浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

石田純一、なかなか偉い!

2015-09-17 23:37:25 | その他
 石田純一が、戦争は文化ではないと訴えた。


http://lite-ra.com/2015/09/post-1502.html

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265336
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明日は「国会へ」

2015-09-17 23:36:22 | 政治
 『日刊ゲンダイ』記事。

警官隊8000人で制圧…安倍官邸「強行目前」の異常なデモ潰し


 安保法案に反対する「抗議デモ」は、どんどん勢いを増している。16日も国会前を埋め尽くした。17日、18日は、さらに人数が膨れ上がると予想されている。国民の怒りは強い。さすがに、安倍首相もデモの拡大に怯え始めているという。

 この日行われた国会前の集会は「過剰」な警備で、物々しい雰囲気に包まれた。開始1時間前から大型警察車両が国会前の車道に隙間なく止められ、歩道を取り囲む鉄柵に張り付くように警官がズラリと立ち並んだ。ベテラン警官が若手警官に「人があふれたら、中に押し込め!」と指示を飛ばす一幕もあり、みな険しい表情を崩さなかった。

 デモの主催団体の関係者はこう言う。

「警備の数は8000人だそうです。12万人が集まった8月30日の集会ですら5000人だったから、相当、警戒しているのでしょう」

 デモの開始から1時間、国会正門前のメーン会場付近では「鉄柵をどけろ!」という叫び声が上がり始めた。デモ参加者を狭いスペースに押し込めたためにケガ人が続出する寸前だった。その声に呼応するように百数十人の警官が“制圧”するために集結。スチール製の警棒を振り回しながら、「下がりなさい!」と警告し、力で参加者を歩道に押し込んだ。この暴力的な対応に参加者たちはヒートアップ。「安倍ヤメロ!」の大合唱が警官隊の声をかき消した。

「1カ月ほど前は『戦争法案反対』といったシュプレヒコールが多かったが、最近は『安倍は退陣』『安倍を倒そう』といった声が大半。安保法案反対デモは今や『倒閣デモ』に変容しています。きのうも『安倍ヤメロ』のコールが響き渡っていました」(全国紙記者)

 揉み合いの末、警察車両に連行される参加者も目についた。これまでは、鉄柵の“決壊”も容認されるケースが多かったが、この日は異常なまでの厳戒態勢。安倍首相は「抗議デモ」を徹底的に封じ込めるつもりだ。永田町事情通はこう話す。

「安倍官邸は、野党やマスコミの声はまったく気にしていません。野党もメディアも無力だとバカにしています。でも、若者たちを中心とした反対デモだけは極端に恐れている。周辺に『SEALDsはどうしているのか』と何度も聞いているようです。もし、安保法案の成立がシルバーウイークにズレ込んだら、連休中も抗議活動は続き、さらに大きくなるでしょう。そんな事態は何としてでも避けたいようです」

 しかし、過剰警備で「打倒安倍政権」の声が収まると思ったら大間違いだ。この日の集会でも、圧力が強まるほど参加者らは熱を帯びた。「警察は帰れ!」の声がそこかしこで上がっていた。集会に参加した政治学者の五十嵐仁氏はこう言う。

「過剰警備はデモを抑えるどころか、国民の怒りの火に油を注ぐだけです。圧力をかければ国民が諦めると思っているのだとしたら、見当外れも甚だしい。大勢の警官が参加者に圧力をかける様子は、ツイッターやフェイスブックで拡散されています。それを見た人が次々と触発され、さらにデモは拡大していくでしょう」

 安倍首相が安保法案を“強行成立”させたら、国会前に20万、30万人が集結し、「安倍はヤメロ!」と声を上げるだろう。
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明日は9月18日

2015-09-17 23:28:28 | 政治
 明日は9月18日だ。1931年9月18日、日本軍は柳条湖事件を起こした。いうまでもなく、1945年に終わる戦争の発端でもある。中国を戦場とした戦争が始まったのがこの日である。

 その日に、おそらくこの「参戦法案」が成立する。審議の過程で、アベは中国を敵視する答弁をくり返していた。その法案が、この18日に採決されるとするなら、この法案は中国に対するきわめて挑発的な行動になる。

 安倍政権は、何も考えない無能な政権であるといえよう。
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【資料】 昨年12月の河野統幕長のペンダゴンとの議事録

2015-09-17 23:08:48 | 政治
オディエルノ陸軍参謀総長との会談結果概要  取扱厳重注意
別紙第1
1、日時及び場所
平成26年12月17日(水)1630-1700 米国防総省
2、会談概要

