おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「新型コロナは戦争」ならば戦争遂行能力が欠如したニッポン政府

2020年02月26日 | Weblog

まもなく午前6時半になります。

スカッと晴れのお天気で、気温はマイナス14度と厳しい冷え込みだ。

室温もまだ18度ですからおぢも着こんでパソコンに向かっております。

写真のニセコアンヌプリは、くっきりはっきりしております。

さて、

新型コロナウイルスです。

バカも休み休みしていただきたいと申しておきましょう。

きのうの羽鳥モーニングショーによると、クルーズ船では新たに厚労省職員と検疫官が感染したそうだ。

しかもこの厚労省職員はクルーズ船から下船して、そのまま職場に復帰したのだという。

下船したら、隔離とはいかないだろうけど、ソッコー職場復帰はないでしょう。

厚労省は「発症するまで勤務を続けたのは適切な行動だった」としておるそうだ。

感染対策の中心であるはずの厚労省内で、あろうことか感染を広げてどうするの???

口あんぐりして、情けなくもなる。

また、韓国での患者が急増しておることが指摘されてますけど、「ウイルス検査」できる数が違うというではないですか。

なんでも新型コロナウイルスを高精度で検出できるPCR検査は韓国で「1日5000件で、23日は4593人検査し、これまでに2万6179人が検査済みだと」玉川さんが紹介した。

一方我がニッポン国はというとクルーズ船を除くと「千数百人」というからケタ違い。

ニッポンでは検査したくてもできない状況ですから、そりゃぁ患者数も増えてこない。

中には「よっぽど重篤でないと検査ができないと医師から断られた」ケースもあると、羽鳥モーニングショーは伝えておった。

なのでニッポンでは、現在わかっている患者数の10倍、100倍はいる可能性がある。

民間を使うと検査はもっとできるというけど、そこをさっぱりしていないのが安倍内閣だ。

そんな緊急事態の中、きのう政府は「基本方針」を示した。

だけど、新味があったのは萩生田文科相の「学校の臨時休校の適切な実施」ぐらい。

あとは「風邪症状なら外出を控える」なんて、至極当たり前のこと言ってる場合か? って話なのだ。

重要なのは「ウイルス検査に保険を適用」して誰でも検査できるようにすること。

ですが、実際には「意向を示した」程度。

ここは「保険適用を決めました」「今月中に実施する」と言ってもらわんかったらどもこもならん。

誰でも健康保険でソッコー「PCR検査」ができる体制を整えるのが喫緊の課題なのだ。

きのうの「基本方針」では、危機管理ってもんができておりません。

大体にして、国内感染がどんどん広がっている中、いまも「帰国者・接触者相談センター」って名称さえ陳腐。

でもって、ここに相談したからただちにウイルス検査してもらえるかというと、そうではないのが実態というからどもこもならん。

おまけに先ほどの羽鳥モーニングショーでは諸外国の対策費がニッポンに比べけた違いに多いそうだ。

ニッポンは金額も少なくちょっとだけなのだ。

こういうの「戦力の逐次投入」といって太平洋戦争で日本がボロ負けした原因でもある。

「新型コロナウイルス」との戦いは外国では戦争にも例えられておるという。

なのに我がニッポン国は戦力の逐次投入を継続中だ。

この先ニッポン国には、新型コロナウイルス「敗戦」が待ちかまえているのだと申しておきましょう。