グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

残念・・・

2018年07月21日 | 哺乳類、爬虫類、他
昨日の朝、道端で倒れて(?)いるのを発見。

シロマダラです。
このブログには何度も登場していてもはや大島では幻でもなんでもないですね(笑)



タイトルからもわかるようにお亡くなりになっています。



顔を見るとまだ生きているようでした。
これからアリたちのご馳走になるんですね。

ばっちり元気な子はコチラ

がんま
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ミストと景色とカメムシと

2018年07月20日 | ツアー
とっても熱いだろうと覚悟していたけれども、
元町から見る山頂は帽子をかぶっていて、
山頂に着くとこんな感じでした。


お客様は長野からいらっしゃったそう。
進む中、長野は山が多いけど、いきなり下りから始まって平地が続く、
こんな感じの山は初めて。新鮮!
とおっしゃっていました。
確かに!!
見えないからこそ、感覚から入れたのでしょうか。
こちらも新鮮でした。

適度な風が心地よく、雲がどんどん流れていきます。
溶岩流の上に上がったら。雲が晴れていきました。


天気はどんどん変わります。
天然の涼しいミスト。
全身で感じて味わってらっしゃいました。



のびー!!


秘密のやり方で、合成写真のような写真をパチリ



あ、チョウチョ!次々とお客さんが見つけてくれました。
あ!ツマグロヒョウモン♀
(最近のマイブームが活かせて嬉しい)
ナミ…じゃないキアゲハ!
(写真撮る余裕はなし)

カメムシもステキなんです、
と話していたら、足元にたーーーくさんカメムシさん(の骸)が現れました(゚д゚)!
この色!惚れました。

セアカツノカメムシだそうです。
青緑色の美しさにばかり気を取られていたけれども、確かに背中が赤いです。

その後も
こんなんなったり

こんなんなったりしながら、



ミストと景色を交互に楽しみました。



とっても楽しんでくださってうれしかったです。
涼しくって快適なひとときでしたね~
ありがとうございました(あい)


(この日拾った美しき亡骸たち)


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平成ジャンプツアー&フォトツアー

2018年07月19日 | ツアー
2日間のツアー報告です。

7月16日((月))
元・同級生の方達の裏砂漠半日ツアー。

最初から飛んでいました(笑)

「平成ジャンプツアーだ!」という、お客様の言葉で始まったこの日のツアー…

保母さんが多いというお客様たちは、とにかく元気でした。

大輪のユリと一緒に1人ずつ写真撮影。

そして「私たち良く飛ぶんです」の言葉通り、裏砂漠でも…


1人づつ順番に2〜3回飛んだ後に…


全員でジャンプ。


こんな構図も考案されていました😃

さらに…

全員で1回ずつブリッジ!!(驚)

さすが保母さんチーム!
体力ありますね😃

「星の形になって写真撮ろうよ」ということになり…

なるほど…5人だとちょうど良いですね!

この後もさらに飛び、気がついたら裏砂漠で1時間ほど過ごしていました。
いや〜、よく遊びました〜😃

帰りは樹海で、ちょっと面白い写真を…

4人の女性の奥に「森の精」が写りました(笑)

7月17日(火)
ひとり旅の女性との裏砂漠半日+αツアー。
山に登る前に、海岸と森に立ち寄りました。

海岸のボタンボウフウの花に、カニグモの仲間「アズチグモ」の子供が、たくさんついているのを見つけました。

大きさは2mmぐらいです。

下の写真に3匹、写っているのがわかるでしょうか?

1匹出会うだけで嬉しいカニのようなクモが、こんなにいるなんて!(嬉)
お客様と一緒に激写しました。

そして三原山に登る車道沿いには、今まさに満開のユリ!

もちろん、車から降りて撮影タイム。

1本のユリにこんなにたくさん花がついて、それがたくさんあるので本当に見事でした😃


そして裏砂漠へ向かう溶岩地帯でも、白くポツポツ点在するユリ。


お客様は、溶岩の大地にたくましく生きるユリが気に入られたようで…

「いいですね〜、ここのユリ」と言いながら、写真を撮られていました。

歩き始めは霧でしたが、歩いているうちにどんどん視界が良くなり、裏砂漠では、この景色を見ながらお弁当を食べました。

至福の時間でした〜😃

そして食休みをしながら、撮影タイム。

お客様は最後まで様々な風景の中に…

「動物がいる!」とか…


「道がある!」とか…

様々な“絵”を見つけられていました。
きっと、楽しい写真がたくさん撮れていると思います😃

2日間とも、夏らしい楽しいツアーでした。

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(かな)
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ぐるぐる

2018年07月18日 | 
まさにタイトル通り。

ウズグモの巣です。
存在は知っていましたが本物を見るのは初めてです。
昨日見つけました。


このぐるぐるの中にクモが隠れています。
いますね。
しかし「隠れている」と言いながらとても目立っていたのですよ・・・
なんか視界に違和感を感じて存在に気付きました。
人間には見つかりやすいけど、他の生き物には効果あるんでしょうか?