河野統幕長
 本日は時間をとっていただいて感謝する。海幕長を務めていたことから、これまでは海軍との交流が多かった。今回は陸軍とも関係を持つことができ喜ばしく思っている。
 米陸軍協会年次総会に岩田陸幕長が参加し、よい議論ができたと報告を受けた。今回は情勢認識等について議論できればと思う。
 14日に衆院選挙があり、与党が圧勝した。集団的自衛権や安保法制の議論は引き続き進捗するものと認識している。年内に改訂予定であったガイドラインは来年、安保法制の整備に合わせ発表することとなった。集団的自衛権の行使が可能になった場合は米軍と自衛隊との協力関係はより深化するものと考える。

オディエルノ陸軍参謀長
 現在、ガイドラインや安保法制について取り組んでいると思うが予定通りに進んでいるか? 何か問題はあるか?

河野統幕長
 与党の勝利により来年夏までには終了するものと考えている。
 今回はデンプシー議長と日米同盟の深化等について議論するため訪米した。
 先日、日米共同方面隊指揮所演習を視察する機会を得、後方支援等の分野において内容が充実しており満足している。海軍種同士はこれまで連携があったが、陸軍同士も協力関係が強化されている。
 演習後、ブルックス太平洋陸軍司令官とのセミナーは充実したものであった。

オディエルノ陸軍参謀長
 本日はお時間を取っていただき感謝する。岩田陸幕長とはよい関係を築いており、数ヶ月前に訪日した際は、陸上自衛隊の目標について説明を受けた。陸上自衛隊と米陸軍がともに強化できる分野と陸上自衛隊の能力強化をすべき分野について議論した。また離島奪回に際し、いかに戦力を投入するかといったエア・アサルトについても議論することができた。この分野が陸上自衛隊と米陸軍がともに能力を構築できる分野であると考えている。
 今回の演習のポイントはストライカー部隊をいかに投入するかというものであり、戦力をいかに展開させるかといった観点から重要な分野と考えている。戦力展開に係る日米協力の強さが関係国に対する良いメッセージとなる。
 数ヶ月前、カリフォルニアにあるナショナル・トレーニング・センターにおいて小規模ながら陸上自衛隊と米陸軍が訓練を実施した。これは、相互運用性、情報共有、指揮統制機能の強化の観点から重要であると認識している。
 数年来の努力により海軍種間では相互運用性について向上が見られるが、陸軍種間では複雑な問題となっており、今まさに相互運用性の向上について取り組んでいるところである。この分野は我々が今後取り組むべき分野であると考えている。

河野統幕長
 日米の取り組みだけでなく日米豪の連携強化についても取り組んでいるところである。米豪共同訓練(タリスマンセイバー)に自衛隊を派遣し、サザンジャッカルーにおいても派遣部隊の拡充をしたいと考えている。
 陸上自衛隊においては陸上総隊の設立や水陸両用部隊の設立等大きな改変の時期を迎えている。横須賀における米海軍、海上自衛隊の関係、横田における航空自衛隊と米空軍の関係がよい具体例であると認識しており、陸軍種間では座間が適当であると考えている。

オディエルノ陸軍参謀長
 私も座間における連携が重要と考えており、ご支援いただいて感謝する。
 3カ国間での連携で言えば日米韓での連携も重要であると考えており、これに対する支援にも感謝する。日米韓陸軍同士での連携について、来春にミーティングを持つべく現在検討中である。

河野統幕長
 北朝鮮の脅威については現在も存在しており、この観点から日米韓での連携が重要だと認識している。しかしながら日韓での防衛交流は滞っているので、米国を中心とした3カ国での協力について推進していきたいと考えている。
 北朝鮮の脅威という観点から申し上げると、経ヶ岬にTPY2レーダーが設置され本年末に運用を開始すると認識している。このレーダーの設置、運用について全面的に協力したいと考えている。

オディエルノ陸軍参謀長
 日米2国間の話に戻ると、これまで陸軍種間では連携強化に取り組んでおり、これからも更なる強化に努めてまいりたい。このような取り組みが北朝鮮をはじめとする周辺国に対して良いメッセージとなると認識している。
 防衛交流や演習等あらゆることに取り組み、連携を強化することで北朝鮮、中国に対する良いメッセージとしていきたい。

