雨降りの朝です。
気温はプラス16度。
予報によると、今日はこんなお天気で、日中の最高気温23度だそうな。
ところで、
きのうの羽鳥モーニングショーだ。
自宅療養中に体調が悪化した東京の50代男性患者の話だ。
この患者を訪問した「ひなた在宅クリニック山王」の医師らが撮影した映像にビビった。
訪問した医師と救急隊員は、入院先の病院を探すものの見つからない。
緊急搬送を要請したけどムリ。
水が飲みたいと訴える患者に、医師は「このままでは死亡する」と伝える。
医者は、姉と80過ぎた父親にも、「このままではもたない」と告げる。
こんなこと、サラッと家族はもとより本人にも「言っちゃうのね」と思った。
酸素吸入と点滴を続ける患者は、救急車で医療機関を探すより、自宅療養を選択した。
翌日、なんとか入院したけど、その次の日に死亡したそうだ。
基礎疾患のある人のコロナ感染は大いに危険だということ。
ワクチンも万能ではないと思った方がいい。
一方、神奈川県では去年5月に180床の臨時医療施設を設けていたそうだ。
自宅待機する人の比率は、東京や千葉などに比べずいぶん低いのが神奈川県だ。
去年5月に設置したそうですから、まさに「先手先手」の対応だけど、これももう瀬戸際だそうな。
こうした臨時の医療施設、「野戦病院」を今からでも遅くないから、全国各地で設けるべき。
プレハブでつくるヒマはないから、体育館などの施設がいい。
札幌なら月寒ドームは良さげだ。
自宅療養という名の自宅放置がなくなるだけで、患者は安心できる。
きのうの映像は、どこぞの後進国を見ているようで「ぞーっ」となった。
この国のコロナ対応は「後手後手」の人災、ってことが明らかになった映像でもあります。
こんなレベルの国かと情けなくなった上に、もし自分がコロナに罹ったらと、大いにビビったきのう朝でした。