ニッポン国民か、米政府か、どっちを向いてのかね~この国の政府は?
という疑問に、とうとう決着がついた。
政府は、27日付で米国産牛肉の輸入再開を正式に決めたのだそうだ。
つまりは、はっきりと「米政府のワンコです」「われわれは米国のご機嫌伺いしとります」と言っちゃった。
ようするに米政府のLOVE WANCOだ。
WでMでないだけましかぁ?
理由は「日本向けの輸出条件を守る体制が整ったと判断したため」だそうだけど、そんなもん信じておるノー天気なニッポン人はそうはおらん。
実際、イトーヨーカ堂やイオンなど大手スーパーは、消費者の理解が得られていないことを理由に当面は販売を見送る方針だという。
この国の政府(あいまいだなぁ、政府って言い方は…自民党と公明党と官僚さまと言わんきゃねぇ)は、国民の安全など二の次のようだ。
さっぱり頼りにならん。
で、8月中旬までには再開第1号の牛肉が到着する見込みだという。
これを決めたのは、農林水産省が開催した牛海綿状脳症(BSE)対策本部などだそうだけど、与党と官僚の言いなりの諮問会議では、どもこもならん。
単なる隠れ蓑に使われておる牛海綿状脳症対策本部の学者の皆々様にきっちりご意見聞いてみたいもんじゃ。
「日本政府は今回の輸入再開決定に当たり、専門家を米国に派遣し、6月下旬から約1カ月かけて35の牛肉処理施設を査察した。34施設では深刻な問題はなかったとして輸入再開を認める。」と、ある新聞は書いておった。
問題はここじゃ。
「34施設では深刻な問題はなかった」。
深刻な問題はなかったけど、若干かそれなりの問題は、あったってことじゃ。
問題がゼロじゃないのに輸入しちゃうんだ、こいつらは…
国民の命と健康をどう思っておるのかねぇ~
たぶん、「俺たちエリートは危険な安い米産牛など食わんから大丈ブイ」と思っておるのだろう。
安いファストフードをワシワシ食べて、ぶっくり太っておる米国の下層階級の皆々様とニッポンの我々庶民はいよいよ同レベルってことじゃ。
吉野家は、9月下旬をめどに牛丼の販売を再開する予定だそうだけど、あそこで食うのは、もう「納豆定食」のみ!!
悪いけど、牛丼はカンベンじゃ。
でも神戸牛なら、牛丼でもステーキでもいただきたい。
だけど、これからは神戸牛という名の米国BSE肉を食わされるかも分からん。
悩ましいことになってもうて、どうにもこうにも許せんねぇ~
やっぱ、安全で美味しいジンギスカンってことのようだ。