「防空識別圏 日本の抗議に中国側が反発」
対中国包囲網を構築すべく、東南アジア諸国を訪問する安倍首相。日中関係を改善しようという姿勢を一切示さない安倍政権。
そういう安倍政権に対応した、中国側の「反撃」。それを報じる『東京新聞』の記事。その記事の後に、もと外交官の天木さんのブログのアドレスを示す。読んで欲しい。
2013年11月25日 夕刊
【北京=佐藤大】沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定した中国に、日本側が抗議したことに対し、中国国防省の楊宇軍報道官は二十四日、「日本の主張には全く道理がなく、完全に受け入れられない」と反発した。新華社通信が伝えた。
楊報道官は、防空識別圏設定の目的は「国家主権と領土、領空の安全を守り、飛行の秩序を維持するため」と強調。国連憲章など国際法や国際慣例にかなうとした上で、「日本は一九六〇年代に防空識別圏を設定しており、中国にとやかく言う権利はない」と主張した。
中国に「強い懸念」を伝えた米国に対しても「主権問題では片方の肩を持つべきではない」と指摘した。中国外務省の秦剛報道局長も二十四日、「日本側が中国の防空識別圏に対し、とやかく言うのは全く道理がなく、完全な誤りだ」と主張した。
http://www.amakiblog.com/archives/2013/11/25/#002782