おぢのニセコ山暮らし

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アメリカが「北朝鮮を先制攻撃の準備」と米報道

2017年04月14日 | Weblog

午前7時の気温はプラス1度。

きのうとはうって変わって、スカッとした青空が広がる清々しい朝でござる。

札幌管区気象台の予報によると、今日は終日晴れのお天気で、ご当地の最高気温も14度まで上がるそうな。

台風一過のような気持ちのいい朝を迎え、たいした幸せ気分を感じておる。

そんな爽やかな朝というのに、国際情勢がずいぶんと「きな臭い」。

米NBCテレビは米政府が「北朝鮮を先制攻撃する準備」と伝えておる。

金日成の生誕祭を明日に控え、北朝鮮とアメリカがいきなりヤバい「チキンレース」を始めたってことだ。

「キューバ危機」を彷彿とさせる危うい事態でござる。

仮に米軍が北朝鮮の核基地を攻撃したとして、それですべてが一気に片付づくわけではないからねぇ、、、

北朝鮮だって、報復のためのミサイルをニッポンや韓国に向けて発射する可能性がある。

北朝鮮陸軍も38度線を超えて韓国に進攻する可能性もある。

そうなると「第2次朝鮮戦争」の勃発ござる。

おぢが生まれる前の年に発生した朝鮮戦争では、南北朝鮮で計300万人が死亡しておるけど、今回はそこにニッポン人も加わることになりかねない。

北朝鮮が発射するミサイルの標的は、韓国や米軍基地だけじゃない。

アメリカや韓国の同盟国であるニッポンにもダメージを与えようとするわけで、そうなりゃ当然のことながら原発も狙われる。

放射性物質が広範囲に飛び散るわけで、効果抜群のターゲットが原発でござる。

泊原発をロケットが直撃すれば、外国人でにぎわってきたニセコは瞬時にアジャパーでござる。

韓国だって、数10万人、数100万人単位の人的被害が出ることも想像される。

どうにもこうにも困った北朝鮮の将軍様を、ピンポイントで殺害するという「斬首作戦」なら戦争に至らない可能性もあるけれど、核基地攻撃だけならそのリスクはあまりに大きい。

戦争をすると、支持率が上がるとされる米国の大統領が、ウケを狙って北朝鮮攻撃に打って出る可能性も否定はできません。

なにせ「アメリカ・ファースト」、トランプにとって他の国民はどうでもいいのだ。

遠い極東の地で、韓国人やニッポン人が殺されてもアメリカ人には被害が出ないからいい、って話なのだ。

世界を呆れさせる困った金正恩だけど、各国が協調し、慎重に慎重を期して北朝鮮に対応しないととんでもない事態になる。

こういうときは「威勢のいい右翼の皆さん」がイケイケどんどん、調子こいちゃうわけだけど、そりゃもうヤバイだろって話なのだ。

アメリカによる北朝鮮の核基地攻撃は、ニッポンにも甚大な人的被害を与える可能性があるのだと心しておきましょう。