浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

女性に対する暴力

2014-10-15 22:43:48 | 国際
 イスラム教という宗教に、大いに疑問を持つ。ボクは、コーランを読んだことはない。現在の社会に生きているということは、イスラムについても知っておかなければならないと思う。日本には高名なイスラムの研究者に井筒俊彦がいるから、読まなければならない。

 だがしかし、最近イラクやシリア周辺を支配しているムスリムの「国」、「イスラム国」に関する情報をみていると、そこには、暴力が吹き荒れているようだ。

 「イスラム国」は、奴隷制を復活させたのか。以下は、時事通信配信記事。

少数派の女性を戦利品に=イスラム国「奴隷復活」宣言

時事通信 10月14日(火)14時30分配信

 【バグダッドAFP=時事】イラクとシリアで勢力を拡大する過激組織「イスラム国」は12日発行のプロパガンダ誌の中で、イラクで拘束したクルド人少数派ヤジディ教徒の女性や子供を「戦利品」として、戦闘員に分け与えていると明らかにした。
 イスラム国側がヤジディ教徒を「奴隷」として扱っていることを明確に認めたのは初めて。
 イラク北部シンジャル山周辺では8月、イスラム国に追われたヤジディ教徒が孤立。米軍がイラクでの空爆に踏み切る理由の一つとなった。現在も数百人の女性や子供の行方が分かっていない。
 プロパガンダ誌は「奴隷復活」と題した記事で、「捕らえたヤジディの女や子供は、シャリア(イスラム法)に基づいて、シンジャルの作戦に参加した戦闘員に分け与えた」と強調。キリスト教徒やユダヤ教徒には「税金」支払いや改宗という選択肢も与えるが、多神教のヤジディ教徒には適用されないと明言した。


 1993年、国連総会は、「女性に対する暴力の撤廃に関する宣言」を決議しているが、それから20年、今以て、女性に対する暴力はなくならず、「イスラム国」は女性を「戦利品」としてドレイとしているようだ。イスラム法はそれを正しいとしているのだろうか。

 それならば、イスラム教は否定されるべきものだ。
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