先日、訪問看護で訪問した利用者さんの
連絡ノートを開いたら、
こんな紙切れが出てきました。
「これ、何ですかハオファプ・・・・」と
中国語で発音しながらたずねると、
「ハオファプ・・・・・」と流暢な中国語が。
中国語を習っていた私は
「中国語話せるの!」と思わず。
支那に5年居たのだそうです。
漢詩の一節かと思ったら、
李香蘭 が歌った流行歌の歌詞だとか。
李香蘭は参議院議員もしていたと教えてくれた。
調べたら、『何日君再来(いつの日君また帰る)』という歌だそう。
好花不常開(よき花常には咲かず)
好景不常在(よき運命常にあらず)
人生そのものだな。
90を過ぎた利用者さんは、
この歌詞に自分の老いを重ねたんでしょうね。
この紙切れは、年賀状の下書きだそうです。
久しぶりに、中国語を聞いて、
今年の目標の一つに
中国語の再開(日常会話ができる)があるんだけど、
早く中国語を習いに行きたくなった。
しかし、この曲、聞かせてあげたい!
自分の子どもの頃の節分の記憶はないけど・・・・・・・
こども病院で
長女(右端)の保育園の時
次女(右端)の保育園の時
この頃は、節分が近くなると、
こども達が、
「おにはそと ふくはうち
ぱらっ ぱらっ ぱらっ ぱらっ まめのおと
おには こっそり にげていく」
とよく歌っていました。
家でも、節分には豆まきをして、
年の数ほど豆を食べたものです。
こども達が成人した今では、
節分といえば、これ、
我が家は馬上豊の豆の入った『丸かぶりすし』が定番。
お店に取りに行った時、大将に、
「どっちか分かる?」と聞かれて、
「あっちでしょう」と指した方角は反対方向でした
恵方って何?何でそんなことするの?・・・・ですが
寿司屋の陰謀にまんまとはまっている私です。
ちなみに今年は西南西だそう。
『尾張の恵方』について分かりやすく書いてありました。
http://kasadera.jp/gyouji/gyouji_ehou.html
この本、
ちなみに本屋大賞の
第一回目が『博士の愛した数式』小川洋子著
映画にもなりましたが、本を読んで、
認知症?の博士と家政婦、その子どもとの
ほのぼのとした交流にとても感動しました。
第二回目『夜のピクニック』恩田陸著
第三回目『東京タワーオカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキー著
映画を見ましたが、樹木希林演じるオカンの若い時を
樹木希林の娘、内田也哉子が演じていたのが印象的でした。
母親と息子という関係は、
母親と娘の関係より、
何だか計り知れない感情があるんだなと思った。
第四回目『一瞬の風になれ』佐藤多佳子著
第五回目『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎著
『告白』湊かなえ著は六回目だそう。
この本、私が買っきて、テーブルの上に置いておいたら、
次女がいっきに読んで、
私は、何だか忙しくて、ちょびちょび読んで、
一ヶ月かかりました。
読みやすい本なので、読もうと思えば
数日で読んでしまえそうな本なのに、随分、時間がかかりました。
事件に関わった人たちの視点で、
語り継がれていく展開の仕方が面白い!
しかし、最後は衝撃的で、
ここまで復讐するかと、人の恨みは怖いなと思った。
松たか子主演で映画化され、
6月に全国ロードショウされるらしい。
『告白』
著 者:湊かなえ
出版社:双葉社