おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

大谷を「見せ球」に使った日ハム!!

2016年10月30日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス2度。

まだ薄暗いのですが、あたり一面真っ白でござる。

とうとう積雪です。

わずか2~3センチではありますけどね。

寒そな雪景色ではありますが、ニャンコは寝床を出て、窓の外でご飯を催促しに来ておる。

なので、そそくさ行ってまいります。

…行ってまいりました。

雪は重くて、べたべた。

ご飯を頂いた5匹のニャンコさまは、食べたらソッコー寝床に戻ったのでした。

おぢは単なるご飯の配達人、給食のおじさんでござる。

ワンコのように、ご飯をいただけるのは愛する「ご主人様」のおかげ、などとは思ってないわけ。

しかも、ピュナリワンという、4キロ入り3200円ほどの高価なご飯を月に2~3袋食べさせておる。

おかげで、これを食べさせてからというもの、病気知らずで皆さんお元気ですけどね。

そのご飯も、これまでずーっと近くのホームセンターで買ってましたが、今回からネット通販ですわ。

2袋まとめて買うと送料無料、しかも約1000円もお安いのです。

ネット通販、恐るべし!!

…と書いておったら6時25分、恒例「Eテレ朝の体操」でござる。

毎度申し上げておりますが、日曜日はTシャツにパンツルックの皆さんが体操する。

そしていつものように、その姿に萌える怪しいおぢなのでした…

ところで、

北海道日本ハム、

とうとう10年ぶり、日本シリーズを制覇いたしました。

札幌での3連勝の勢いそのままに、敵の本拠地広島で、まさかまさかの優勝でござる。

この試合、見どころはというと、またもや8回でござる。

中田翔がフォアボールを選んだあの場面ですわ。

打席に4番中田翔が立つと、日本ハムは大谷翔平をネクストバッターズサークルに立たせて、素振りさせたのです。

怖い顔した相手ピッチャーのジャクソン、前門の中田翔、後門の大谷翔平にビビらんわけがない。

でもって、これが中田の押し出しフォアボールに繋がるのです。

日本ハム、なかなかの心理作戦を展開したものです。

そして、中田が歩いたあと、これまた驚いたことにネクストバッターズサークルの大谷を引っ込めちゃう。

いまやニッポンを代表する大選手大谷翔平を「見せ球」にしたわけだ。

広島のジャクソン、そうとう怒ったと思う。

おぢはこれで「ジャクソンがキレた!!」と思いましたわ。

おぢがジャクソンの立場なら、ムカつくどころの騒ぎではございません。

日ハム首脳陣、大谷を使って大変な心理作戦を2度も展開したのでござる。

ここがもう勝負の分かれ道。

レアードの満塁ホームランは、こうして追い詰められたジャクソンの失投で生まれたんじゃないかとおぢは睨んでおる。

ま、ど素人のいうことですから、あてにはなりませんけどね。

それにしても驚いたのは広島カープのファンですわ。

熱烈応援ではありますが、ひいきのチームが負けても、なんとまぁ礼儀正しいこと!!

カープファンの皆さんにビックリいたしました。

怪しい女性タレントが「カープ女子」を名乗り、マスコミで喧伝されてましたけど、筋金入りのファンは礼儀も正しけりゃ、応援も凄かった。

そんなこんなで広島カープ、地元密着で愛されるチームなんだとしみじみしたりもいたしました。

おかげさんで、きょうは寝不足ですわ。

我が家では、早いときは9時前に寝ますゆえ、体調イマイチ!!となりましたです。

さて、

毎度毎度、原発の話ですわ。

申し訳ないけど、こと原発に関しては正しい情報を提供して、大ウソこきの原子力ムラの皆さんをなんとしても退場に追い込みたいおぢ、そこは日々奮闘しておるところじゃ。

ってことで、今週号の週刊文春、阿川佐和子さんの対談「この人に会いたい」に小泉純一郎元総理が登場しておる。

まずは脱原発を標榜する小泉さんを、週刊文春が阿川さんのコーナーに持ってきたことに敬意を表しまする。

かつて週刊文春には「電事連」(電気事業連合会)の大きな広告が載っておって、「ああ、なんだかんだいいつつ、文春は脱原発とはいいにくいか…」と思っておった。

そこが大きく変わって小泉さんの登場なのです。

世論が脱原発に大きく舵を切ってきておることもあると思う。

鹿児島県に三反園知事、新潟県に原発慎重派の米山隆一知事が誕生したこともあるのでしょうかね。

ってことで、対談で小泉さんはこう申しておる。

「総理を辞めて時間ができたこともあって自分で勉強したら、原発は安全、コストは一番安い、永遠のエネルギー、これが全部嘘だとわかった」

さらに、「太陽光は日が照らなきゃダメ、風力は風が吹かなきゃダメ、地熱にしてもね、原発の代わりにならないと。でも去年の3月の時点で、太陽光の電力は2700万キロワット。原発10基分以上の電力を太陽光だけでやっちゃった」と申しておる。

文春にも、校閲ガールかどうかは知らんけど、校閲の人がチャンといて、小泉さんの述べた数字をしっかりチェックしたに違いない。

ですから、去年3月の時点で原発10基分の太陽光発電があるのは間違いない!!

いまならもっと多いか!?

太陽光発電、ポンと置くだけなどとおぢは申しておりますが、実際にはしっかり鉄骨などで補強して設置せねばならんけど、大量のコンクリートで固めた原発より、コストは安いに決まっておる。

そして太陽光発電は、燃料が燦々と輝く太陽さんだから燃料代はなしってことだ。

一方原発はというと、使用済み燃料という危険極まりない廃棄物が出て、その廃棄場所も決まっていない体たらく!!

そこで小泉さんはこうも申しておる。

「なぜ原発ゼロが実現しないかというと、技術的な問題とか石油との関係とかじゃなくて、原子力村という利権構造にある」

ごく一部の利益集団のために、国民が犠牲になり、一旦事故ともなれば、地球規模の大汚染を引き起こす。

原発は「百害あって一利なし」と、おぢは百回でも二百回でも申しておきまする!!