nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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あらためてケアマネジメントの課題を考える

2011-12-23 16:21:21 | ケアマネジメント
社会保障審議会介護給付費分科会平成23年12月7日に報告された「平成24年度介護報酬改定に関する審議報告」のⅡ各サービの報酬・基準見直しの基本方向・2、居宅介護支援・介護予防支援にケアマネジメントの課題が指摘されている。それは
「利用者のニーズや課題に応じた適切なアセスメントができていない」
「サービス担当者会議における多職種協働が十分に機能していない」
「医療関係職種との連携が不十分」
「施設におけるケアマネジャーの役割が不明確」などである。
この指摘に対してすでに行なっていると反発するケアマネジャーも多いだろう。だが、並み居る分科会委員の検討をしかも何度も議論されたことを踏まえた内容を記述し報告にまとめたものであることには、素直に受け止めたい。
指摘された課題が出来ていないなら、どうしたらできるのか。それは全てなのか一部分なのなか、出来ている程度は不完全なのではないか、を改めてみることも、この年末年始の休みに考えてみるのも有意義だと思う。
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堂場舜一著「漂泊」読了

2011-12-23 11:12:52 | Weblog
失踪課勤務の高城が主人公のシリーズで今回のテーマは小説家。純文学とエンターテイメント文学への作家の意見とか作品への思いとかが描かれており、作家の思惑を見ることもできるのかと思うが、そこは読者にとっては関係なく作品を楽しめばよいだけだと思う。
それにしてもこの作家の書き方は丁寧だ、ストーリーに沿って話は進行し、読むものは主人公の思考と行動に伴われて事件の解決に導けれていく。その一場面一場面を丹念に描きだしている。そうした表現が読む者に現実感を与える。
この丁寧な表現はケアマネジメントにも通じるだろう。お客様とケアマネジャーとの間で交わされた情報は他の者が伺うことができない言語以外の表現があり、その無言語のなかに支援の鍵もあることだろうから、その言語以外で語られた内容を表出し記録に残しておく丁寧な作業がケアマネジメントを高めるのだと思う。
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