午前7時の気温はプラス3度。
つい先ほどから冷たいみぞれがジャンジャン降り始めた。
あたりの景色も寒々しておって、寂しい限りです。
冬本番のスキーシーズンも、もうすぐそこでござる。
ところで、日本シリーズでござる。
日本ハム2連敗でござる。
両試合とも得点したのは1点だけと打線が湿りっぱなし。
判で押したように5対1で敗れておる。
でもって、そもそも大一番に弱い主砲の中田がいいところなしだ。
なんとか札幌ドームの3連戦で、3連勝でもしないと勝ち目はございません。
とはいえ、札幌ドーム第1戦は、引退表明した黒田投手が出場じゃ。
「セイバーメトリクス」とかいう、AIとビッグデータを活用する日本ハムの手法、その真価がいよいよ問われるのでござる。
さて、
きのうの読売新聞に「廃炉費用負担 新電力は除外」という記事が出ておりましたです。
これについて経産省が方針を固めたとの記事でござる。
そもそもですけど、原発解体の費用を無関係の新電源がなんでせなあかんの?
という至極当たり前のことを申したに過ぎませぬ。
原発解体費用を電気を使う人すべてに負担させようというのが、まったくもって見当違い!!
なにせ原発はコストが安くて、ニッポン経済はこれがないとどもこもならん、と申しておったのがその経産省でござる。
そんなにコストが安いのに、なんで解体費用が自前で賄えないの?
まことに不思議でござる。
実際にはコストが安いというのは大ウソで、なんとか国民すべてから廃炉費用をいただかないと、原発を抱える電力会社の経営が廃炉費用で押しつぶされ、成り立たなくなるということらしい。
冗談ではございません。
記事によると、事故を起こした福島の1~4号機を除き、国内50基の原発解体費用は2.9兆円に上るそうな。
そのうち、現時点で廃炉費用1.2兆円がまだ積み立てられていないというから呆れます。
事故を起こした福島原発の解体費用はどんだけになって、それはだれが負担するのっていう大問題は残ったまま。
コストが安いと言ってたわりに、これまで世界と比較して高額な電気料金を負担してきたのがニッポン国民でござる。
電力が地域で独占され、競争がなかったためじゃ。
儲かってきたはずの原発を所有する国内9電力事業者、原発解体費用を積み立てていないってことがそもそも変じゃん!! って話だ。
ただでもトイレのないマンションで、使用済み燃料をどうしよう、って話。
これに加えて、解体費用さえも積立ててないって、なんじゃらほい!!
経産省は今回「解体まで含めた作業が原発事業の一環であることから~中略~自力で捻出させることにした」と至極当たり前の結論に落ち着いておる。
そんなもんは、当たり前田のクラッカーと申しておきましょう。
しかし、記事は最後にこう締めくくっておる。
「一方、既設の原発の建設費などの関連費用は、送電料金に上乗せする仕組みを活用し、新電力にも負担を求める」だそうですわ。
そこはヒデー話だと思いますけどねぇ、、、
あっ!! そういえば、台湾は2025年までに原発を廃止するそうな。
ニッポンと違って、賢い選択ですなぁ、、、