おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

北海道の50代感染者って、どこの人? 加計学園の「感染症対策」もおせーて!!

2020年02月16日 | Weblog

まもなく午前6時です。

気温はマイナス7度で寒さが戻ってきております。

いまんとこ雪は降っておりませんが、今夜から明日にかけて大雪、吹雪だそうな。

ここしばらくは3月並みの暖かさでしたが、一気に逆戻りするようです。

北海道民の皆さま、こういうときこそ体調管理が大切ですぞ!!

ご自愛くださいませ。

…ってそんなこんなの今日この頃、

北海道で2人目の新型コロナウイルス患者だそうな。

50代男性で、集中治療室で人工呼吸器を装着しているというから重篤だ。

この人は1月31日に熱や倦怠感が出て2月3日に医療機関を受診。

14日に道内の衛生研究所の検査で陽性と判明したそうだ。

NHKなど各マスコミが伝えておる。

そこで問題は、この人がどこに住んでる人かってことになる。

どこのマスコミも、どこの市町村の住民なのか、まったく触れておりません。

これでは困る。

北海道道庁と鈴木知事は、ちゃんと「情報公開」してしてくれないことにはどもこもならん。

和歌山県湯浅町の済生会有田病院では、新たに2人の感染が確認されたという。

これでこの病院での感染者は5人になるとか。

和歌山県の仁坂吉伸知事がきのう2月15日に発表した。

昨夜のTBS報道特集で仁坂知事は「大事なことを正しく全て言う必要がある」と申しておりました。

住民の不安を軽減するには「情報の正しい提供」に尽きるのだ。

ところが北海道では、この50代男性がどこに住んでいるのかもわかんないって、どうよそれ???

本州の各県よりはるかに広い北海道で、中国への渡航歴のない人が、一体全体どこで感染したのか、どこの住民か、ちゃんと教えてくれないことには、不安が募るばかり。

特に「感染症」に敏感なことになっておる我が家にとって、これはとっても大事な情報なのだ。

これが公開されてないから余計不安にもなる。

確かに「観光と農業」で成り立つ北海道ゆえ、どこぞの観光地であれば、そりゃ影響も出る。

ご当地ニセコなんぞ海外からの観光客が大勢来ておりますから、影響もあるかしらん。

ではありますが、感染の拡大、不安の払しょく、感染対策を進めるためにも、この50代男性がどこに住んでる人なのか、しっかり情報公開してくれないことには困るのだと申しておきましょう。

そんなこんな、

コロッと忘れてましたけど、感染症といえば岡山理科大獣医学部つまりは「加計学園獣医学部」を忘れてはいけません。

先週開かれた衆院予算委でのことだ。

立憲民主党の阿部知子議員が、「今般の事案(新型コロナウイルス)に対して、いま加計学園はどんな活動をしているのか」と質した。

そしたら、萩生田光一文科相はこう答えた。

「今後の感染症、微生物学に関する講義のなかで取り扱うことや、今後、シンポジウムにおいて情報発信・啓発を行うことを検討している」

新型コロナウイルスについては、「講義」したり「シンポジウム」してるのが加計学園獣医学部なのだ。

おぢもすっかり忘れてましたけど、安倍さんは、加計学園獣医学部についてこう申してきた。

獣医学部新設の狙いは「人獣共通感染症対策」「新薬開発」

ここは新型コロナウイルスで世界中がビビっておるわけですから、まさに「人獣共通感染症対策」の成果を示してもらおうじゃんって話だ。

なにせ加計学園獣医学部には大枚約186億円もの税金が投入され、補助金もごっちゃり入っておるのだ。

「設立2年目だからなにもできない」って、そもそも変だろ!?

でもって萩生田さんは新型コロナウイルスに関してこうも述べたそうだ。

「海外の拠点で感染症研究をしている9つの大学に調査研究の検討を指示した」

だからもちろんこの9つの大学に加計学園獣医学部が入ってるかと思いきや、さにあらず。

9つに入ってないというから「はぁ???」って話だ。

一方、加計学園獣医学部が優先され、蚊帳の外に置かれた「京都産業大学獣医学部」はどうしてる?

京都産業大はというと、2006年に「鳥インフルエンザ研究センター」を立ち上げた。

そして2018年にはこのセンターを「感染症分子研究センター」にして、広範な感染症研究の体制を整えたそうだ。

加計学園獣医学部に関してネトウヨは「岩盤規制の突破だ」と正当化しておりました。

ところがギッチョン、2020年度、加計学園獣医学部における四国4県の受験生の特待枠「四国入学枠(四国枠)」合格者はゼロだ。

「岩盤規制の突破」で、「四国枠がゼロ」ってなんじゃらほい???

外されてしまった京都産業大の方がよっぽど感染症の研究してるじゃん!! 

四国に「獣医学部の特例枠」いらないじゃん!!

…って話なのだ。

つまり、加計学園獣医学部はどっからどうみても莫大な税金の無駄遣いだった。

そして、喫緊の大問題である「新型コロナウイルス対策」に、何の役にも立たないこともわかっちゃった。

「岩盤規制の突破」「人獣共通感染症対策」「新薬開発」とは笑止千万だ。

つぎ込まれた約186億円もの税金「返せ、戻せ!!」と思うおぢなのだ。

腹立つなぁ~