おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

脊椎損傷の新しい治療が札医大でスタートだ

2019年05月06日 | Weblog

午前6時の気温はプラス7度。

曇り空で無風、シラカバが芽吹いて、新緑が顔を出してます。

今年のシラカバ花粉は多いのか、少ないのか?

花粉症のおぢですが、いまんとこ鼻水ダラダラはありません。

目が少し痒いけど…

この程度で収まるといいのですが、どうだろか???

ところで、

4日付のNHKニュースが「脊髄損傷の患者に、患者自身の特殊な細胞を利用して症状を改善させる治療が国に条件付きで承認された」と伝えました。

しかも「札幌医科大学では公的な医療保険を適用した治療を今月から開始することになりました」というから保険適用で実用化ってことになる。

脊髄損傷って、ちょっとした事故でも歩けなくなったり半身不随になったりと、患者にとっては心身ともに大きなストレスだ。

しかもこれまでは治る見通しなどほぼなかった。

これが「患者の体内から取り出した『間葉系幹細胞』と呼ばれる特殊な細胞を培養して増やし、1億個ほどを血液中に戻して症状の改善をはかる」というのだから画期的なのだ。

残念なことに対象者は「脊髄を損傷してからおおむね1か月以内の重症患者」だそうで、損傷から何年も経った人はダメなようです。

とはいえ、脊椎損傷が改善されて、歩けるようになったりするなんてこと、以前なら考えられませんでした。

医療は確実に進歩しておるわけで、なんだか凄い。

ビッグデータによって、これまで解析するのに何年もかかっていたものが、瞬時に解析される時代ですから、進歩のスピードが桁違いに早くなった。

ガン治療なんかも一気に進んでほしいです。

ついでながら、ここ数年大注目されていた「スパーバー」って会社が開発しておりました「クモの糸を手本にした繊維」もいよいよ実用化だそうな。

「タンパク質を合成して、クモの糸の構造に似た繊維をつくる技術開発に成功し、このほど、軽量で破れにくいアウトドア用の服の試作品をつくりました」という。

ゴールドウインとの共同開発ってことになるんだろか?

ほぼほぼ、アウトドアウエアを毎日着ている我が家でも買えるような価格でしょうか?

軽くて破れにくいうえに、タンパク質を合成して作るそうだから、石油系の素材でないところもいい。

今年中に製品化というからこれも楽しみなのでした。

衰えてきたとはいえ、ニッポンの技術、凄いもんだなぁと思いますです、ハイ!!