おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

糖尿病の自宅療養者、入院できず死亡の映像に顔が引きつった

2021年08月25日 | Weblog

雨降りの朝です。

気温はプラス16度。

予報によると、今日はこんなお天気で、日中の最高気温23度だそうな。

ところで、

きのうの羽鳥モーニングショーだ。

自宅療養中に体調が悪化した東京の50代男性患者の話だ。

この患者を訪問した「ひなた在宅クリニック山王」の医師らが撮影した映像にビビった。

訪問した医師と救急隊員は、入院先の病院を探すものの見つからない。

緊急搬送を要請したけどムリ。

水が飲みたいと訴える患者に、医師は「このままでは死亡する」と伝える。

医者は、姉と80過ぎた父親にも、「このままではもたない」と告げる。

こんなこと、サラッと家族はもとより本人にも「言っちゃうのね」と思った。

酸素吸入と点滴を続ける患者は、救急車で医療機関を探すより、自宅療養を選択した。

翌日、なんとか入院したけど、その次の日に死亡したそうだ。

基礎疾患のある人のコロナ感染は大いに危険だということ。

ワクチンも万能ではないと思った方がいい。

一方、神奈川県では去年5月に180床の臨時医療施設を設けていたそうだ。

自宅待機する人の比率は、東京や千葉などに比べずいぶん低いのが神奈川県だ。

去年5月に設置したそうですから、まさに「先手先手」の対応だけど、これももう瀬戸際だそうな。

こうした臨時の医療施設、「野戦病院」を今からでも遅くないから、全国各地で設けるべき。

プレハブでつくるヒマはないから、体育館などの施設がいい。

札幌なら月寒ドームは良さげだ。

自宅療養という名の自宅放置がなくなるだけで、患者は安心できる。

きのうの映像は、どこぞの後進国を見ているようで「ぞーっ」となった。

この国のコロナ対応は「後手後手」の人災、ってことが明らかになった映像でもあります。

こんなレベルの国かと情けなくなった上に、もし自分がコロナに罹ったらと、大いにビビったきのう朝でした。