午前5時の気温はプラス20度。つい先ほどから雨が降り出しました。蒸し暑い朝でござる。
7月もまだ上旬というのに、なんちゅう暑さでしょう。
きのうも日中の最高気温は30度はありました。しかもジメジメしておって、いつもの「爽やか北海道」とはエライ違いなのです。
そんな中、我が家では先日からデッキの解体、新設工事が始まりましたです。
去年は写真手前のデッキを作り直したのですが、今年は奥と玄関なのです。
前回同様、ニセコのKさんにお願いしております。
完成がたいした楽しみなのですが、古いデッキの解体中に思わぬものを発見して大ショックでござった。
ログの一部が腐っておったのです。
我が家のコンクリートのいわゆる布基礎の上に、半割のログが乗っております。
そして、その上にずんずんログが積み重なっておるのですが、一番下にあるその半割ログが腐り始めておったのです。
我が家存亡の危機でござる。
きのうそれをKさんが発見し、おぢはすっかり意気消沈してしまったのでした。
なにせログの一番下ですから、腐りきっていたら、我が家そのものがアウト!!
そこで慌ててネット検索、あちこちに写真を添付したメールを送り、問い合わせいたしました。
すぐに回答してくれたのは、小樽にあるログハウス建設会社の「トベックス」でござった。
驚いたのは、この会社には「メンテナンスの専門家」がおったってこと。
このお方が懇切丁寧に対処方法を教えてくれました。
まずはとにかく腐った部分をキレイに取り除くこと。そして、水はけを良くして「サドリン」を塗れば、この程度なら大丈夫とのご意見をいただいたのです。
とにもかくにも、ホッといたしました。
そして、今度はそのサドリン探しでござる。すぐに見つかったサドリンとは、デンマーク製の塗料で、ペンキのように塗膜をつくらないことから、通気性が良くて、木の呼吸を妨げないのだそうな。
我が家のログに塗っておる「ステイン」とよく似ているようですけど、ここはメンテナンスの専門家のご意見に従って、サドリンを購入することにいたしました。
で、この製品は玄々化学工業という会社で売っておるのですが、サドリンってば、いっぱいあるのです。
なので、どのサドリンがよろしいのか、またまた問い合わせ中なのでござる。
それにしても今回の腐った部分、長さにして1メートルほど、深さ2センチ程度で済みそうなので、なんとか補修できそうでホッとしております。
おぢがハニーさんに残せるものって、わずかばかりのおカネと土地、そしてこの家だと思ってましたから、ショックは大きかったのよねぇ、、、
さて、
安倍政権は原発再稼働に向けてまっしぐらでござる。
そもそも、国民の7割が反対する原発を、再稼動しようという心根が許せません。
ご尊敬申し上げる政治家でした田中秀征さんも、警鐘を鳴らしておる。
田中さんは興味深いことを申しておったです。
「おそらく、今回の原発事故が自民党政権下で起きたならこうはならなかった。自民党政権下でも民主党と同じように脱原発の方向に向かっていたはずだからである。」
そんなものですかねぇ、だとすれば、まったくもって民主党政権は無用でござった。
「自民党政権下で起きてくれれば」、と言ったら福島の人に怒られますけどね。
そして、田中秀征さんはこうも申しておる。
「自民党は政権の座に就くとこれを難なく撤回し、あたかも、再稼働による経済成長か、それとも脱原発による経済停滞かの二者択一を参院選で国民有権者に迫ろうとしている。」
「だが、それで通ると考えているとしたらいかにも読みが甘い。なぜなら脱原発への国民の決意は決して風化しないからである。」
「脱原発の声が小さくなったり、デモの動員数が減ったりしたからと言って、それが「できるだけ早く」再稼働することを望んでいるわけではなく、決意が揺れていると見るのは間違いだ。」
おぢもそう思います。
脱原発の流れは、けっして風化いたしません。
なぜなら一旦過酷事故が起きたなら、周辺住民の生活や人生が大きく狂ってしまうからなのです。
しかも子々孫々にツケが回るどもこもならん核のゴミ処理だって、なんら目途さえ立っていないままじゃ。
原発の立地自治体でのインタビューは必ず「再稼動してほしい」です。
なにせ、町村の経済から何から、なにもかにもがカネでがんじがらめですから、再稼動してほしいというに決まっておる。
それもこれも、明確に脱原発へ舵を切らないからに他ならないとおぢは思いまする。
原発の解体処理なら、この先何十年も作業員の働く場ができる。
原発でカネが落ちてこないなら、火力発電やその他の自然エネルギー発電を誘致すればよろしい。
なにせ、原発には立派な送電網が備わっておるから、他の発電も容易ではないかね。
「腐れ原子力ムラの皆々さま」を食べさせるために、国民の生命財産を危機に陥れる原発なんぞ、ニッポン国にはまったく不要!! と申しておきましょう。