浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

ローカルな話し

2013-11-14 23:08:58 | 日記
 昔の浜松市民会館、現在教育文化会館(はまホール)が、2015年3月に閉館するという。その一方で、浜松城公園のホテルコンコルドの南側にあたらしい文化ホールを建設するという計画がある。今その構想はストップしているが、いずれ出てくることだろう。これについては、浜松商工会議所が提案したもので、それをうけた現スズキ市長の選挙公約にもあったものだ。

 このはまホール、閉館後は解体される。『中日新聞』では「跡地の利用については未定」と報道しているが、隣の五社神社の駐車場になるという噂が、新しい文化ホール建設の案がでてきたときに、存在していた。

 浜松市政は、商工会議所の言うがままである。市長は、それにしたがっていればよいのだから、楽なものだ。だから「家康くん」の売り込みなんかに興じていられるのだ。

 
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ウィキリークスがTPP文書を暴露

2013-11-14 21:21:48 | 読書
 まず『東京新聞』配信記事。


TPP文書を暴露 ウィキリークス 知的財産権条文案か

2013年11月14日 夕刊

 【ワシントン=斉場保伸】内部告発サイト「ウィキリークス」は十三日、環太平洋連携協定(TPP)の「知的財産権」分野の条文案とみられる文書を公開した。これを受けて市民団体などは「大企業主体の要望リスト。個人の自由を奪う内容で容認できない」と強く反発している。

 TPP交渉に参加する十二カ国はお互いに秘密保持を義務付けており、交渉内容を記した条文案は極秘扱いとなっている。文書は、八月三十日にブルネイで開かれたTPP交渉会合で首席交渉官協議を受けてまとめた資料とされている。

 英文全九十五ページ。一部が黒塗りで消されているものの、製品や医薬品の特許権、著作権、商標などの定義や保護期間に関する項目に分けられ、参加各国の賛否や、意見が明記してある。

 資料によると、原案では米国が映画のDVDのコピーや音楽のコピーを防止するため、法的罰則を新たに設けるよう主張。米国は、医薬品については、特許取得手続きの簡素化を提案。さらに、特許保護期間を延長するよう求め、新興国などと対立している。

 米ワシントン・ポスト紙によると、米通商代表部(USTR)は同日「知財分野の交渉は続いており、終わっていない。われわれは力強く著作権保護を進めることで米国内の高付加価値な労働を拡大したい」とコメントした。

 一方、消費者非営利団体の「パブリック・シチズン」は「薬の特許がより長く保護されると、アジアの人々は安い医薬品が手に入らず、高額な治療費と病に苦しむことになる」と批判を強めている。

 ウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジ容疑者は「個人の権利やインターネットなどの自由な表現が踏みにじられる。公開で、批判が集まってTPPはつぶれる」と話した。

 各国は十九日からユタ州ソルトレークシティーで開く首席交渉官会合で、対立点をめぐってさらに協議を進める見通し。


 そして原文。

https://wikileaks.org/tpp/static/pdf/Wikileaks-secret-TPP-treaty-IP-chapter.pdf

 
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訃報

2013-11-14 11:26:32 | 日記
 民生委員は、自主的な仕事として、一人暮らし高齢者の家を訪問する。ボクは月一回は必ず訪問しているのだが、今日訃報が届いた。

 明るく元気な方であった。ここ数ヶ月、訪問してもいつも留守であった。隣家の親せき筋の方に伺うと、入院されているとこのことだった。それも重篤であると。そして訃報。

 いつも元気そうで、活発にいろいろ話される方であった。ご自分では、病気持ちであることを語られていたが、病気なんか微塵も感じさせなかった。

 ボクが担当する地域には8人の一人暮らしの方がいる。浜松市から送られた数字上では、もっといる。実際は娘家族と住んでいる方も、住民票で別世帯となっていると、一人暮らしと認定される。ボクは、そういう実質的に一人暮らしではない世帯は訪問しない。

 8人というのは、まったくの一人暮らしだ。訪問すると、待ってましたとばかりにいろいろ話され、1時間以上も話すこともある。主に聞き役ではある。

 こうして人間関係ができた後、訃報が届くのはつらいものがある。

 今月で民生委員はやめる。何度も書いてきたが、浜松市役所は高齢者福祉に対してはまったく形式的な対応しかせず、ほんとうは何もしたくないということのようだ。そういう姿勢があまりにはっきりわかってしまうと、そういうところから下ろされてくる仕事をこなしていくことが苦痛になる。

 まさに民生委員は奴隷であって、ボクは奴隷的な状況には耐えられないのである。

 しかし、今日届いた訃報にはつらいものがある。



 
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