nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
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アセスメントは妥当か

2011-12-24 13:52:23 | ケアマネジメント
アセスメントが苦労するようで「アローチャート」とか「スター理論(古い?)」「タイ方式」やら、加えセンター方式に竹内理論にICF、スパイラル方式なんてのも、もうなんだか、どれがいいのか、どれを使ったらいいのか、わかりません。それほどアセスメントが混乱していることなのでしょう。
で、基本は標準課題分析項目は23項目ですから、まずはこの項目について確認にすればいい。それも一度でできなければ数回にわたることもあるだろう、要は23項目を確認する。聞く、観る、診る、触れることで、時間をかけて、聴取。
問題は次の作業で、聴取したなかで気になること、言葉に限らず、その時に限って早口・小声・低い声・高い声・言いよどむといった口調動作や目の動き、手足の動き、そわそわの動きで気になることはなんだろうと考えみたい。そこになにかが潜んでいないか、と思う。そして「なぜ」です、「なぜ」ヘルパーにこだわる、「なぜ」サービスを利用しない、「なぜ」外出しない、「なぜ」「なぜ」「なぜ」です。「なぜ」から浮かび上がるイメージ、もしかしたらそこに回答がある、か。
そして「できる動作」「している動作」の差、があるでしょうか。「できる動作」は本当はできるはずなんだけど、と思う専門家の意見、「している動作」はとはいまその本人がしている動作そのもの、で、その落差があるのか、なにのか。あれば専門家の意見としてはできるわけですから、できない理由があるはず、です。また、ここに解決の糸口があるかもしれません。
要は情報を取得するのが目的ではなく、そこがアセスメントの終わりではなく、ここから「考える」ことが始まり、で、アセスメントとは「心を寄り添えて」とか「心に響く」とかにあるのではないと、そこからが始まり。
目的は「なぜ」だろう、「そうか」そういうことか、をつかみたい、です。
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利用者のニーズや課題に応じた適切なアセスメントができていない

2011-12-24 13:00:07 | ケアマネジメント
提示されたテーマに対して否定から始めると何事も見えない、すすまない。ここはまずは指摘を受け入れよう。
この指摘について考えることとして
1、ケアマネジャーのスキルに過不足はないか
2、アセスメントの書式や様式に業務にそぐわないところはいか
3、アセスメントの視点は妥当か
4、アセスメントの項目は妥当か
以上が検討項目と上がる。
1のスキルに対しては公的研修制度が解決策としてされているが、はたしてそれで十分か、仮に満たすことがないのであれば事業所としてはどんな研修を行うか、考えてみたい。Sもしくはそもそも研修が解決策なのかも検討するのかもしれない。
2の書式や様式は4との関連になるが、羅列式、記述式を検討したい。もしかするとアセスメント項目に関連する項目と連携させてみるのもいいかもしれない。
3の視点は、聞き出した項目をどう考えるかだろう。なぜ、どうして、という疑問をもってアセスメントの項目を見直すという作業なのかもしれない。
で、以上のことをどのようにしたら良いか、どう解決するか、ここにケアマネジメントの課題と指摘されたことへの回答が潜んでいると思う。
これらを実現することでなにが起こるか。まず、思い浮かぶのは利用者と介護サービスのマッチングができるだろう。利用者へ最適な介護サービスが提供されるようになれば、キャンセルの発生はすくなくなり、利用調整に要する時間がすくなくなるだろう、情報伝達に時間が取られていたものが事業者に任せることができので、なによりもケアマネジャーの工数が省力化の期待が持てる。次に事業者にとっても介護提供の環境が整うのでポイントを絞ってアセスメントを行い介護提供の段取りが容易になる、結果、効率よく効果をあげ介護職の労働環境も効果を発揮すると思われる。最後になんといっても利用者にとっては支払う経済的精神的負担に見合う介護の効果が得ら最大の享受をもたらすことと期待する。
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