グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

やばいツアー

2011年09月08日 | ツアー
昨日、M大学の皆さんから“地域の観光資源を学ぶこと”を目的とした5時間ツアーを、リクエストしていただきました。

快晴、微風という最高のコンディションだったので、コースは「火口1周~裏砂漠~樹海」に決定。
普段あまり歩いていないという学生さんたちでしたが、コースを説明したら「歩いてみたい!」と積極的。
(若者らしく元気で、いいじゃないですか~(^^)v)

みんな、気に入った景色に出会うたびに「あ、ここヤバイ!」と声を上げます。
「ヤバイ!」というのは「スゴイ!」という意味のようです(^。^)

皆がそれぞれ感動する場所が違うので、しょっちゅう「ヤバイ」という言葉が飛び交います。

たとえばホルニト(溶岩が作った三角の塚)を前にして…
「ここ、ヤバイ~」

う~ん、ホルニトに登ってポーズをとるなんて、初めてのリアクションです!
カメラを構えていた人たちは、どんな写真が撮れたのでしょうか?

初めてと言えば、火口を前に「カメハメハ~!」と言って決めていたこのポーズ!

「うわ~、何やっているんですか?」と驚いて聞いてしまいました(^_^;)
先生が「“かめはめ波”というエネルギーを手から出して、穴(火口)を空けているんですよ。」と教えてくれました。

“かめはめ波”で火口を造る…これまた初めてのリアクションです!
なんて斬新なんでしょう~(^O^)

「うわ~!やばい!」

割れ目火口から溶岩流に乗って運ばれた黒い彫像が、きらめく緑の葉に縁どられて奥行きのある不思議な風景を造っていました。
「ナウシカみたいだ…」誰かがつぶやきました(^。^)

裏砂漠では10分間、大の字になって寝転んだりしながら思い思いに360度の視界を楽しみました。

「うわ~、このツアー、ヤバイ!」「ここで星見たい!」
「ヤバイ!」がいっぱいの、全身で楽しむジオツアーでした!(^^)!

ところで!今回参加していた学生さんに、共通していたのが“イモムシ嫌い”です(笑)
どこからともなく現れて、ズボンについたイモムシにみんな大騒ぎでした。

「うわ!かわいい!!」とイモムシを手に取る私に、一同シ~ン…(^_^;)
「私、イモムシを手に乗せられる人って尊敬する!」というお褒め(?)の言葉までいただきました。

コレがそのかわいいイモムシです。

アオスジアゲハの幼虫にしては、タラコ唇で何だか様子が変でした。
(体調悪いの?)

なにはともあれ、火山~森と大島らしい様々な環境を、全員で元気に歩ききりました。
楽しかったなぁ~(^^)v←また自分で楽しんでます。

そして全身で感じた伊豆大島の自然が、若い皆さんの心の中に何かを残せたら最高なのですが(^。^)

(カナ)


コメント
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