参議院での安倍政権の答弁は、「中国脅威論」を煽るようになってきた。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162220/3
これは、元外交官の孫崎氏の言うとおりであるが、しかし看過できない。
孫崎氏「中国の脅威について論じられていましたが、それは日米安保条約で対応する問題で、集団的自衛権とは何ら関係ありません。東シナ海や南シナ海の話も安保法案と全く関係ない。国会で今、議論されている集団的自衛権は、自衛隊をイラクやアフガンに派兵していいのかということ。それを安倍政権は、中国脅威論をあおって国民をごまかそうとしているのです」
しかし安倍政権は、ほんとうに中国と一戦を交えるつもりがあるのだろうか。
安倍首相の歴史認識は、おそらく皆無だと思うので、確認しておきたいのだが、1945年の敗戦は、アメリカやイギリス、ロシアにだけ負けたのではなく、中国にも負けたのだ。1945年に終わった戦争では、対米戦争のフィルムがたくさん残っているし、映画などでも放映されているので、対米英戦争に注目が集まるが、戦争中、もっとも日本軍が多かったのは中国戦線であったことを忘れてはならない。中国戦線でも、日本軍は勝利を得られず、精々昼間における「点と線」だけが維持できていたにすぎない。
であるがゆえに、日本軍は戦闘を交えた各所で、日本軍は残虐な行為を行っている。試しに中国へ旅行に行って、そこに住む人々に戦争中の思い出や伝えられていることを尋ねればよい。必ず日本軍の蛮行について教えてくれるはずだ。
そうした蛮行の記憶は、表面にはでないが、もし日本と中国が戦争をするとなったら、必ずやそれが蘇り、日本との戦争の精神的原動力となるはずだ。日本は必ず負ける。
安倍政権は、もう一度中国との戦いで、敗戦国になるつもりなのか。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162220/3
これは、元外交官の孫崎氏の言うとおりであるが、しかし看過できない。
孫崎氏「中国の脅威について論じられていましたが、それは日米安保条約で対応する問題で、集団的自衛権とは何ら関係ありません。東シナ海や南シナ海の話も安保法案と全く関係ない。国会で今、議論されている集団的自衛権は、自衛隊をイラクやアフガンに派兵していいのかということ。それを安倍政権は、中国脅威論をあおって国民をごまかそうとしているのです」
しかし安倍政権は、ほんとうに中国と一戦を交えるつもりがあるのだろうか。
安倍首相の歴史認識は、おそらく皆無だと思うので、確認しておきたいのだが、1945年の敗戦は、アメリカやイギリス、ロシアにだけ負けたのではなく、中国にも負けたのだ。1945年に終わった戦争では、対米戦争のフィルムがたくさん残っているし、映画などでも放映されているので、対米英戦争に注目が集まるが、戦争中、もっとも日本軍が多かったのは中国戦線であったことを忘れてはならない。中国戦線でも、日本軍は勝利を得られず、精々昼間における「点と線」だけが維持できていたにすぎない。
であるがゆえに、日本軍は戦闘を交えた各所で、日本軍は残虐な行為を行っている。試しに中国へ旅行に行って、そこに住む人々に戦争中の思い出や伝えられていることを尋ねればよい。必ず日本軍の蛮行について教えてくれるはずだ。
そうした蛮行の記憶は、表面にはでないが、もし日本と中国が戦争をするとなったら、必ずやそれが蘇り、日本との戦争の精神的原動力となるはずだ。日本は必ず負ける。
安倍政権は、もう一度中国との戦いで、敗戦国になるつもりなのか。