nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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介護支援専門員の業務可視化ー10-

2010-08-02 09:05:24 | ケアマネジメント
介護連携支援指導料
今回の診療報酬改定で新設された診療報酬ですが算定は病院ですから介護側から特にアクションを起こすことはない(実はビジネスチャンスですけど)。
介護支援専門員が担当していたお客さまが急病で入院し退院後の在宅療養へつなげることが重要だと病院側が判断したときに病院ナース等と担当しているか担当が決まっていない場合は患者が選んだ介護支援専門員を交えて「介護サービスの必要性等について指導」し「退院後の介護サービスに係る情報共有を行」う時に算定します。
ですから会議の主催者は病院側ですから会議の議題も病院側が提示します。たとえば「○○さんの家族は自宅で介護していきたいといっているので、それができるかどうか相談したい」とか「○○さんの退院後在宅で生活するときに介護サービスが必要なことを○○さんに直接説明してほしい」とか「退院後の介護についてどうするかおおまかな計画をお願いします」とか言ってきます。
この打診を受けて介護支援専門員は用意をすればいいのですから思っているほど難しいものでないはずです。
もっともこの前の作業として担当お客様が入院したという情報を把握していることが最低の準備です、病院から会議をしたいといわれて初めて○○さんが入院したことを知ったなどは介護支援専門員の日頃のかかわりを疑われます。当然、入院したことをうけてどのような状態で入院したのかは知っていたい。
要は介護支援専門員にとって会議自体は心配することはないが介護支援専門員としての日頃の業務に対する姿勢が問われることになります。病院ナースやNSWはよく見ていますから、しっかり品定めされます。
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アセスメントについての雑感

2010-08-02 08:19:26 | ケアマネジメント
介護支援専門員は介護を通して行う生活支援の専門家だと思っていますのでお客様の生活圏は把握したいのです。
お客様の居住空間もアセスメントの対象かな、どんなところに住んでいるだろうか、と。できればお客様の住んでいる近所は歩いておきたい、こんなところに公園があり、子供が結構遊んでいる、ここには神社があるわ、で、ちょっと行くとコンビニといくつかのお店があるんだぁ、道路は狭いな、年よりがよく歩いている町だ、そこでお客様の家に近づく。家周りも見てみる。瓦葺の家、スレート葺き、壁は板張りなら相当古い、モルタルが吹き付けてあればこれも古い、ボードの壁なら結構最近かも、それとも改修をしたのか、庭の様子は、全体に整頓がなされているのかどうか、で大まかな家族の情報が伝わってくる。もちろんそれだけで決めつけるのは危険、アセスメントの予備情報ということです。
いよいよ玄関にはいります、玄関先に靴は出ているのかな、どんな靴かな、子供がいるか、若い女性がいるか、玄関に置物とか写真とかポスターとか置いてあるものはあるのかな、そんなこんなの情報をもっていよいよ本格的なアセスメントの開始です。これだけで相当な情報があるものです。そして仏壇や神棚なども重要な生活歴のヒント、総合的に把握しポイントを絞って支援の方向を見出すということですかね。
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