甲子園では、わが駒苫と早稲田実業で決勝戦。
午後からニセコ界隈も札幌市内もガラ~ンとしておって、人影がない。
紳士淑女の皆々様こぞってテレビ観戦の趣。
おぢは車中でラジオ観戦でしたが、なんだか凄いことになっておる。
だいたいにして、ついこの間まで初戦敗退と決まっておった北海道のチームが、3連覇をかけて闘うなど、道民のだぁれも考えなかったことだもんねぇ~
おととしの優勝だって、生きてるうちにはないだろうと思っておった快挙なのに、それが2年連続、今年は3年連続もありそうだってんだから、こりゃ大事件。
ボクシングの小猿3兄弟で視聴率50%超えたとか言っておったけど、この試合、北海道内の視聴率はとんでもないことになっておったに違いない。
おまけに明日また再試合ってんだから、ただでものんびりした北海道経済は、月曜午後からほぼ停止状態は確実だ。
この際、駒苫の香田監督には終生北海道で監督業を続けていただき、「高校野球するなら北海道」ってことになれば、それはそれでまことに結構でござる。
北海道のスポーツといえば、かつては相撲だったけど、それも農家の機械化が進むにつれて衰退し、いまやモンゴルが主流らしい。
だがこれからは、ジャガイモ、ジンギスカンに高校野球が北海道名物ってことになるかしらん。
夕方、いつものようにババのご機嫌伺い。
長いもが食したいとのリクエストに答え、真狩産の長いもと皮むき、おろし金を用意して病室へ。
洗面所で長いもの皮むいて、すりおろした。
まぁ、ババの喜んだことったら…
どうやらそれなりの計算があるらしい。
長いもならご飯がたくさん食べられる。
そうすれば、点滴もなく、まもなく家に帰れるという算段。
参るなぁ~
それでも、帰り際、「この病気は長くかかるからねぇ」とポツリ。
医者は病名をなんと伝えたか知らんけど、簡単に家には帰れない自覚はどっかにあるようだ。
とはいえ、余命半年の宣告からもうすぐ1年とは気づく気配もない。
来週はスイカかメロンがご所望だ。
これぐらいの親孝行なら、あと10年はできるのだけれど…