まもなく午前6時になります。
気温はマイナス9度で、久々に雪がジャンジャンどんどん降ってます。
昨夜から今朝にかけて10センチは積もったでしょうか?
例年に比べりゃ、ないに等しい積雪ですが、それでも「もう降らないかも…」と思ってたもんだから、少々気が重い。
きのう夕方、デッキはきれいに除雪したのに、いまはしっかり雪に覆われておる。
それも久々にパウダースノーだ。
札幌管区気象台の予報によると、この寒さと降雪はしばらく続く。
「帳尻が合う」かどうかわかりませんけど、この先しばらく除雪に追われることになりそうです。
さて、
「こんなことを言いたくはないが、安倍総理には危機管理能力が欠如しているのが明らかになった」――
作家の百田尚樹さんがツイッターでこう嘆いたそうだ。
安倍応援団にこういわれてはどもこもなりません。
ですが、さもありなん、ってことでもある。
こと新型コロナウイルスへの対応は、後手後手に回っておるのが安倍政権だ。
その背景は「中国からのインバウンドの減少」にビビったことが考えられる。
旧正月に中国からごっちゃりやってくるインバウンド客が減っては困ると考えたのだろう。
実際、今日の読売新聞電子版は、中国客40万人が訪日中止と伝えておる。
ようするに、国民のあずかり知らぬうちにニッポン政府は「観光立国」に舵を切っておったからねぇ、、、
現実は「衰退途上国」に成り果ててますから、なんとか景気浮揚しなきゃならん。
加えて昨年、消費税を10%にしちゃってますから、この先経済は相当ヤバい。
ってことで、新型コロナウイルス対策は後手後手になったというのが、うがった見方なのだ。
さらに17日に発表されるというニッポンのGDPは大幅なマイナスになるのだと、NHKニュースが伝えておる。
ニッポン経済確実にヤバいのだ。
そしてあろうことか、
このどさくさにまぐれて「憲法に緊急事態条項があればこんなことにはなっていない!」とトンチンカンなことを言い出す人がいるから困る。
中谷元・元防衛相が谷垣グループの会合で、政令施行の2月7日まで強制入院措置が取れないことに触れ、「法律を守り人が死ねば元も子もない。非常事態や緊急事態の場合は検査、隔離、監視、拘束する必要がある」「法律で対応できれば一番いいが、できないとなれば改憲議論が必要だ」と述べた(産経ニュース1月29日)。
おバカなことを申してくれては困ります。
現行法で十分に対応は可能なのに、それもできないからって、どうして憲法改正になるのかがわかりません。
当ブログでも散々書いたけど、「緊急事態条項」なんぞを許してはニッポンはとんでもないことになる。
災害等の非常事態のときには、「国民の基本的人権の保護を停止」して、国家権力が好き勝手に国民を統制できるようにしようというのが「緊急事態条項」だ。
これはヒトラーが使った手口。
かつて麻生さんが「ヒトラーの手口の学べ」と、とんでもないことを言ったけどまさにこれ。
ナチスの独裁への道はワイマール憲法の「緊急措置権」、つまり「緊急事態条項」だと言われている。
麻生さんはかつてこう述べた。
「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法がいつの間にか変わっていて、ナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口を学んだらどうかね」
どさくさまぎれにこんなことになっては困るのだ。
安倍政権の動向には注意しないと「いつの間にか」になってどうするニッポン!!
と先行きを憂うニセコのおぢでござる。