河野統幕長
 日中関係について申し上げたい。11月に開催されたAPECにおいて日中首脳会談が実現したことは日中関係の改善の第一歩と認識している。この首脳会談の中で日中海上連絡メカニズムの協議再開について確認された。しかしながら、日本側のアプローチに対して中国からは反応がない状況である。
 現在、東シナ海においては常時2~3隻の船舶が尖閣諸島周辺で活動しており、最近は40NM以内での活動も活発となってきた。我々はこのような中国の活動に対しては冷静に対応しているところではあるが、中国中央政府の統制が効いているのかと疑問に思う。
 これら活動において不測事態を避けるため多国間でCUESを活用し現場でのコミュニケーションを図っている。日米での連携は中国に対して有効な抑止力になっていると認識している。

オディエルノ陸軍参謀長
 中国の活動に関して注視して頂き感謝する。中国に対しては外交、軍事等あらゆる手段を用い対応することが重要である。現在取り組んでいるガイドラインや安保法制作業についても有効な手段であると認識しており、引き続き見守っていきたいと考えている。

河野統幕長
 安倍政権の以前は防衛関係費は減少傾向にあったが、現在は増加傾向にあり、陸上自衛隊においてはV-22オスプレイ、AAV7を導入する。

オディエルノ陸軍参謀長
 オスプレイ導入は輸送能力向上の観点から重要であり、陸軍としてはオスプレイ等を使用した離島防衛等の防御要領について支援して参りたい。

河野統幕長
 貴官の協力に感謝する。
 エボラ対応のため連絡官をAFRICOMに派遣し、個人防護具をガーナに空輸した。引き続き、連絡官を通じ情報を収集させ、我々ができることを考えていきたい。

オディエルノ陸軍参謀長
 現在2500名強の部隊を派遣している。共有できる訓練としては兵站と訓練が必ず必要となり、これらを充実させることが必要である。

河野統幕長
 現在、エボラ対応として連絡官を派遣しているが、今後も常駐させたいと考えている。

オディエルノ陸軍参謀長
 AFRICOMにおいては様々な活動を行っており人道支援のみならずテロ対策も重要となっている。過去数年間アフリカ方面で取り組みを実施し、94の活動を行ってきた。訓練やアドバイザー、能力構築支援が主であり、この分野において連絡官を通じ日本の支援を得られることは米側にとっても有益。日本の様々な形でのコミットメントに感謝。

河野統幕長
 本日は時間をとっていただき感謝

オディエルノ陸軍参謀長
 こちらこそ有益な意見交換に感謝(了)



スペンサー空軍副参謀総長との会談結果概要   取扱厳重注意
別紙第2

1.日時及び場所
平成26年12月18日(木)1000-1030 米国防総省

2.会談概要

河野統幕長
 本日は時間を取っていただき感謝する。今回は、統合幕僚長就任にあたりデンプシー議長に表敬するため訪米した。

スペンサー空軍副参謀長
 お会いできて光栄である。デンプシー議長も貴官に会うことを楽しみにしているようだ」

河野統幕長
 F35のリージョナル・デポ(※)が日本に決まったと知らせを受けた。この決定は厳しい安全保障環境において非常に喜ばしいことであると認識している。また、日本はF-35、E-2D、グローバルホークを導入することを決めた。
(※編集部注)リージョナル・デポ…地域整備拠点

スペンサー空軍副参謀長
 日本は最強のパートナーであると認識していることから、このような決定を耳にすることができ嬉しく思う。

河野統幕長
 グローバルホークは空軍において運用されているのか?

スペンサー空軍副参謀長
 然り。米空軍においてはブロック40と30を運用しており、グローバルホークの導入は日本にとって非常によい選択であると考える。特にブロック40は素晴らしい能力を有している。

河野統幕長
 東日本大震災におけるグローバルホークからの情報はすばらしいものであった。自衛隊は今回初めて無人機を運用することから、米空軍の支援を依頼する。

スペンサー空軍副参謀長
 運用に関して、我々ができることいついて支援して参りたい。

河野統幕長
 日本は引き続き厳しい安全保障環境に置かれている。これまで日本は個別的自衛権のみであったが、集団的自衛権が行使できるようになればガイドラインの見直し作業を踏まえて日米同盟が深化するものと考えている。

スペンサー空軍副参謀長
 米軍は現在、予算削減を強いられているが検討中の事業については何とか進展している状況である。空軍においてはF-35の導入、新型空中給油機、新型長距離爆撃機等の重要な事業については計画通りに進展する見込みである。

河野統幕長
 現在ロシア空軍のTU-95爆撃機の日本周辺空域の活動、バルト艦隊や黒海艦隊の太平洋における活動も活発化しており、自衛隊としてこれを警戒している。
 我々は北方領土問題を抱えているため、西側諸国と同調しつつロシアとの最低限の関係は維持していきたいと考えている。
 貴官のロシアに対する意見如何?

