グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

“森の微笑”撮影のご報告

2012年02月09日 | その他


急な高熱(インフルエンザ)を出した西谷の代役で
昨日、”BS TBS ”の番組{森の微笑}取材をお手伝いしてきました。

取材陣は5名、カメラマン・カメラマン助手・音声さん・マネージャーの女性に
番組制作の監督さんです。



取材陣は月曜に入り、昨日(水曜日)が最終日。 
出航までの間に三原山と椿を中心に撮りたいとの事でした。

ご存知かも知れませんが前日まで大島は大荒れの天候
きっと撮影はままならなかったと思います。

ようやく迎えた晴天に「昨日までの天候大変でしたね。」と問い掛けると
「それはそれで、普段見られない大島の姿が見られましたよ~。」と
とても前向きなお言葉。良い方たちですね~。  見習わなければいけません。

私なら即座に「参りましたよ~」と言ってしまいそうです。


さて、当日は天候こそ回復したものの高速船は条件付き出航との事でした。

しかし山頂は、波3メートルの予報に反し差程風を感じません。

冷たい西風を想像していた私は、ちょっと安心しました。

でも~、私の中には別の不安が・・・
何と! 
胸元に小型マイクが装着され、私のしゃべりが収録されると言うのです。

さて、そんな中スタートしたロケ、まずは遊歩道入口から撮影開始です。

”後ろから、インタビュー形式で語りかける監督さんに返答する”
そんな感じで歩き始めました。

私が言葉に詰まると、すぐに助け舟を出してくれます。 感謝

これは、86年に流れた溶岩流の上での撮影風景


25年前、この足元を真っ赤な溶岩がカラカラ音を立てて流れていた事を想像す
ると、その場所に立っている事が不思議に思えます。

前回の噴火から25年が経過し、数年後には新たな噴火が予想されています。

次はどんな噴火が起き、どこに溶岩が流れるのでしょう?

今見えているこの景色もきっと塗り替えられる事でしょう。

今、ここに生きる者として
この景色をしっかり記憶(記録)に留めておきたいですね。
又、この足元のガラガラした感覚も、とても貴重なモノに思えました。


昨日までの雨や雪のせいでしょうか? 
三原山山頂は、至る所から蒸気が上がっています。



熱い地球の息吹を感じますね。


今回画像はありませんが、三原山の火孔は何時見ても迫力が有ります。
カメラにはどんな風景が切り取られたのでしょう。 放映が楽しみです。

帰りは
火山地帯の植生の移り変わりを観察しながら、植物のたくましさに触れました。

昨年は本当に自然災害に泣かされた年でしたが
ここに根を下ろす植物達の様に、人間も逆境にめげず頑張りたいですね。
皆さんも是非この森を訪れて、植物達に元気をもらいましょう。

最後の撮影は、椿です。

”椿トンネル”と”大島公園”で撮影に入ったのですが・・・



今年は気温が例年に比べ低いせいでしょうか?
花は五分咲きが多く、葉の鮮やかな木も見付かりません。

スタッフ達は重たいカメラ機材を持ちながら
あちらこちら手分けして探していました。

妥協せずいい絵を残そうとの、プロ意識の高さに頭が下がります。

結局、最後は「良い絵が撮れましたよ~」の声が聞かれ、安心しましたが・・・。
もっと他の場所にお連れすれば良かったと、私としては少し後悔が残りました。

6時間程の短い時間でしたが、素晴らしいクルーの皆さんと一緒に歩けたのは
とても貴重な体験でした。 皆さん、大島取材お疲れ様でした~。 

(「森の微笑」の放送日は2月21日、28日、3月6日の19時54分からです。
ぜひご覧ください)

(ギバ)
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見つけたんだけど

2012年02月08日 | 
昨日今日と冬のガをいくつか見つけました。
調べてみたけれどイマイチ名前がわかりません。
似たようなのがいっぱいで「これだ!」となかなか言い切れないのです。

まずはコレ。

ナミスジフユナミシャクっぽいー。

次はコレ。

クロバネフユシャクでいいと思います。

んでコレ。

これもナミスジフユナミシャクかなー?


