5.3キロと、
ただの早や歩き。
メロス・・・走ってないやん!という結果になったそう。

この研究をした村田くん、
『走れメロス』というタイトルは、
『走れよメロス』のほうが
合っているなと思いました」と・・・・・・・・座布団1枚!

しかし、こんなユニークな研究を思いついたきっかけは
いったいなんだったんだろう????



コメント (2)
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