スペンサー空軍副参謀長
 貴官の意見に全面的に賛成する。ロシアの活動に関しては懸念を抱いている。要撃に関する相互の手順について確立し、誤解による不測事態の発生を防止する必要がある。これは中国周辺、東、南シナ海においても同様である。

河野統幕長
 現在、東シナ海においては常時2~3隻の船舶が尖閣諸島周辺で活動しており、最近は40NM以内での活動も活発となってきた。我々はこのような中国の活動に対しては冷静に対応し、できる限りコミュニケーションを図るよう努力している。

スペンサー空軍副参謀長
 中国の動機如何?

河野統幕長
 確固たることは言えないが、中国の戦闘機の異常接近や、中国艦艇からのレーダー照射事案も発生している。中国中央政府の統制を受けていないのではないかと疑問を抱いている。
 現場においては緊密なコミュニケーションをとらせたいと考えており、日米での強固な連携が中国に対する抑止力になると確信している。

スペンサー空軍副参謀長
 貴官の意見に同意する。様々なレベルおける中国とのコミュニケーションは重要であり、国防省からも各軍種長が中国を訪問し、積極的にコミュニケーションをとる努力をいている。中国に対しては日米の連携を強化することが重要であると認識している。

河野統幕長
 今朝、北朝鮮からのサイバー攻撃に関するCNNのニュスを見た。実際にサイバー攻撃はあったか。

スペンサー空軍副参謀長
 北朝鮮に関する映画が完成し、公開間近である。内容としてはコメディーであり大げさに反応するものではないが、北朝鮮のリーダーが暗殺される内容となっており、北朝鮮は神経質となっている。

河野統幕長
 北朝鮮に関して言えば、米国とはBMD(※)の分野で協力していきたい。TPY-2レーダーが今月末に稼働すると認識しており、BMDでの連携において非常に重要なものであると認識している。
 本日は時間をとっていただき感謝する。
(※編集部注)BMD…弾道ミサイル防衛

スペンサー空軍副参謀長
 こちらこそ感謝申し上げる。(了)


ワーク国防副長官との会談結果概要   取扱厳重注意
別紙第3

1.日時及び場所
平成26年12月18日(木)1030-1100 米国防総省

2.会談概要

河野統幕長
 本日は時間をとっていいただき感謝する。今回は統合幕僚長就任にあたりデンプシー議長に表敬するため訪米した。
ワーク国防副長官
 お会いできて光栄である。

河野統幕長
 現在、ガイドラインの見直し作業に取り組んでいる。この点に関してOSDの日本部長ウィンターニッツ氏の貢献に感謝する。

ワーク国防副長官
 ガイドラインの見直し作業は進展しており、私だけでなくヘーゲル長官や我々の政治チームも10月の中間報告には満足している。現在は4月の作業完了を期待している。

河野統幕長
 我々も集団的自衛権行使に関する閣議決定がなされたことから、改訂されたガイドラインには期待している。
 今回は現在検討中である法制をガイドラインの見直し作業と同調させる必要があることから延期となったと認識している。先日の衆議院選挙における与党の勝利により政治はさらに安定し、これら作業も進展するであろう。
 ガイドライン見直し後は自衛隊と米軍の協力はより深化するものと認識しており、これら連携強化についてはデンプシー議長とも議論したいと考えている。

ワーク国防副長官
 今回の勝利について安倍首相にお祝い申し上げる。これは我々にとっての助けになるだけでなく、安保法制の検討中である日本にとっても良いことであると認識している。
 今回はエボラ熱対処に関して安倍首相から尽力していただき、日本は最大のドナーとして連絡官派遣等の貢献に感謝する。連絡官派遣については継続することが適当ではないかと考えている。

河野統幕長
 エボラ熱は未だ収束していないが、エボラ熱対処後も連絡官派遣を継続したいと考えており、連絡官を通じ情報を収集、我々のできることを検討して参りたい。また、自衛隊は海賊対処を実施しているが、ジブチは海賊対処のみならず、他の活動における拠点にしたいと考えている。さらには防衛駐在官の増派も検討しており、AFRICOMとの連携を強化したい。

ワーク国防副長官
 自衛隊はこの1年来、防衛能力向上のため様々な取り組みをしてきた。このような努力の継続のため予算的な制約はあるか?

