きのうは当ブログ、勝手にお休みいたしました。
数少ない読者の皆さん、スマンこってす!!
きのう、おととい、ハニーさん実家の皆さんと「弘前の桜」を見物してまいりました。
北海道新幹線に乗って新青森駅から弘前に参ったのでござる。
初の北海道新幹線、スムーズな動きでしたわん。
トットとご当地までつながり、さらには札幌までつながるといいんだけどねぇ、、、
弘前の桜事情、詳しいことは後述いたします。
そんなこんな、4月26日午前6時の気温はプラス3度。
今朝も、たどたどしいウグイスのさえずりで目が覚めました。
雨上がり、雲が低く垂れこめたニセコの朝なのでござる。
写真は、
きのう弘前城公園で撮ったもの。
あっちもこっちも、見事な桜で驚きました。
なんでも2600本もあるそうで、その美しさは天下一品!!
タクシーの運転手さんは「京都から来たお客さんが、弘前の方が素晴らしい、と話してました」とおぢに言ってました。
弘前の桜はそれほど素晴らしいってことらしい。
そうなるには、ちゃんと理由があるのです。
まずはソメイヨシノが低く横に広がるこの枝ぶりでござる。
なんでも、ソメイヨシノは一般に上に上にと伸びるそうですけど、弘前では横に広がっておる。
これ、リンゴ農家の技術だそうです。
青森から弘前までレンタカーでドライブしたわけですが、両側に広がるリンゴの木は、ご当地の近く仁木町や余市町の木に比べて、高さも低く、枝の広がりも少しばかり違うような…
リンゴの木の育て方と同じ、枝が横に広がる技術が、弘前独自というソメイヨシノの美しさを演出しておるそうですわ。
それに加えて、市役所の職員でもある「樹木医」の存在でござる。
弘前城のある桜をすべてナンバリングし、毎日チェック。
木が腐りかけておれば、治療するのだそうです。
写真は撮り忘れましたが、一見、外国の「森林レンジャー」みたいな格好の美人さんでした。
数人が公務員として市民の所有する木の面倒をみたり、講演などもするとか。
人気を集める職業だそうですが、倍率が相当高く難関だという。
市民の尊敬も集める存在だそうですから、さもありなってことだ。
彼ら樹木医が、数100年経った古木もちゃんと生かしつつ、管理して育て、美しい桜を咲かせるのだそうです。
これまでは「花よりだんご」「あっという間に散ってしまう桜のどこがいい?」と思っておったおぢです。
それが生まれて初めて、桜と桜並木に大感激したのでした。
前述の知識はというと、無料で案内してくれる地元ボランティアガイド「高橋繁さん」が披瀝してくれたもの。
77歳ということですが、弘前さくらまつりの期間中は毎日ガイドしながら1万8000歩から2万歩も歩くそうです。
豊富な知識とともに、元気で明るく我々観光客に接しております。
秋田出身だそうですが、すっかり弘前の桜に魅せられ、いまは地域に貢献しております。
そんな姿勢に心打たれました。
写真のようにいい表情したボランティアさんなのでした。
当ブログを借りて、改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。おかげで十分楽しめました。
次に機会があれば2泊3日か、3泊4日の日程を取って弘前の桜見物に出かけることを、いま考えております。
上の写真、弘前城は現在石垣工事のために本来の場所から移動しておるのですが、そのおかげで、奥に見える津軽富士「岩木山」と並んだ写真が撮れるのだとか。
ご当地エゾ富士もいいですが、津軽富士は凛々しく美しかったです。
石垣の修復工事が終わり本丸が移動すると、この景色は撮影できないという、今だけの貴重な写真でござる。
下の遊覧船? も今年スタートしたものだそうで、これにも乗りたかったなぁ~
時間が無くてムリでしたけど…
あすはこの前日の「夜桜」なのだ。
ヨロピクね!!