知らなかった。あの3・11以降、フランクルの『夜と霧』が多くの人に読まれているのだという。3・11は、人びとに生と死の問題を突きつけた。そこで人びとは、「あの本を読もう!」ということになったのだろう。
人間が生きる意味とは、何か。こういった根源的な問いに、フランクルは応える。もちろん、具体的なことを示すのではない。一人ひとりの人生は、それこそユニークそのものであるから、こう生きなさい、そこに生きる意味があるのだ、などと言えるものではない。やはり、それぞれが行動しながら、生きながら模索していくものなのだ。
今日、『現代思想』の臨時増刊号(『imago』と雑誌名はなっている)を購入した。先頭には、フランクル自身の文がいくつか(もちろん翻訳されて)掲載されている。その文を読むだけでも、『夜と霧』で記された内容をより深く理解できるようになると思った。
それ以降は、日本人の対談(姜尚中と池田香代子)や論攷が並んでいる。対談以外は読んでいないが、いずれも力作である。
この本も購入して、手元に置いておきたい。定価は1500円。1500円の価値は十二分にある。
人間が生きる意味とは、何か。こういった根源的な問いに、フランクルは応える。もちろん、具体的なことを示すのではない。一人ひとりの人生は、それこそユニークそのものであるから、こう生きなさい、そこに生きる意味があるのだ、などと言えるものではない。やはり、それぞれが行動しながら、生きながら模索していくものなのだ。
今日、『現代思想』の臨時増刊号(『imago』と雑誌名はなっている)を購入した。先頭には、フランクル自身の文がいくつか(もちろん翻訳されて)掲載されている。その文を読むだけでも、『夜と霧』で記された内容をより深く理解できるようになると思った。
それ以降は、日本人の対談(姜尚中と池田香代子)や論攷が並んでいる。対談以外は読んでいないが、いずれも力作である。
この本も購入して、手元に置いておきたい。定価は1500円。1500円の価値は十二分にある。