北陸本線の高月駅に戻り、次の駅の木ノ本で下車して、
バスで20分、次の目的地へ。
電車もバスも1時間に1本しかない。
己高閣・世代閣への入り口
廃仏毀釈や地理的悪条件(山岳)から、無住、廃寺となって、
多くの仏像や寺宝が村の人々の手によって、
麓の古橋地区に移されて大切に守られてきたのだそう。
己高閣
世代閣
今ではこんな立派な収蔵庫ができています。
この魚籃観音を見たくて。
「むかし中国の陜石というところに一人の美女がいた。
魚を商っていたが、その美しさに人びとが競って求婚した。
すると、彼女は‘観音経’を一夜で暗記して
唱える者と結婚しようと言った。
二十人の者がこの課題をクリアーしたので、
今度は‘金剛般若経’を
一夜で覚えることを結婚の条件とした。
これにも十人が合格した。
最後に三日間で‘法華経’全巻を覚えるという
厳しい条件を出した。
そして、馬氏という人がただ一人合格し、
彼女は馬氏と結婚した。
ところが彼女は病気だといって夫とは別棟に住み、
やがて死んでしまった。
死後、数日経って、一人の僧侶が馬氏を訪れ、
実は彼女は観音の化身で人々を教え導くために
やってきたのだと告げた。」
ー瓜生中著 〈一度は見ておきたい仏像100選全図像〉から引用
ということで、
‘法華経’を広めるためにやってきたのが魚籃観音。
馬氏に嫁いだので馬郎婦観音ともいわれるそう。
魚籃(魚籠)を提げて、
中から魚の尾っぽが覗いている姿は
何ともユニーク。
久しぶりに何も予定のない一日休み。
1人でブラッと、湖北の観音さま巡りをしてきた。
北陸本線の木ノ本までの
乗車券(勝川から片道1890円)を買って、
まず、高月で途中下車し、
駅から歩いて5分ぐらいの所にある向源寺へ。
ここは、国宝の十一面観音像で有名。
七体ある国宝・十一面観音像の中で
もっとも美しいとされているそう。
耳の後の大きめの顔、頂上が菩薩面(普通は如来)、
両耳に円形の大き耳環をしているのが特徴。
日本の仏像で耳環をしているのは珍しいのだそうです。
光背があったりして、後頭部の面は中々見れないのですが、
光背が無く、後に回って見れるので、
傑作仏像写真館から拝借
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/butuzou2.htm
この暴悪大笑相という
笑い(怪笑と書いてある)を浮かべた像を
後からよく見ることができます。
織田信長の比叡山焼き討ちのとき、
この十一面観音像、境内の地中に埋められて
難を逃れたのだとか。
本堂
以前も気になっていたんだけど、
通勤の時通る交差点。
小学生が集団登校しているのに出くわす。
年配の方に誘導されて、横断歩道を渡っている。
車の窓を開けて、赤信号で止まっているので、
話し声、聞こえるはずだけど、
双方共に、黙ってる。
「おはようございます」「おはよう」がない。
子どもたちが挨拶しなければ、
大人が「おはよっ!」って言って、示してやればいいのに・・・・・・
子ども達の、「ありがとう」の感謝の言葉もない。
年配の方も、
「行ってらっしゃい、気をつけていけよ」等の声かけもない。
何だか悲しい朝の風景
昨日、父の受診に付き添って、
一緒に食事をしての帰り、
デザートを買いに、セブンイレブンに寄ったら、
プリンがこのカロリーで食べれるなんて、
いや~、こりゃいい!
『まろやか豆乳プリン』の方の
タニタ栄養士委員会の谷田さん♂のコメント。
「ダイエットは続けることに意味があります。
でもスイーツを我慢しては続かないでしょう。
うまくこのプリンをご活用ください。」とのこと。
多聞に漏れず、
2冊も買って、持ってますが・・・・・積ん読
はとバスの60周年記念講演だそう。
六本木の『香和(かぐわ)』
http://www.kaguwa.com/cm/2009hatobus_tour09040906.html
という所で、30分のショーを見ました。
撮影禁止で、ショーが始まる前、会場だけを
イメージはこちら、、『美桜座』のブログで。
http://ameblo.jp/biouza/day-20110522.html
ここは、夜になるとニューハーフショーをやっとるそう。
『美桜座』は一般から募集して、
普通?の女性?本当?の女性が花魁やっとるそう。
それにしても何だか妖艶な、
怪しげな・・・変な意味じゃないですよ・・・ショーだったわ。
ポカ~ン・・と見てました。