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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

映画「ぼくの大切なともだち」いがったぁ~

2009年08月04日 | Weblog
晴れて、気持ちのいい、爽やかな朝です。
近畿、東海地方では、観測史上最も遅い梅雨明けだそうです。
梅雨のないといわれるわが北海道ですけど、実感としては「まだ梅雨明けしてません」ってかんじなのじゃ。

それでも、ご当地には夏休みの観光客がごっちゃり来ており、たいそう賑わっておりまする。
いい季節なんだけど、天候はいまいちだし、農作物はコタコタで、今年はなんだかなぁ~の夏でござります。
で、この冬は暖冬だってさ。

あっ!!きょうは暑くなりそうです。

さて、
きのうハニーさんと一緒に久々にビデオ借りて観ました。
そして二人して泣いちゃいました。
フランスの名匠、パトリス・ルコント監督の映画「ぼくの大切なともだち」です。
観てない方は、ぜひとも観ていただきたい2006年の傑作なのじゃ。

ルコント監督といえば、おぢが観たのは90年代に公開された「仕立て屋の恋」「髪結いの亭主」
この二本の傑作観て、すっかり大ファンになったのだけれど、その後は映画を観る機会そのものが、かなり減ってました。
この監督の作品、見逃してる作品をビデオ屋さんで探すことにします。

映画は、美術商の中年男が主人公。
誕生日パーティに集まったお仲間から「お前の葬式には誰も来ない」「おまえなんかに親友はいない」と散々な言われよう。
反論したけど、賭けをするハメに。

「20万ユーロの大金で落札した壷を賭けて、10日以内に親友を連れてくる」賭けなのじゃ。
変な話だけど「親友」探しに歩くのじゃ。
だけど誰からも相手にされず、自分に親友などというものがいないと知る。
そんな時に知り合ったタクシー運転手に「友だちづくりのコツ」を教えてもらおうとしたのじゃ。

で、ここからが一気に面白くなる。
ユーモラスだけれど、それでいて観劇後は、シミジミ涙がこぼれます。
クイズ$ミリオネアのフランス版も見もので、今年公開された「スラムドッグ$ミリオネア」は、この映画からヒント得たんじゃないかと思っちゃいましたです。

アカデミー賞8冠制覇した「スラムドッグ$ミリオネア」もよかったけれど、おフランス映画「ぼくの大切なともだち」も必見なのじゃ。
夫婦、恋人、親子で鑑賞するのもよろしい、チョーお勧めの作品。

いいなぁ映画は…
その映画が気楽に観れないのが、田舎暮らしの唯一不便なところ。
ぐやじぃ~