2か寺目。
寺名になった硅灰石。
石灰岩がマグマの噴出による熱作用で変化した石だそう。
平地にこれほどの規模であるのは珍しく、
国の天然記念物に指定されている。
硅灰石の上に、源頼朝寄進の日本最古の多宝塔(国宝)。
多宝塔は大日如来を具現化した塔で、
多宝塔以外の仏塔は、舎利を納める塔だそう。
ということで、石山寺のこの多宝塔には、
快慶作の大日如来像が安置されている。
石山寺は紫式部がこもって
「源氏物語」を描き始めた寺とされている。
で、十二単を着ている押印は紫式部。
名 称 石山寺(西国三十三所第13番)
山 号 石光山
宗 派 東寺真言宗
本 尊 如意輪観世音菩薩(秘仏)
創 年 天平19年(747年奈良時代)
開 基 良弁僧正
所在地 滋賀県大津市
巡礼日 H29(2017)10.21