一昨日のツアーで、台風通過2日後の三原山を歩きました。
そして台風の猛烈さを見せつけるような光景に、たくさん出会いました。
まずは火口一周のコース上で「この砂どこから飛んできたの~?」の図。

ゴロゴロ溶岩だった場所に砂がたまって、とても歩きやすくなっていたのにビックリしました。
スッパリ割れたばかり…という形の溶岩も転がっていました。
溶岩の上下を入れ替えて…

ジグゾーパズル完成(?)
櫛形山の風景もいつもと違っていました。

山肌に刻まれた大きなシワ模様…まさに台風の爪跡ってかんじです。
いったいどれほどの風が、黒一色だった斜面にこんな模様を残したのでしょうか?
キラキラ輝き始めたススキ野原では…
道の上に何本もフワフワのススキが落ちていることに気づきました。

「なんで落ちているのは綿毛が伸びたフワフワのものばかりなんでしょうね?」
拾い集めたススキの穂を手に持って、皆で周囲を観察しました。
「あ!もしかしたら…綿毛って、風の抵抗を受けやすいのじゃないですか?」

ボキボキ折れているススキは全てフワフワのものばかりで、それ以外のものは皆シャンとして空に向かって伸びていました。
わずかな形の違いがこんなふうに運命を分けるのでしょうか?
台風前はたくさんいたトノサマバッタやコニワハンミョウなどの虫たちは、全く姿を見なくなりました。
目の前を同時に4匹飛び交うこともあったホタルガの数も激減しました。
わずかに飛び交うホタルガも何だか色が変です。
黒ではなく、グレーなのです。

「コレって、もしかしたら強い雨と風でリン粉が剥がれてしまったのでは?」
人間のように隠れる家を持たない虫たちにとって、台風15号の雨や風はどれほど厳しいものだったのでしょう?
人間にも動植物にも、数々のダメージを与えながら通り過ぎた猛烈な台風。
でも地上でどんなに大変なことがあっても、地球の大きなサイクルは変わらず、太陽は空に大きな弧を描いて沈んでいくのですよね。
この日も美しい夕焼けでした。

雲と伊豆半島にはさまれてわずかな時間、燃えるように輝いていました。

(kana)
そして台風の猛烈さを見せつけるような光景に、たくさん出会いました。
まずは火口一周のコース上で「この砂どこから飛んできたの~?」の図。

ゴロゴロ溶岩だった場所に砂がたまって、とても歩きやすくなっていたのにビックリしました。
スッパリ割れたばかり…という形の溶岩も転がっていました。
溶岩の上下を入れ替えて…

ジグゾーパズル完成(?)
櫛形山の風景もいつもと違っていました。

山肌に刻まれた大きなシワ模様…まさに台風の爪跡ってかんじです。
いったいどれほどの風が、黒一色だった斜面にこんな模様を残したのでしょうか?
キラキラ輝き始めたススキ野原では…
道の上に何本もフワフワのススキが落ちていることに気づきました。

「なんで落ちているのは綿毛が伸びたフワフワのものばかりなんでしょうね?」
拾い集めたススキの穂を手に持って、皆で周囲を観察しました。
「あ!もしかしたら…綿毛って、風の抵抗を受けやすいのじゃないですか?」

ボキボキ折れているススキは全てフワフワのものばかりで、それ以外のものは皆シャンとして空に向かって伸びていました。
わずかな形の違いがこんなふうに運命を分けるのでしょうか?
台風前はたくさんいたトノサマバッタやコニワハンミョウなどの虫たちは、全く姿を見なくなりました。
目の前を同時に4匹飛び交うこともあったホタルガの数も激減しました。
わずかに飛び交うホタルガも何だか色が変です。
黒ではなく、グレーなのです。

「コレって、もしかしたら強い雨と風でリン粉が剥がれてしまったのでは?」
人間のように隠れる家を持たない虫たちにとって、台風15号の雨や風はどれほど厳しいものだったのでしょう?
人間にも動植物にも、数々のダメージを与えながら通り過ぎた猛烈な台風。
でも地上でどんなに大変なことがあっても、地球の大きなサイクルは変わらず、太陽は空に大きな弧を描いて沈んでいくのですよね。
この日も美しい夕焼けでした。

雲と伊豆半島にはさまれてわずかな時間、燃えるように輝いていました。

(kana)