おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

わずかな金利上昇に耐えられない企業は淘汰されることは避けられないBy三木谷浩史

2023年03月28日 | Weblog

二度寝してただいま午前6時を回ったところ。

スカッと晴れのお天気で気温はマイナス6度とちょと寒い。

きょうは終日こんなお天気らしく、日中の最高気温も一桁、プラス9度の予想だ。

風邪っぽかったので、昨夜は午後8時前にはストレッチを初めて、9時前には就寝。

休肝日なのでリーゼ1錠を服用した。

疲労回復には「睡眠が大事」と天下の大谷翔平さんがいうんだもん。

じーさんも実践しちゃうのだ。

改めてたいへんな人だった。

さて、

週刊文春に楽天三木谷浩史さんの「未来」というコラムが連載中だ。

「日銀・新総裁に期待すること」として納得の一言があった。

曰く「金利が1%上がっただけで倒産する企業が、果たして健全なのか」

「そうした企業を歴史的な低金利によって守ろうとしてきたことが、日本の生産性の低さにもつながっているのではないか」

まことにごもっともだ。

黒田日銀総裁の任期前半は「一定の評価ができる」としながら、「金利のない世界」は資本主義のあり方に逆行しているという。

その通りだと思う。

ゼロ金利政策が続けば、借入金がある会社は大助かりかしらんけど、個人の資産はさっぱり増えない。

資本主義の論理に則れば、金利が適切に上昇していけば、経済も成長していくはずだということ。

その昔、10年も定期預金をしておけば2倍になったこともあった。

いまは預貯金にほぼ意味がない時代だ。

「わずかな金利上昇に耐えられない企業は淘汰されることは避けられない」はごもっともなのだ。

1%の金利上昇に耐えられない企業には退場していただき、そのかわり従業員をしっかり守って、新規事業に振り向ける。

企業が潰れても、人はしっかり守る北欧型のシステムが確立しないと、ニッポン経済の復活などないような気がします。

結果、ゼロ金利政策は、潰れかけの衰退産業をだらだら生かすだけだった。

長期的な視野に立った経済戦略をしっかり掲げ、時代遅れの衰退産業には退場してもらう。

新規産業に人・カネ・モノをつぎ込んでニッポンを元気にする。

旧来の自民党政治では、国まで衰退することになる。

だから野党かというと、いまはそこにも疑問符だらけ。

「閉塞感」とは、こういうことなのだと実感する。

「勝ちに不思議な勝ちあり 負けに不思議な負けなし」なのだ。

チャンチャン!!