そして。

と、



ひぃーーーっ!!
もうわかんないっ!!
これって同じ種類なの!?
すんごい似てるんだけど違う種類なの!?

ガLOVEな人間ですけど知れば知るほど底が見えません(涙)
誰か名前を知っていたらぜひ教えてください。



こんなにカワイイんだもん!
誰だって名前を知りたくなりますよね?


                          がんま
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箱根ジオパーク・パネルディスカッションに参加しました。

2012年02月07日 | 火山・ジオパーク
昨日、箱根ジオパーク推進協議会主催のパネルディスカッションに参加し、伊豆大島のガイドの状況などを話してきました。テーマは「地域振興・観光・教育の面からジオパークを考える」

基調講演は、産業総合研究所の加藤碵一氏(大島のパネルディスカッションでもお話しいただきました。)の、
「ジオパークから見る観光振興について。」

加藤氏は海外のジオパークも歩かれていて、その話も講演の中に織り込まれていました。

ヨーロッパのあるジオパークでは、45度傾いた壁にめり込んだ恐竜の足跡の前に
「恐竜が45度の壁を登ったわけではありません。地殻変動で45度傾きました。」という看板があるとか。

な、なんて見事な看板でしょう!
楽しくて、ユーモアがあって、わかりやすい!

恐竜が歩いているシーンも想像できるうえ、地殻変動の凄さも感じることができちゃう!こんな看板がアチこちにあったらきっと「ジオパークって面白い!」と思う子どもたち(大人も)が増えることでしょう。
「お手本にしたい看板だ~」って思いました(^O^)

日本でも各地で、ジオパークをテーマにした商品開発が行われているようです。
島原半島では普通のおむすびに「ジ・オむすび」と売っている、糸魚川では24種類の「ジオ丼」がある、などなど…。

う~ん、楽しそう。
大島も工夫すれば色々できそうですよね。

さて、基調講演の後は4地域からパネラーが出て、それぞれの地域の取り組みを報告しました。

秩父ジオパークの宮城氏は、秩父に多いカエデを利用した、メープルシロップのお菓子の商品開発について。
下仁田ジオパークの古久保氏は、今まで地道に続けられてきた下仁田自然学校の活動について。

(下仁田自然学校は運営委員17人、後援会員580人で、年間スケジュールを立てて計画的に子どもたちの教育活動や生涯学習などに、13年前から取り組んできたそうです。人口は大島と同じ8000人強の小さなジオパークです。大島も頑張らなければ。)

今回の講演会は一般公開はせずジオパーク関係者の方達のみを対象としたものだったようですが、ずいぶんたくさんの方達が参加されていました。

きっと皆さんのパワーで、楽しい箱根ジオパークが作られていくことでしょう。
いつかまた、“ご近所のジオパーク”同士で情報交換の機会をもてたら良いですね。

あ、そうそう、下仁田ジオパークの方から、こんなお菓子をいただきました。

ただのドラ焼きじゃないんだそうです。
“あんこ”が“地層”になっているのだそうです!

すご~く楽しみにして持ち帰り、ワクワクしながら半分に割ってみたところ…
あれ??

栗が一個、ポツンと…。
これだと土石流と共に流れてきた岩って感じですが?

これが地層なのでしょうか?
それとも、あんこが地層のどら焼きは別にあるのでしょうか?
あるいは、古久保さんのユーモアだったのでしょうか??

うう、すごく気になる~(^_^;)
こんど下仁田ジオパークの方達と話す機会があったら、絶対にこの「どら焼きの謎」を突き止めなければ!(^O^)

(カナ)
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7回のなぞ?

