浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

りんご

2013-11-15 21:06:31 | 日記
 長野県中川村のリンゴ農家から、毎年何回か箱でリンゴを買っている。昨日も、送られてきた。約10キロで一箱3500円(送料込み)だ。それが高いか安いかはわからない。

 中川村からリンゴを買おうとしたのは、そこの村長がとても立派だからだ。そういう立派な村長さんがいる村は、当然過疎化しているだろうが、支えなければならないと思ったのだ。

 中川村は、私の住むところを流れている天竜川の上流、伊那地方にある。ここは、徴兵書類が発見されたところでもある。敗戦直後、日本政府は姑息にも、みずからの犯罪を隠すために、軍事関係の書類を、東京だけではなく、全国で焼却させた。どこの役場でも、8月中旬、毎日のように書類を焼く煙が立ち上っていたはずだ。

 ところが全国で数カ所、徴兵関係書類を燃やさなかったところがあった。その一つは、ボクが発見した現在は磐田市になっているが、合併される前の豊岡村、旧村で言えば敷地村である。そのほか、富山県砺波市の庄下村、そして中川村である。近年はそのほかにも発見されるところが増えているようだ。

http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/arts/prof/okushi_1/2012/11/49782.html


 さてその中川村であるが、村長の主張がすばらしいのである。

http://www.vill.nakagawa.nagano.jp/index.php?f=hp&ci=10685&i=11579

http://www.vill.nakagawa.nagano.jp/index.php?f=hp&ci=10685&i=11503

 こういう村長がいる村は、支えなければならない。
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アンダーコントロール

2013-11-15 15:35:18 | 政治
 福島第1原発は、コントロールされていると、自民党・公明党政権のトップ・安倍首相は国際的な場で語った。

 しかし、報道を見ていると、そんなことはあり得ない、ことが事実で証明されている。たとえば、『毎日新聞』記事。
 
 
福島原発:タンクから水漏れか 30ミリシーベルト

毎日新聞 2013年11月15日 

 東京電力は15日、福島第1原発構内の汚染水をためたタンクから水滴が落ちているのを確認したと発表した。約50センチ離れて測定した空間線量が主にベータ線で1時間あたり30ミリシーベルトを記録しており、タンク内の汚染水が、タンクの継ぎ目から漏れている可能性が高い。

 午前8時50分ごろ、定時パトロールをしていた作業員が発見。4秒に1滴程度のペースで落ちており、タンク周囲のせき内にとどまっているという。

 タンクは今年8月に300トンの汚染水漏れが確認されたタンクと同じ、鋼鉄製の部材をボルトで締めたフランジ型。タンク内にはセシウムなどのガンマ線を出す放射性物質を取り除いた後の水が入っており、測定された放射線はほとんどがベータ線とみられる。【高橋隆輔】


 次は、NHK。これは他紙でも報道していたものだ。

1号機の格納容器で水漏れ見つかる
11月13日 21時25分

 東京電力福島第一原子力発電所1号機で、強い放射線の影響でこれまで見ることができなかった格納容器の状況を調べる調査が13日からロボットを使って始まり、格納容器の下部で2か所、水漏れが見つかりました。
 メルトダウンした1号機から3号機の格納容器で具体的な水漏れ箇所とみられる場所が見つかったのは初めてで、東京電力は汚染水対策を進めるうえで重要な調査結果とみて、さらに詳しく調べることにしています。

 福島第一原発のメルトダウンした1号機から3号機では格納容器が破損して原子炉から汚染水が漏れ出しているとみられ、有効な汚染水対策を取るうえでも、格納容器を水で満たして溶け落ちた燃料を取り出す廃炉の作業を進めるうえでも、格納容器の具体的な損傷箇所を特定することが大きな課題になっています。
しかし、現場は溶け落ちた燃料を冷やした水が汚染水となってたまっているうえ、放射線量が高いため、これまで詳しい状況を調べることができず、東京電力は1号機の格納容器の下部をロボットを使って調べる調査を13日から始めました。
 その結果、ロボットに搭載されているカメラの映像から、格納容器の下部の2か所で建屋側に水が流れているのが確認されたということです。
東京電力は流れている水の詳しい量は分からないものの、このうち1か所は、水道の蛇口をひねったような勢いがあると説明していて、この付近に格納容器の損傷箇所があるとみています。
また、付近の放射線量が1時間当たり0.9シーベルトから1.8シーベルトという極めて高い値であることも分かりました。
 メルトダウンした1号機から3号機の格納容器で、具体的な水漏れ箇所とみられる場所が見つかったのは初めてで、東京電力は汚染水対策を進めるうえで重要な調査結果とみて、14日以降さらに詳しく調べることにしています。


 こういう水漏れが発見されても、どうしようもない。これでコントロール下にあると言えるのか。

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