おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「油」の新常識をご存知か?

2017年04月06日 | Weblog

午前6時の気温はなんとプラス1度です。

朝の気温がマイナスになったのは去年のいつごろでしたかねぇ、、、

ってことで、当ブログで辿ってみると昨年10月31日の午前6時がプラス1度なのでした。

我が家の温度計のことですから少々正確さには欠けますが、ほぼ5カ月ぶりにプラスってことです。

北海道もいよいよ春らしくなってまいりました。

ところで、

最近は「脂肪」や「油」はちゃんと摂った方がいいという新常識をご存知か?

コレステロールが多いとされるタマゴも、かつては1日1個にした方がいいとも言われたけれど、どうやらこれが違うらしい。

タマゴ食べたから体内のコレステロールが増えるということではないらしい。

油やコレステロールの常識は大きく変わってきておるのです。

まずはバターですわ。

おぢ世代は油が身体に悪いとされ、まずいマーガリンを食べておる皆さんが多かったです。

おぢはというと、「あんな拙いモンどこがいい!!」と人生で自分から食べた記憶がないほど大嫌いでござった。

結果的には、パンや料理などにいまも勝手に入ってますからけっこう食べておるはずですわ。

最近は食パンを買うときにも、マーガリンが添加されたモノは避けて、オリーブオイルが入ったものにしております。

そして、自宅でトーストをいただくときは、子どもの頃から今に至るまで必ずバターでした。

マーガリンは単に「おいしくない」ためでしたけどね。

そしたら、ここへきてバターや肉に多いとされる「不飽和脂肪酸」は、多く摂取した方が良いとされるようになってきた。

なんでも、脳梗塞による死亡リスクはこの不飽和脂肪酸を多く摂取した人の方が少ないのだそうだ。

すっかりバターが見直されて、おぢはたいしたいい気分でござる。

その一方、スーパーで幼い子どもを抱えたお母さんが、マーガリンを買ってる姿を見るにつけ、この子の健康は先行き大丈夫かと気にもなる。

なにせマーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、アメリカで2018年から食品への添加が禁止されまする。

「日本人はトランス脂肪酸の消費が少ないから大丈夫」との説もあるけれど、他の国で禁止されるモノをあえて摂る必要があるのか???

実際には、あれやこれやの食品にトランス脂肪酸が入っておるのがニッポンの食品事情ですから、積極的に摂る必要はないんでないの? と思うおぢでござる。

また、我が家では毎朝ただく納豆に「アマニ油」を加えておって、サラダには市販のドレッシングとともに少々お高いけど安心な「オリーブオイル」を加えていただいておる。

アマニ油は、オメガ3脂肪酸の食用油で、主成分はアルファリノレン酸。

その一部は青魚など多く含まれる(EPAエイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に体内で変換するそうですわ。

ご存知のようにEPAやDHAは血液サラサラ成分ですから血栓の防止や動脈硬化に効果がある。

オリーブオイルには抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれておるという。

抗酸化作用とは老化を防ぐってことでござる。

そんなこんなで、トランス脂肪酸に代表される油は身体によろしくないけど、バターやアマニ油、オリーブオイルは体によろしいことになっておる。

意外に揚げ物好きの我が家では、揚げ油は「コメ油」しか使わないことにしておりますしね。

いずれにせよ、少々お高いけど、いい油を使った料理で、楽しくおいしく健康的に、ってことのようでござる。