2012年02月06日 | 歴史・文化
いつぞやの夜空は
こんなだったかな?
新月に近かった(私のデジカメでは良く映りませんので作成してみました)

そいえば昼に行った波浮港は
こんなに波が… 
長靴履いて来なくては

昔の人は月と共に暮らしていたのかな?特に海のそばでは。
新月と満月の近くは大潮になり。港では波がたぷたぷするし(満潮時)、磯に行けば潮が沢山引きます(干潮時)。
(しかし、今年のハンバはあまり採れないらしくあまり我が家にはやってきません)

今日の星空はどうでしょう?雨
雨雲のその上を想像しながら家の中で星を見ましょう。
星座の本の中で

晴れた冬の星空は沢山の星で賑やかできれい!でも、寒くて寒くてピンポイント5分ぐらいで終了
また明日も本を見てダッシュ5分チャレンジ(雨だったら本のみ)
この本は、私の本ではなく南部の国際高校から借りて来た物でお気に入り。(そんなに気に行ったのならば買えばいいのに!)

大島の事も書いてあったのです。
七夕の行事の中に“七回食事をする(伊豆大島)”
伊豆大島ってここ!!だよね(日本には大島多いですから)
それから、あちらこちらで聞き込みしましたが、何処の地区でも分からないとの事。
先ごろ七夕の行事ではないが“7月7日に子供は7回ご飯を食べ7回海に行く”(泉津)と言うような文字を見つけ出した。これがいつ頃のことであるかは分からないので泉津の人に聞き込みに行かなければ と思っています。
どなたかおわかりの方いらっしゃいませんか?   (しま)
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2年目のツアー

2012年02月05日 | ツアー
週末2日間、ツアーに行ってきました。
昨年のちょうど同じ時期にガイドをリクエストしてくださった、毎日新聞旅行さん企画のツアーです。

1日目は三原山のフルコースです。
山の装備もバッチリの13名の方々と、残雪が少し残る中を山頂へ。

この日は午後から風速10~11mという予報が出ていたので、火口一周はしないつもりで火口展望所で火口を見学しました。しかし山の稜線にはいくつもの人影が(^_^;)

「あんなところを歩いていたら、砂粒が飛んできて痛くて大変だろうなぁ。」と人影を見ていたら、参加者の皆さんから「このぐらいの風なら大丈夫だから、火口を一周したい。」という声が上がり始めました。

“日本の火山を50か所以上歩いている”“山登りのツアーに300回以上参加している”などベテランの方も多く「山頂に行きたい。」という希望が多かったのです。

確かにベテランの方なら何とか歩けるぐらいの風に感じられましたが、しかし全員が強い風の中を歩くのにはリスクがありすぎるように思え、山男の添乗員の方に1周をお願いして“絶対大丈夫”という自信のある方だけ歩いてもらうことにしました。

そして私は一周に行かなかった方達と反対回りで割れ目火口まで往復し、風の当たらないところで休んでいただいてから、1周組に合流しました。

お客様の希望にできるだけ応えたいという気持ちと、安全とのはざまで迷う…
海のガイドも山のガイドも同じですねぇ(^_^;)

全員無事合流した後は、それぞれのチームごとに歩いたコースを背景に記念撮影。
こちらは一周コースの方達です。

お疲れさまでした(^^)v
 
こちらは無理しない組。
背後の黒い山に沿って登って、割れ目火口を見下ろしてきました。

のんびり山を眺める時間も良かったですよね(^^)v

そして、下山しながらみんなで見上げた三原山です。

太陽の光が白い雪に反射して、キラキラしていました!
山の上の噴煙も輝いている…ような感じがしました。

黒い山のマーブル模様も素敵でした。


後半は山頂の強風が信じられないような、快適な歩きを楽しみました(^O^)


さて、2日目の今日のツアーのテーマは「森と海と椿」(と勝手に私が思っている・笑)
最初は大島らしい森を紹介するために神社へ。

「何でこの切り株、三角なんでしょう?」byお客様。
「三角点なんじゃないの?」by別のお客様。←冗談。

「三角点」…さすが山歩きの人々らしい発想です!
(実は昨日ツアー終了後、皆さんで外輪山にある一等三角点まで往復されたようです。)

