nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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ケアマネジメントの課題を見てのまとめ

2011-12-28 17:51:06 | ケアマネジメント
社会保障審議会介護給付費分科会平成23年12月7日に報告された「平成24年度介護報酬改定に関する審議報告」のⅡ各サービの報酬・基準見直しの基本方向・2、居宅介護支援・介護予防支援にケアマネジメントの課題が指摘されている項目を見てきた。内容とその対策も述べてきた。しかし、この課題解決をすべてケアマネジャーに求めるものではないはずだ。その多くは事業所が対応することで、いまケアマネジャーが批判されているのはケアマネジャーの問題ではなく、事業所の関わり、事業所が行うことをしないことに原因がある。
法的標準帳票だけ業務が回るはずがなく、法定標準帳票を補完する補助の帳票がなければ、そのときそのときにあわせてケアマネジャーが作らなければならない。
いま、ケアマネジャーが言われていることの大部分は事業所が行わないからだろう。
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施設におけるケアマネジャーの役割が不明確

2011-12-28 17:32:11 | ケアマネジメント
施設内のケアマネジャーの役割について、施設で考えることでケアマネジャーに問うのは間違い。組織論であり、運営の問題である。よってケアマネジャーとして行えることは施設内での役割を考える前提を用意することから始めたい。まず、施設内での責任と役割を明らかにし、それを施設内の職員がお互いに理解しているかどうか、理解していない場合にはどのように明らかにし理解するか方法を講じ、そこからケアマネジャーの役割についての議論が始まる。職掌(だれがなにを行い責任の所在はだれにあるか)が明らかにならない職制でケアマネジャーの役割だけを議論しても、ケアマネジャーの位置が不明確なので役割についての議論は結論を得ることは難しい。
ここまで出来た段階ではじめてケアマネジャーの役割の議論にはいるが、この議論は実は経営学上のマネジメントで解決できる問題で、ラインとスタッフの役割に帰着して議論、結論を持つ。それほど難しいこととは思わないのだが、難しくしているのは議論に入る前段階が整理されていないことにある。
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