先日書いた「作戦」は、ギリシャの問題をみればみるほど、確信と化していく。新自由主義施策を貫徹させるための最大の武器は、「金欠」状態、つまり「借金地獄」に追い込むことだ。「借金地獄」に追い込んでいって、そこから徹底的に搾り取ろうという魂胆なのだ。
国や自治体は、なくなりはしない。そこに住む人々がいれば、人々は生きるためにカネを稼がなければならない、だから働く、そして労働力を維持するためには消費しなければならない、安心のために保険にも入る・・・・カネはなくならないのだ。そこに住む人々は、税金を納め続ける。だから長期的にカネを搾り取ることができるのである。
なるほど、カネを搾り取り続けることができる方法として、「借金地獄」は素晴らしいアイデアだ。「借金」を返せ、は、一見とても正しい要求のように見える。そして「借金」を返す際には、利子をつける。貸した方は必ず元が取れる、何と言っても借りたのは公的な機関であるから、取り損なうことはないだろう。
「借金」を返さなければならないから、事業は縮小、公務員の賃金は下げよう、公務員を増やさないで、業務を民間に委託しよう(この場合は「民間企業」である。民間企業に新たな儲け先が誕生するというわけだ)、非正規を雇おう・・・・・最近の自治体の施策はこれで一貫する。
政府は、自治体が「借金地獄」になるように、地方交付税を減らす、「合併特例債」のように餌をまいて(事業のほとんどは国が面倒をみるからという甘言で)借金をさせる・・・・。
今日昼間記したギリシャの例でも、「軍用品を買いなさいよ、ちゃんと融資するから・・」と、独仏はギリシャに軍用品を売り込む。ギリシャは「借金」が増える。
その方法を実践した人のインタビューがある。「エコノミック・ヒットマン」だった人の話だ。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8d4f.html
ボクたちは、財政がとても厳しいから・・・という国や自治体の説明に頷いてはならない。なぜなら、ボクたちが「借金」したわけではないのだから。
もうボクたちは、物わかりがよい国民や市民であり続ける必要はない。
国や自治体は、なくなりはしない。そこに住む人々がいれば、人々は生きるためにカネを稼がなければならない、だから働く、そして労働力を維持するためには消費しなければならない、安心のために保険にも入る・・・・カネはなくならないのだ。そこに住む人々は、税金を納め続ける。だから長期的にカネを搾り取ることができるのである。
なるほど、カネを搾り取り続けることができる方法として、「借金地獄」は素晴らしいアイデアだ。「借金」を返せ、は、一見とても正しい要求のように見える。そして「借金」を返す際には、利子をつける。貸した方は必ず元が取れる、何と言っても借りたのは公的な機関であるから、取り損なうことはないだろう。
「借金」を返さなければならないから、事業は縮小、公務員の賃金は下げよう、公務員を増やさないで、業務を民間に委託しよう(この場合は「民間企業」である。民間企業に新たな儲け先が誕生するというわけだ)、非正規を雇おう・・・・・最近の自治体の施策はこれで一貫する。
政府は、自治体が「借金地獄」になるように、地方交付税を減らす、「合併特例債」のように餌をまいて(事業のほとんどは国が面倒をみるからという甘言で)借金をさせる・・・・。
今日昼間記したギリシャの例でも、「軍用品を買いなさいよ、ちゃんと融資するから・・」と、独仏はギリシャに軍用品を売り込む。ギリシャは「借金」が増える。
その方法を実践した人のインタビューがある。「エコノミック・ヒットマン」だった人の話だ。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8d4f.html
ボクたちは、財政がとても厳しいから・・・という国や自治体の説明に頷いてはならない。なぜなら、ボクたちが「借金」したわけではないのだから。
もうボクたちは、物わかりがよい国民や市民であり続ける必要はない。