がんま
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灼熱のツアー2日間

2018年07月17日 | ツアー
海の日がらみの連休は三原山も連日30度近く、ものすごく暑いツアーが続きました。

14日(土)
ご夫婦との裏砂漠半日+αツアー。

日陰の森を抜けると…

晴天!

山の稜線からはタツノオトシゴのような雲が立ち上っていました(お客様発見)


キラキラの黒い小石と、キラキラの爪が素敵だったので、指モデルをお願いしました😃


裏砂漠の休憩ポイントは他よりも風が当たるので、暑いけれど快適でした。

冷たいアイスコーヒーで、晴天の裏砂漠満喫中😃

お客様からは「島が生まれてから森ができるまでを(ツアーで)見られているんですね。」と、嬉しい感想が聞かれました。

で、嬉しいので、樹海は…

チョッピリ寄り道して、溶岩に囲まれて記念写真😃

裏砂漠を半日歩いた後は、波浮港まで足を伸ばしました。
奥様は中学校の国語の先生で、川端康成作品の「伊豆の踊子」にゆかりのある港屋旅館を見に行かれていました。

途中、地層大切断面が草刈り中でした。

暑いなか、大変そうですね。

せっかくなので、草刈り直後の美しい地層の前で写真撮影!

お客様はツアー中「(地球)すごい!」を連発。
「何度すごいって言っただろう?」という“つぶやき”が超・嬉しかったです😃

15日(日)
同業のお友達同士の旅行でいらした2組のお客様と、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

歩き始めから「おお〜!この景色すごい!!」とノリノリでした😃


でも、あまりに暑ので、途中休憩で体力温存しながら登り…


火口一周コースに入ってしばらくしたら、ようやく白い雲が現れました。

我々と並んで一緒に進む夏らしい雲です。
涼しい風も吹いてきました😃

火口に向かって全員で「ヤッホー!」

8人で「ヤッホー」したので、火口からは「ヤホ、ヤホ、ヤホ…」とコダマが返ってきて、大いに盛り上がりました!

火口を見た後も雲は行ったり来たりを繰り返し、時には何も見えなくなりましたが…


すぐにまた、雲が動いて火口が現れました!

「地球、すげ〜〜!」というお客様の言葉に「同感!」と思いました😃

おお〜、素敵!

もう、写真撮りまくりです(笑)

溶岩の隙間に「住めそう!」と体を沈めてみたり…


緑が美しい山の斜面を舞台にバランスをとったり…


大輪のユリを愛でたり…


みんなで楽しく歩きました。


そして最後の裏砂漠ジャンプでは、2チーム一緒に…

見事なチームワーク!

素晴らしいです!

ツアーで出会ったお客様たちは、すっかり仲良くなり、夕食は一緒にバーベキューをすることになっていました。

一緒に汗を流して三原山を歩いて、仲良くなるって良いですね〜。
何しろジャンプ仲間ですからね!😃

とても暑かったけれど、2日間とも明るいお客様と一緒に、いっぱい笑って楽しかったです。

みなさま、ツアーご参加ありがとうございました!

(かな)
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撮らせて

2018年07月16日 | 
3連休最後は三原山山頂口のジオパーク展へ出勤
ここは暑い下界とは違い汗をかかないので快適です


BGⅯはヒグラシ(9時からず~っと鳴いていました)

夏にはお約束の?霧が今日も出ています

来館したゲストに大島のジオパークの説明をしたり、32年前の噴火の様子を実体験を交えたりしながらお話いたりしています
ゲストが居ない時には掃除をしたり、何かいないかと捜しまわったりもしています
ヒグラシもアブラゼミも止まっていたのでカメラを向けたのですが逃げられてしまいました。蛾も逃げられてしまった(3匹も)

休憩しているのか寝ているのか?やっと撮れた!


