おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

サンマもホッケも…今は昔 かつて北海道にはおいしい魚がありましたとさ!!

2021年08月20日 | Weblog

午前6時になりました。

スカッと晴れのお天気で、気温はプラス10度と寒いほど。

ですが昨夜は少々暑くて、寝苦しい夜を過ごしております。

きょう日中は、最高気温29度になるそうだ。

そんなこんなのきのう、

サンマが初水揚げされたそうな。

テレビニュースで拝見しましたけど、細くて小さなサンマが1匹3500円には残念を通り越して口あんぐり。

「脂ののった安くておいしいサンマ」は、望むべくもない。

かつての庶民の味、丸々と太った安くて大きなサンマはとうとう姿を消したのです。

そういえば、こんなこともあった。

先日TBSテレビ「ぴったんこカンカン」で、タレントさんらが東京都内にある「北海道居酒屋」を訪ねておりました。

「ホッケ」が登場するというので、注目してみてたら、出てきたのは肉厚だけど頭のついていない「縞ホッケ」だった。

最近ホッケと言えば、我が家でもこの「縞ホッケ」だ。

ですがこの縞ホッケは、アラスカのベーリング海やロシアのオホーツク海で漁獲される輸入もの。

北海道の近海ものの旨いホッケがないため、縞ホッケをしかたなく買うのだ。

道民に長く親しまれた近海ものの安くて旨いホッケもどうやら姿を消した。

魚離れが指摘されますが、値段が高くて、たいして旨くもないのでは、これも詮無いこと。

それもこれも、海水温が極端に高い状態が続く「海洋熱波」「地球温暖化」のおかげでしょう。

最近、スーパーや魚屋で見かけることが多くて、おいしくいただいておるのは「ブリ」。

昔の北海道には存在しなかった魚が幅を利かす時代になったのでした。