浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

世界へ・・・・自衛隊が行く

2014-10-04 23:28:48 | 政治
 世界へ出動する自衛隊。アメリカ軍とともにどこへでも?

 となると、テロも日本で起きることになるし、海外で日本人が拉致されることも起こるだろう。

 日本の「平和」は、消えていく。

 時事通信の配信。 

日米協力、地球規模で=「周辺事態」は削除-防衛指針

 日米両政府は、防衛協力の指針(ガイドライン)再改定に向け8日発表する中間報告に、自衛隊と米軍の協力を大幅に拡大する内容を盛り込む方針を固めた。「地域および地球規模の平和と安定への協力」と明記する方向で調整している。現行ガイドラインが規定する日本周辺有事での協力を定めた「周辺事態」の項目は削除する方向だ。日米関係筋が4日明らかにした。
 安倍政権が今年7月、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更を閣議決定したことを踏まえた措置。両政府は8日に外務・防衛局長級協議を東京都内で開き、中間報告を発表する。(2014/10/04-11:54)
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学問の自由

2014-10-04 20:42:46 | 社会
 歴史は進化するものだという考えは捨てなければならない。立花隆『天皇と東大』1(文春文庫)を読んでいると、美濃部達吉など、学問の自由を護るために、果敢に抵抗した学者たちがいた。

 ボクが学生時代、「大学の自治」=「教授会の自治」であるとして、学生も含めた全構成員による自治にすべきであると主張していた。

 しかし今や、「教授会の自治」は消え去ろうとしてる。学校教育法が改悪され、「自治」はなくなり、学長を中心とした人々による専制的な大学運営が正当化されようとしている。トップダウンの学校運営。

 今、様々な組織も、トップダウン方式が隆盛を極めている。メディアもそうだ。あの『読売新聞』、ナベツネの専制支配ではないか。
 また自治体も首長権限が強化されてきている。

 庶民(労働者、学生、住民)は、支配される対象としてのみ存在する、という状況が近づきつつある。いや支配されるだけではなく、支配する者たちにカネや労働力を提供する「ドレイ」のような存在になろうとしている。

 今月号の『現代思想』が届いた。入手が難しい本と一緒に注文していたので、かなり遅い配本となった。

 その特集は、「大学崩壊」である。従来の大学はなくなり、あたらしい「大学」へと変えられようとしている。しかしその変化は、「崩壊」というしかないものだ。

 すべてが「崩壊」していく。大日本帝国憲法時代の「大学の自治」よりもさらに後退させようとする動きが、強まっている。

 大日本帝国時代、「学問の自由」を護ろうと奮闘した学者たちの闘いを知っている。しかし、その学者たちが護ろうとした「学問の自由」でさえ、今や風前の灯火となっている。

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夕顔と薔薇

2014-10-04 20:31:31 | 日記


 我が家の庭にある夕顔は、満開である。夕方からつぎつぎと咲きはじめ、一晩で40~50の花が開く。
 
 白く、淡く、静かに咲く夕顔が、秋の風に揺れるさまは何とも言えない。月が出ているときは、その柔らかな光をそっと反射する。

 そのあたりから、鈴虫の音が聞こえる。

 秋、を感じる。

 夕顔は、一晩の命。夜の闇のなかに、咲き続ける、はかない花だ。朝になると、生きる力を失ったように花弁を閉じる。

 毎年、ボクは夕顔を咲かせる。この花を見て、種や苗を求める人が増えてきた。

 こういう文は、ボクには似合わないという人もいる。しかし人間は多面的な存在だ。

 ボクが夕顔と共に好きな花は、薔薇である。それも深紅の。

 夕顔が咲いている脇には、薔薇が咲く。

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