おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

丹羽中国大使、楽しみじゃねぇ…

2010年07月27日 | Weblog


午前9時の気温はプラスの24度。
曇り空のどんより天気でござります。
なのにセミの鳴き声の五月蝿いこと五月蝿いこと。

おぢとハニーさん、今朝もなかなか起きることができませなんだ。
風邪なのかなぁ?
ふたりとも体調はイマイチ、なのでござります。

ニュースを見ると、
本州では、連日の暑さで熱中症による死者がドンドコ出たり、突如発生するゲリラ豪雨が酷いことになっておったり、天候の影響でニッポン各地は、あれこれしんどいことになっておる。
我が北海道では、1年前の大雪山系トムラウシの遭難事件の現場検証だそうだ。
亡くなった方の多くは、真夏の最中に低体温症だったとか。

ちょっと暑かったり、ちょっと寒かったりで、たいそうややこしい。
なんだかんだ、自然の力には勝てないことになっておるのが人間さまなのでござります。

さて、
中国大使に丹羽宇一郎さんが就任するそうな。
伊藤忠商事の会長で、中国政府とはたいそう太いパイプがあるそうな。
外国人記者クラブでは、「中国の軍事費が不透明だ。ちゃんと公開すべき」などと発言しておって、きっちり中国に物言えるお方らしい。

問題山積の日中関係ではござりますが、このお方の活躍でなんだか解決できそうなことがごっちゃりありそうで、たいそう楽しみな人事なのでござります。
我が家の愛読誌、「通販生活」の春号に、この丹羽さんが提言する聞きなれない「『徴農制』導入に反対ですか、賛成ですか」という企画がござりました。

徴農制とは、農繁期に大学生が農家のお手伝いをする制度らしい。
で、国立大学では、農学部に限らず、農業を単位制にするというものなのじゃ。
たいしたよろしい制度でござる。

農業を志す人も出てくるでしょうし、安い労働力も農家に提供できる。
農家を目指さん人でも、農家の大変さや食物の大切さも学べるという、まことにけっこうな制度なのじゃ。
で、丹羽さんは「農地を集約化すれば、コスト半減も夢ではない」「大規模生産を目指す人を支援すべき」などと提言しておるそうな。

中国大使としての活躍にも期待しちゃうけど、この徴農制もなかなかよいアイデアじゃ。
右肩下がり経済に加え、バラマキ大王の自民党政治のおかげさんで、ニッチモサッチモいかない我がニッポン国、徴農制の導入はたいそう面白い。
まずは、中国大使での活躍が見ものなのじゃ。

暗い、どもこもならんわが国ではござりまするが、楽しみなことも、あるにはあるのでござります、ハイ!!