だれかな? ちょっと遠いので判別できませんでした


この子なら撮り放題なんだけれどな~


コウガイビル 片方の頭が横広なのです



こちらもコウガイビル



コウガイビルはキセル貝などを捕食すると言う ので

見事に無視されてしまいました。お腹すいていないのかな?
キセル貝はお嫌い?

誰の卵なのでしょう


ミノムシもいました。ミノをはがして・・・ やめときましょう



愛が少ないのか逃がしてばかりいる私です。もう少し仲良くして!(しま)
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伊豆大島ジオパークにおけるドローン利活用実証実験事業

2018年07月15日 | ツアー
昨日までの3日間「伊豆大島ジオパークにおけるドローン利活用実証実験事業」が行われていて、私は2日目のツアーにガイドとして参加しました。

3日間のスケジュールは…
1日目、ドローンの練習
2日目、上級者チームは自分たちで場所を選択してレンタカーで移動し、撮影。
    初心者チームは練習しながらジオツアー 。
3日目、撮影した映像の上映。青山学院大学の古橋教授の講演とシンポジウム。


午前のツアーは裏砂漠へ往復。
途中のひらけた場所で、2班に別れて練習しました。


1チームに1人指導者がついて、教えてくれます。


ヨガのインストラクターがモニターとして参加されていて…

「おおお〜!」というポーズが次々に繰り出されました!!

溶岩とヨガって似合いますね!


裏砂漠でも…

みんな、写真撮りまくりです(笑)

恒例のジャンプも、それぞれ個性的でした。

ヨガインストラクターによる、バレエ風ジャンプ!

この飛び方は、初めてです!😃

スタッフの皆さんの、大人の笑顔ジャンプ。

お揃いで「アイラブ大島」のTシャツを来てくれています😃

学生さんたちが考案した、初めてのパターンのジャンプ。

柔軟な発想が素敵です😃

後半のドローン撮影は「伊豆大島へようこそ(ようこそ伊豆大島へだったかも?)」の垂れ幕を囲んで。

どんな映像が撮れたのでしょう?

ミス大島が「牛乳せんべい」のTシャツを来て参加していたので、上空から撮影。

(ミス大島は、お父さんの焼いている“牛乳煎餅”を売っている可愛い女性です)

午後は、島の南部にある広場に移動。


海岸のミニジオツアー を行なった後…


裏砂漠の時よりも、少し大きめのドローンを使って練習しました。


海を入れて集合写真を撮ったり、溶岩の海岸を上空から観察したり…

私も触らせてもらいましたが、なかなか楽しかったです😃

シンポジウム講師の古橋教授は、最も大きいドローンを操縦していました。

なんて…

ウソです。
偶然、本物のヘリが飛び立つ瞬間に出会いました(笑)

参加者の皆さんからは「海に行きたい」という希望があったので、最後に「砂の浜」に立ち寄りました。

泳ぐ人あり、木を集めて何か作業する人あり…

集めた木で、海岸に大きな文字を作りました。

なんて書いてあるかわかりますか?

縦書きバージョンを作ってくれた方もいました!

伊豆大島のお土産の代表「牛乳せんべい」
上空から撮った映像を見てみたいです。

この時、上級チームが撮った映像の一部は、編集されて公開されています。
興味のある方は、ぜひご覧ください😃
https://youtu.be/I_GAsEBtfyg
https://youtu.be/UwMxU5vYT98
https://www.youtube.com/watch?v=Hi_LjxXB2H0&t=5s

(かな)

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結婚飛行

2018年07月14日 | 
昨日の朝、自宅デッキがなにやら騒がしいのでよーく見てみると・・・


羽アリがいっぱい!!
これはなんかアリの結婚飛行だとわかってカメラに収めました。



発見したてはオスアリが多かったのですが、





しばらくするとメス(女王)アリがたくさん出てきました。
みんな次々と飛び立って行きます(その瞬間を撮りたかったのですが撮れませんでした・・・)



このスキマからじゃんじゃん出てきました。
アリの種類はトビイロケアリあたりでしょうか?
家の中にも入ってきて嫌がられるアリですが(うちもそうです)このときばかりは旅立つ彼らに「幸多かれ!」と願いました。

がんま
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ヒメアカタテハとツマグロヒョウモンチョウと色々

2018年07月13日 | 
こんな入道雲(積乱雲)が浮かんでいた日の事。



先週タイルをなめる謎のヒメアカタテハをアップしたけど、
いったい何のため??
やっぱり花と一緒に撮りたいなあと思っていたら、
やってきてくれました。



ランタナってかわいいのですが、
大島ではあちこちにはえていて、
すごい生命力で切っても切っても生えてくるし、
そして切ると青臭いからか、若干邪魔者扱いされていますが、
蝶々にとっては小花が密集してる系で、とっても好みなんだそうです。

