おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

伊能忠敬は凄かった…

2006年07月12日 | Weblog
伊能忠敬さんといえば、江戸時代にニッポン地図の原型を作ったお方として知られる。
今週号の週刊現代「クローズアップ日本史偉人列伝」でこの伊能さんを特集しておった。

伊能さんは五十歳で隠居するまで商人だったのだそうだ。
それから江戸へ出て、測量などを学んで、最初の測量に出たのが五十六歳だそうだ。
おぢとほぼ同じ年齢ではないのぉ。

その後、七十二歳になるまで17年間、地球一周ほどの4万キロも歩き続けたのだそうだ。
測量を終えて、1年半後、ニッポン地図の完成を見ることなく死んじゃったのだそうだが、なんとも凄い。

江戸時代の平均寿命は六十歳というから、伊能さんが転身した五十六歳は、今で言えば六十歳をとうに過ぎてるってことだろう。
たいへんなもんだね、伊能さんは。

旧友のSは、大学卒業後、家業の「油売り」をしておる。
まぁ世に言う、ガススタンドの社長さんじゃ。
だけれど来月、本やCD、などなどのリサイクルショップを恵庭市に新規にオープンさせる。

伊能忠敬さんと何やら似ておるではないの。
伊能さんはリタイア後の転身だったが、Sの場合は二束のわらじ。
とはいえ、どちらも異業種参入じゃ。

ここ何年間かは、毎日10キロほど歩いているってことで、そこも似ておる。
いずれにせよ、年齢に関係なくチャレンジするってところがたいしたもんじゃ。
もっとも、これから結婚しようというおぢもチャレンジャーには違いないがね。
比較にはなりませんが…

過日、高校同期の女性が亡くなった。
なんとも悲しいが、これからこんな話が続くのだろう。
あすはわが身でもある。

一度の人生をどう生きるのかは、その人次第。
どうせなら、やりたいことをやりたいようにやって生きるのが本望ってもんだ。
アンポンタンなこのおぢだが、何をどこで、どうやりたいのかは、はっきりしておる。

ただねぇ、これがなかなか思い通りには進まんのよ。
人生、谷あり谷ありじゃ。
「とかくこの世はままならん」と言ったのは、誰じゃったかねぇ~

なにはともあれ、旧友Sにはエールを送ろうと思う。