I HAVE A PEN.
THIS IS A PEN.
とは、ニッポン人なら誰でも知ってる英語じゃ。
ニッポン国では、英語教科書の1ページ目はたいていこうなっておる…たぶん。
こんな言葉を最初に教える英語教育って何?とおぢは思う。
意味ないじゃん!!
例えば、
I HAVE A PEE.
ご承知のようにこれは「おしっこしたい」。
幼児言葉かも知れんけどね。
「ペンを持ってます」を覚えたところで、さっぱり役に立たんけど、「おしっこしたい」と言えれば、外国の街角でも、空港でも、だれかがトイレを指差してくれる。
実に役に立つ英語なのじゃ。
94年の映画「フォレストガンプ」で主演のトム・ハンクスが、大統領の前でこう言って笑いを取っておったね。
もう一例。
空港でだれかが大声で叫んだ。
「HIT THE DECK!!」
この一声で、フロアーの人々は一斉に床に伏せる。
「デッキを打て」ではないのだ。
「床に伏せろ」なのだ。
この意味分からんニッポン人は、ぼーっと立ったままで、みんなテロリストの軽機関銃に撃たれて死んじゃう。
海外では「床に伏せろ!!」がわからんのでは死んでしまうのじゃ。
ところが、ニッポンの英語教科書にはそんな英語は書いてない。
つまりニッポン国の英語教育の問題はここにある。
クソの役にも立たん「I HAVE A PEN.」をいまも最初に教えておるのじゃ。
文科省のタコスケ官僚の皆々様、愚民化教育はほどほどにしていただきたい。
だからといって、小学校から英語を教える必要などございません。
小学校ではしっかりニッポン語を教えればよい。
ただし、中学校から役に立つ、使える英語を教えななさい、って話じゃ。
「英文法」などという、さっぱり役に立たんもんまで教えて、生徒こぞって英語嫌いにさせてもうて、どないすんねん。
もっと英語に興味を持たせるなら「金髪のねーちゃん(または、にーちゃん)の口説き方」「街角のねーちゃん(または、ホスト)との料金交渉」などなど、実践的かつ有益な?英語を教えねばならん、と思う今日この頃でござる。
どうでもいい話で、スマンこってす。