私の事を特に気にもせず、一心不乱に蜜を吸っていたので、
とっても近くで撮ることができました。


ヒメアカタテハは南極大陸以外のすべての大陸にいて、
世界で最も分布の広い蝶の一種だそうです。
こんな本州から近い島に来るのなんかワケないって感じでしょうね。

隣にはクロハゲハさんがきてました。
こちらもなかなかじっくり観察できないのですが、
今回はとっても近くで見せてくれました。右側の尾状突起が欠けてますね。


たぶんメスだと思うんだけど…



大島公園に行ったら、
またランタナの上に蝶が舞っていました。
今度はツマグロヒョウモンチョウ!


のオス。

こちらはパタパタと落ち着きがなく、羽を広げた写真は一瞬の奇跡でした。

二匹が追いかけっこをしています。


最初は恋の駆け引きかと思いましたが、
よく見ると両方オス。
(メスは名前のごとく、ツマ(端)がクロいのですぐわかる)
縄張り争いをしていたのでしょうか。

食草はパンジーやスミレで、
シチトウスミレ(タチツボスミレが伊豆諸島で変化した種)
などを食べてしまうので、害虫?なのかもしれませんが、
(幼虫も含めて)美しいです。

初心者ながら、少しずつ分かってきて面白い!のですが、
はたから見ると、炎天下に汗だくでチョウを追いかける様は完全に不審者でした。

あ、そうそう、
そもそもなんのために大島公園に行ったかって、
椿資料館のデッキのすぐ左下に、ハマボウ(だと思う)が、
いーーーっぱい花がついていて、それを見に行ったのでした。
朝に咲いて夕方にはしぼんでしまう1日花ですが、次々と花を咲かせます。


浜に咲く和製ハイビスカス、
海の見える大島公園で鑑賞するにはもってこいです。ぜひ!
(あい)

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アメリカから来た留学生

2018年07月12日 | ツアー
昨日、アメリカから来た留学生の1日ツアーを案内しました。
観光協会でパンフレットを見て、宿の人を通しての申し込みでした。

青空に白い雲、緑の山…ツアー中もたくさんの「まさに夏!」の風景に出会いました。

たとえば…

火口展望所に行く手前でやって来た、行く手を遮る霧!(笑)


「もしや何も見えないのか?」とハラハラしたけれど、バッチリ見えました!


緑に囲まれた火口と、青空と、動き回るモクモク雲!


眼下に白い雲を見下ろしながら、雲と一緒に歩けるのも夏ならでは!


裏砂漠では、山側の雲と…


海側の青空を楽しめました。

気温が上がった時の「島曇り」と呼ばれる現象です。

ちょっと暑かったけれど、風は爽やかでした😃


この日私が感動したのは、31年前の噴火で焼かれた大地の上に、たくさんのガクアジサイが点在していたこと。

写真ではわかりにくいですが、目の前に広がる緑の中全体に、ポツポツとガクアジサイの花が咲いていました。
昨年よりもさらに一層数が増え、まるで「アジサイガーデン」💕

こんな荒涼とした風景の中に、頑張って生きる小さなアジサイがあちこちに…


虫を呼ぶための「飾り花」が全くない、花だけのものもありました。

飾りを作ることができるまで、栄養を貯められなかったのでしょうか??

山から降りて、プラスαで海に行きました。
サンゴ礁の白い砂浜しか見たことがないとのことだったので、まずは溶岩の海岸へ。

「So nice!」と喜んでくれました😃

黒い溶岩の間の海が、光に照らされてキラキラ光っていて、本当に「So nice!」でした😃


そして最後に黒い砂浜へ。

高い波が人の足跡を消した美しい砂浜に、最初の足跡をつけながら、黒い溶岩の島の砂浜を楽しみました。

お客様は現在、学校の先生になるために勉強中。
日本は超清潔で大好きで、アメリカに帰りたくない、日本に住みたいとおっしゃっていました。

笑顔が素敵で、元気な女子大生と歩けて楽しかったです😃

そして…西日本豪雨災害で被害にあわれた方の大変さを思いながら、平和に歩ける幸せに感謝する毎日です。

(かな)
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