森では「あの木、寄りかかられて迷惑ね~。」と、高い木を見上げながら談笑。


海岸遊歩道を歩いて海の景色を楽しんだ後、終点の動物公園まで来たら、見事な椿が迎えてくれました。

満開だ~。
残雪の残る火山と風と森と海と椿…いや~、メリハリのあるツアーでした(^O^

ところで解散の時に、タイミングを外して皆さんに挨拶をしないままになってしまいました。
失礼いたしました。

改めて…
「2日間お疲れさまでした&ありがとうございました。
いつかまた別の季節に、伊豆大島ジオパークを歩きにいらしてください(^^)v」

(カナ)
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冬の定番

2012年02月04日 | 
今日は立春、暦の上では春が始まる頃・・・と言いますが本当の春はまだまだですね。
伊豆大島も西の季節風が吹きまくりで寒い寒い!!
2月はがっつり冬です。

で、冬の定番『ヤブツバキにメジロの図』です。
今日風裏の泉津(せんづ)に行って撮影してきました。
たくさんあります!















これ、なんかすごくかわいくないですか?
メジロって結構キツイ顔してるんですけどね。



この子もかわいい~。





ズボッ!









すんごく近くまでやって来ます。


 




舌が出てまーす。


ここでもスボッ!!


元気に動き回るメジロたちが、シャッターを押す指先が痺れるほどの寒さも忘れさせてくれました。  


                        がんま
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薪ストーブで温まろう!

2012年02月03日 | 歴史・文化
今日は節分ですが、皆さんマメまきをましたか?

今朝は寒かったですね!
我が家の屋内、廊下にある寒暖計は0.5℃でした。
今季の最低気温です。

外流しの所に溜めておいた水が、
2ミリ程の氷になっていました。

平均気温は26年振りの寒い冬だとか!?

こんな寒い日には、暖房が必要になりますが、
皆さん、どんな方法で暖をとっていらっしゃるでしょうか?

元町の知人宅に伺った先日も寒い日で、
薪ストーブに火を入れて下さいました。

耐火ガラス越しに炎の揺らめきが見えて、
暖かさが「じわーっ」と伝わってきます。

以前、木炭作りをレポートした時にも書きましたが、
木材資源が豊富な大島では、
薪作りの作業さえ苦にしなければ、
こうして薪を積んで↑寒い季節を温かく過ごせます。

上の方に積んであるのはカラスザンショウの木です。
芯に丸い穴があいていて、夏にはハキリバチが巣を作ってましたっけ。

先日のジオパーク・フォーラムで、
東大の早稲田先生がされた低炭素社会のお話では、
「大島に豊富なバイオマス」とでてきました。

化石燃料でない木炭や薪は、身近にあって、
昔から利用されて来た再生可能なエネルギーです。

昨年も夏の猛暑や紀伊半島での水害、海外では
タイの洪水やフィリピンの台風被害、メキシコの干ばつなど、
温暖化が影響しているとされる気象異常が目立ってきました。

薪ストーブは高価なイメージがあるかもしれませんが、
我が家で20年以上使っているのは、
台湾製とかで、手ごろなお値段でした。

石油ストーブのにおいが苦手なもので、
ずっと使い続けています。

ストーブ本体よりもステンレスの煙突の方が、
値が張る場合があるので、
設置場所や方法をよく検討すべきですね。

小さなお子さんのいらっしゃるお宅では、
こんな囲いが必要ですね。

ストーブを焚くと、どうしても室内が乾燥するので、
こうしてお鍋やヤカンをのせています。

薪が炎に包まれて燃えるところは、
いつまで見ていても飽きません。
サクラやツバキを薪にすると、
火持ちが良くて、手間も掛かりません。

遠赤外線効果でしょうか、温かさが持続するように感じます。

こちら↑のお宅の薪ストーブは、
船のエンジンマフラーやレンジの耐火ガラスを
廃物利用して手づくりしたものだそうです!

下で薪を焚いて、上の部分がオーブンになっています。
お餅やお芋を焼くのに最適なキッチンストーブですね!

足に車が付けられていて、
重いストーブを移動しやすくするなど、
手づくりならでわの工夫がされていて、すごいです!

