午前7時の気温は、な、な、なんとマイナス3度。
この秋初めて朝の気温がマイナスじゃ。
冬の足音はいきなり駆け足に。
写真は先年我が家の敷地内から発見された「石臼」でござる。
ニャンコの水飲みや土の付いた野菜、汚れた靴を洗ったりするのに重宝しておる。
ここにしっかり薄氷が張っておって、これ初氷。
そばの水道はホース内が凍っておって、水は出ません。
家のまわりにも一面霜が降りてます。
冬支度、急がねばなりませぬ。
さて、
石炭などを使う火力発電所の最大の問題といえば「大量のCO2を排出する」こと。
ちょっとでも環境問題に関心のある方なら、よ~くご存知でござる。
地球温暖化を防ぐためには、なんとしても、このCO2を削減せねばならんわけで、原発推進派のよりどころのひとつは、このCO2問題。
原発は「CO2を出さない優れた発電システム」がひとつのウリでござった。
ところが火力発電でも、排出するはずのCO2を回収するという、国内初のプロジェクトがスタートするそうな。
「電力・エネルギーの専門メディア、スマートジャパン」が伝えておる。
回収したCO2は、必須アミノ酸の製造に使うのだそうな。
CO2ってのは、「百害あって一利なし」と思っておりましたけど、さにあらず。
この記事によると「必須アミノ酸の『メチオニン』を製造する工程でCO2を副原料として利用する」のだそうな。
このメチオニンというのは、医薬品や家畜の飼料に添加する目的で大量に使われるものなのだとか。
愛媛県新居浜市にある稼働中の火力発電所で行なわれるプロジェクト、成り行きが注目されるのですわ。
また、スマートジャパンは全国各地で進む自然エネルギーの活用にも触れておる。
なんでも、キノコから竹までがエネルギー源になるというから、技術の進歩は凄い。
国が選定する「バイオマス産業都市」に指定された全国34地域が認定を受け、そこでは家畜のウンチやら、生ごみ、もみ殻までがエネルギー源になる。
これでバイオマス発電や燃料をつくったりするのだそうな。
しつこいようですけど、原発なんぞはもう完全に古臭い。
コストが安いってのも大ウソなら、原発が無ければニッポン経済がダメになるもウソだった。
ニッポンの原発、まだわずかしか動いてないけど、経済には何の支障もない。
過渡期のエネルギーとして必要な時代があったかも知らんけど、もう不要。
福島の悲劇を繰り返さないためにも、もうおさらばするのが筋ってもんだと思う、初氷の朝でござる。