親ガチャという言葉があるけど、
嫌な言葉だ。
この映画の登場人物、
親ガチャと言ってる人たちにしたら、
親ガチャに外れた人たちかもしれないけど、
そんなことは微塵も感じさせない。
大人たちの子どもたちに対する愛情があふれ、
子どもたちも生き生きしていて、
自然でよかった。
80年代が舞台らしい。
80年は私は28、29で結婚したので
子どもはまだ小さいかったけど、
早く結婚した同級生が
映画に登場する親やその子どもの世代に当たるなと。
親ガチャもあるけど、成長し、大人になって
色々なガチャに巡り合って、
今の自分があるように思う。
親ガチャに外れたと思っている子どもたちも、
これから色々なガチャに巡り合うと思う。
時には軌道を外れるかもしれないけど、
立ち止まって、よ~く考えて、
軌道修正しながら進んでいこう。
良きにつけ悪しきにつけ、
何事も貴重な経験になるはず。
「サバカン」、走馬灯のように、
遠い子どもの頃の記憶をよみがえらせてくれた。
久々に涙ちょちょ切れた・・・死語?
いい映画だ。
追記
竹本健次役の原田琥之佑くん、
原田芳雄さんのお孫さんなのだそう。
血は争えない
海が目の前に広がる「長与駅」、
実際は島原鉄道の「古部駅」で撮影されたのだそう。
行ってみたいな。