○で囲ってある那智ねぼけ堂で、
胡麻豆腐の右横のお菓子の下に当たりくじがあって、
写真の「那智の鈴」のカステラをいただいた。
まぐろ釜飯のお昼を食べて。
那智勝浦港は延縄漁の生まぐろの水揚げ量が日本一なのだそう。
まぐろ釜飯、美味しかった。
食べ終わったら、歩いて、
俗界と霊界の境目の橋、振ヶ瀬橋。
夫婦杉。
樹齢800年の痛々しい楠木。
木に扉 どんな治療が施されているんだろう。
石畳、苔むし、濡れてて、滑る、滑る。
貸し杖があったので借りればよかったと。
結構、高齢者が多かったけど、
私より歩くの早い
息を切らして、大汗拭いながら、
途中、那智の滝が見えたけど、まだ半分
やっと、45分くらいかかって熊野古道を抜けて、
表参道の入り口へ。
写真は二つ目の熊野那智大社の鳥居。
熊野那智大社の右手に、第一番 那智山 青岸渡寺。
神武天皇が熊野で道に迷ったときに
大和へ道案内をしたとされる
三本足の八咫烏の印が。
熊野三山ではカラスは神の使いとされ、
八咫烏は熊野大神に仕える存在として信仰され、
熊野のシンボルともされているのだそう。
日本サッカー協会のシンボルマークにもなってるよね。
http://www.hongutaisha.jp/%E5%85%AB%E5%92%AB%E7%83%8F/
http://www.kumano-sanzan.jp/seigantoji/houmotsu.html
本尊:如意輪観世音菩薩
開基:裸形上人
宗派:天台宗
真言:おん ばらだ はん どめい うん
「普照殿」と書いてあって、
法華経の第二十五番目の観音経に出て来る、
「普明照世間」から取っていて
普く明るく世間を照らすという意味で
御朱印をいただいたということは、
観音様の子どもとして、
人の為、世の為に善いことをするという約束を
本尊に誓ったということだそう。
御朱印を収集のようにいただいてたけど・・・・・・
気持ちを改めねば
御詠歌と如意輪観世音菩薩を表す梵字。
三重塔と那智の滝。
なんだか心が伴わない巡礼だけど、
寺を巡っていくうちに、
自ずと心の変革がなされていくともいわれているらしい。
しかし、巡礼という行為は、一時的にせよ聖域への現世離脱的な行為。
さまざまな作法や決まりごとがあるのに、
かなり逸脱してる
まずはそこから、正さねばと。
そして、古来より巡礼は「祈り」が大切だといわれいるらしい。
丁寧にご本尊をお祈りすることが大切と。
どのようにご本尊を祈ればいいのかわからないけど、
毎回、開経偈や三帰、十善戒など、
また、般若心経、回向文でしめる仏前勤行をしている。
そのことかなぁ・・・・・・
まずはとにかく、無心にご本尊に向かって手を合わせよう。