今夜も冷えています。

住宅が密集していない大島では、
暖炉や薪ストーブも未来系だと思います。

温まって眠りましょう。

(なるせ)
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最速ジオガイドと&火口の雪

2012年02月02日 | 火山・ジオパーク
今日は、日経新聞の取材の案内で山に登りました。
日帰りで時間がなかったため、山頂口から登り始め火口を見て帰ってくるまで2時間弱という、今までで最速の案内でした。

山は少し雪が残るものの、青空が出て気持ちの良い天気でしたよ~。
こんな景色で快適でした!

でも上り坂も早足で歩きながらずっとしゃべり続けたため、かなり息が切れました。
ハアハア、ゼイゼイ言いながらしゃべり続け…(^_^;)

黒い溶岩の上の雪はかなり溶けていたけれど、まだ所々に残っていました。
で、こんなクイズができちゃいます。

「この写真の中の白い部分は何でしょう?」
どれが噴気でどれが雪だかわかりますか?

「フンキとユキ」色も同じだし「キ」も同じだ~!
ええと…(^_^;)

今日の取材のテーマは「ジオパークと椿」だったので、下山しながら椿祭り会場へ立ち寄りました。
ヤブツバキは花弁に黒いシミがついているものが多いのですが、これは綺麗(^。^)

しかしまだ圧倒的に蕾のほうが多いです。
(花の背後にグチャ~っとあるのが蕾)

記者の方は、コンデジでサクサク写真を撮りながら取材を続けていきます。


「あ、ここいっぱい咲いてる!」
スゴイ密集してて華やかですね。

野生種のヤブツバキは満開の時でもここまでではありません。
さすが人間が手を加えた鑑賞用の花。

記者の方は5時間弱の間に、ご自分でレンタカーを借り、町長にインタビューし、三原山の火口を歩いて往復し、桜株と椿園と神社も歩いて無事離島されました。(スゴイ~)
数日後の日経新聞に、伊豆大島のジオパークと椿の魅力がどのように登場するのか、楽しみですね。

ところで、港の近くで記者の方と別れたとたんに、目の前に白いものが舞い始めました。
“雪”です!平地に雪が降るなんて、大島では珍しい…。

急に「そうだ!火口の雪を見に行こう!」と思い立ちました。
火口と言っても山の上ではありません。

自宅から車で1分の、昔の火口です。
大粒の雪がどんどん降ってきました。

ここは昔の火口の丸い地形が「野球場」として使われている場所です。
最近できた「伊豆大島ジオパークわくわく探検ガイド」という冊子に「火口の縁まで打球が飛ぶと、ホームランです。」という一文があり、それがとても気に入っています(^。^)

自宅から車で1分の場所に火口がある…さすが火山の島だわ~。
でも実はコレって、自宅が火口になっちゃうかもしれない場所に住んでるってことでもあるのですけど(^_^;)

どんどん白い色に変わっていく“火口野球場”をしばらくぼーっと眺めたあと車に乗ろうとしたら、まだタネを飛ばしていないフワフワのススキに雪が降り積もっていました。

「お!なかなか綺麗!」

花のようですね!

「綺麗~!」

もっとアップにしたくなりました(笑)

きっとアッというまに溶けてしまうであろう、ひと時の姿。
はかなくて、だからなおさら可愛く見えます。

ということで、最後は火口から雪に目移りした(笑)今日の日記でした。
この日記のカテゴリーって「火山・ジオパーク」じゃなくて「今日の大島」かなぁ…ぶつぶつ…。

(カナ)






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春を待つ

2012年02月01日 | 
今日は建物の壁に小さなクモがじっとしているのを見つけました。
調べてみましたけどなんというクモなのかはわからず・・・オニグモの仲間っぽいですが。


カメラを近付けて撮影していたら動き出しました。

「なんだ?なんだ!?」とちょっと慌てている様子。
しかし寒いので素早い動きはできなようです。



ほら、こんなに小さいんですよ!


小さい体でじっと冬を耐えているんですね。
そんな生き物がたくさんいるんだろうなぁー・・・と、しみじみと感じました。



                  がんま
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