おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

アナウンス効果!?

2009年08月28日 | Weblog

朝には上がった雨だけど、また降りだしました。
しかもジャージャー降り。
午前7時の気温は18度と、寒くはありません。
それにしても、凄い雨だなぁ、、、

きのうはハニーさんが発熱し、寝込んじゃいました。
ここんとこ、ずーっと、ハニーさんはどうにも体調がよろしくない。
朝になっても熱があったら、病院へ行こうと思いましたが、なんとか熱は下がって一安心なのじゃ。

新型インフルエンザ問題もあって、いま病院へ行くってのは、感染しに行くみたいで、一番リスクがある感じ?
なんとかこのまま、病院へは行かずに回復してほしいものじゃ。

さて、
選挙の終盤情勢はというと、「民主圧勝の勢い保つ」ってことになっておる。
前回のTV・新聞の世論調査結果によるアナウンス効果で、「自民党への判官びいき」が有権者に働いて、民主党の勢いが鈍るかと思ったけど、そうではなかった、ってことなのじゃ。

このアナウンス効果、正反対の2種類があるといわれておるそうな。
「バンドワゴン効果」と「アンダードッグ効果」と呼ばれるものだ。

バンドワゴンは音楽隊の先頭を走る車のこと。
「バンドワゴン効果」は、「時流に乗る」「多勢に加担する」という意味。
今回のTV・新聞の世論調査の結果を丸々受け入れて、勝ち馬に乗ろうってことで、さらに調査結果を加速させる事態を言うそうだ。
これまで、自民党一本だった業界団体も、民主に二股かけたり、自民から乗り替えたりってことになるのじゃ。

一方のアンダードッグは、「負け犬」。
これは判官びいきのことで、世論調査とは逆の結果になるそうな。
人間の心理、なかなか難しいことになっておる。

今回の有権者の投票行動、いまんとこはバンドワゴン効果が働いておるってことのようだ。
「民主党300議席超え」「民主320議席も」という、文字通りの劇的な調査結果を受けて、これに乗っかって、「イケイケドンドンだぁ!!」ってことのようだ。

でも、これって、あんまり賢い感じがしないなぁ。
前回の「郵政選挙」に多くの有権者が踊って、結果、泣きを見た、みたいでさぁ。
それでも、ここはどうしても自民党に退場してもらわねばならん時で、とりあえず政権が交代するってのはいいことだと納得させておりまする。

また今回は、期日前投票もかなり多いそうで、投票率が高くなればなるほど、組織票で成り立つ「ナンミョー」は風前の灯。
これはなんともメデタシ、メデタシなのじゃ。

それよりなにより、過日の閣議後の記者会見で、あの賢い与謝野さんが、わけわからんことを言ったとして世界の笑いものとなっておるそうな。
その発言とは、
「国会があたかも一党独裁になりかねない勢いだ。自民党であれ他党であれ、ブレーキ役が厳然と存在することが必要ではないか」だそうだ。

なんで笑いものかというと、この53年もの長きにわたってニッポ国を事実上支配したのが自民党なのに、「一党独裁って、何言ってんの」と世界のメディアも呆れたというのじゃ。
確かにブレーキ役は必要ですけど、そこはこれからの新生自民党に期待がかかるってこと。

民主党は、そりゃ経験もないし、右から左までごちゃ混ぜだけれど、しがらみもないわけで、自民党よりはかなりマシじゃぁないのかねぇ。
それに、とりあえずは、民主的な政党だぜぇ、酷いこと言ってるわぁ。

事実上の総理とも言われた与謝野さんともあろうお方が、「負け犬の遠吠え」はあまりに情けない。
「サメの脳みそ」並みなのじゃ。
なんでもそうだけど、末期とはこういうことになるのじゃね。

ってことで、ニッポン国が、もしかすると、衰退から再生へ向かうきっかけになるかもしれない総選挙の投票日は、いよいよあと2日に迫ったのじゃ。
よい子は、こぞって投票に行きましょうねぇ!!