河野統幕長
 これまでの10年間においては防衛予算は減少傾向にあったが、安倍政権になってからは増加傾向にある。中国の活動が活発化していることを踏まえると今後も防衛予算は増える傾向にあると考える。このような流れの中でF-35、E-2D、グローバルホーク、オスプレイの導入が決まった。
 これら取り組みは日米の相互運用性の向上につながるものであり、日米同盟の強化に資するものである。
 また、今回F-35のリージョナルデポが日本に決まり、貴官をはじめとする関係者に感謝するとともに、本件は相互運用性向上のために重要な決定であると認識している。オスプレイのリージョナルデポについても日本に置いて頂けると更なる運用性の向上となる。

ワーク国防副長官
 その件についてはまだ私まで報告がされていない。オスプレイ導入に関して日本国民の不安は低減されただろうか?

河野統幕長
 以前に比べれば低減されたように思う。

ワーク国防副長官
 オスプレイは海兵隊の装備品の中ではもっとも安全性の高いものである。しかしながら初期の事故により不公平な評価を受けることとなり残念である。

河野統幕長
 オスプレイに関しての不安全性を煽るのは一部の活動家だけである。
 ヘーゲル長官が交代することとなり、予算の厳しい中で米国のリバランス政策(※)は継続するのか?
(※編集部注)リバランス政策…リバランスとは再均衡の意で、米国がこれまでの世界戦略を見直して、その重心をアジア・太平洋地域に移そうとする軍事・外交上の政策のこと。実際は、財政難にあえぐ米国の軍事予算縮小方針のなか、それでもアジア太平洋地域の覇権を維持するために、日本などの国(自衛隊)が米軍の下請けとして機能する「肩代わり」政策

ワーク国防副長官
 これは絶対に変わらないものである。大統領も防衛費、非防衛費を問わず予算の強制削減は不適切であると考えている。このような状況の中、大統領は予算を追加したという経緯がある。
 来年2月に2015年度の予算が決定するが、その予算の内容としては太平洋における能力強化のための予算の全てが含まれている。
 冷戦後、重要な4つの分野、すなわち在韓米軍基地、岩国基地、FRF、グァム移転問題における予算については100%確保されており、計画通りに進捗すると考える。特にグァム移転に関する予算は議会からの制約が解除されたことは大きな変化であった。
 このようなことからも議会もリバランス政策を支持しているということであり、国防総省としてもリバランス政策支持の姿勢を継続していく。

河野統幕長
 沖縄知事戦では普天間移設反対の候補者が当選した。普天間移設問題は地方の問題ではなく国の問題であり、安倍政権として立場を変えないものと認識している。
 本日は時間をとっていただき感謝する。

ワーク国防副長官
最後に付言させていただきたい。これまで何度も強調してきたことであるが、尖閣問題は5条事態の対象であると大統領の他、ヘーゲル長官も明示しているところである。現在の政権が継続する限りこのコミットメントは変わるものではなく日米同盟の強化につながるものであると認識している。
 今日は有意義な議論ができた。感謝する。(了)


グリナート海軍作戦部長との会談結果概要  取扱厳重注意
別紙第4

1.日時及び場所
平成26年12月18日(木)11 00-1130 米国防総省

2.会談概要

河野統幕長
 貴官とは昨日の夕食会においても話したところであるが、今後、イージス艦が2隻、横須賀に入港し、ジヨージワシントンの後継としてロナルド・レーガンが就役すると認識している。

グリナート海軍作戦部長
 これらの移行はスムーズなものであり、スイフト中将の重要な任務である。これらは海幕、太平洋艦隊、第7艦隊にとっても重要な案件であると認識している。

河野統幕長
 これらの動きについで日本国内での問題はないと認識している。
 9月のISSでも話したが、尖閣周辺においては大きな情勢の変化はない。CUES(※)を活用し不測事態の発生を防止していることであるが、中国からの反応は一様ではない。米海軍と中国海軍のCUESにおける関係はどうか?
(※編集部注)CUES…2014年4月に日米中や東南アジア各国などで合意した海上衝突回避規範

グリナート海軍作戦部長
 ハリス大将によれば10件中6件は中国側からの反応があるとのこと。
 新任のズンゴフ米沿岸警備隊司令官には中国の沿岸警備隊に対してCUESを拡大し沿岸警備隊同士でも活用できるよう働きかけている。

河野統幕長
 APECにおいて日中首脳会談が実現した。海上連絡メカニズムの締結に向けた協議の再開が決定したところであるが中国からの反応がない。中国の意図がどこにあるのか分からない状況である。

グリナート海軍作戦部長
 この状況は理解できる。私の個人的な考えであるが、中国は対外的な政策よりも中国国内の問題に集中しているのではないだろうか。

河野統幕長
 ロシアについて話をしたい。ロシアはTU-95の日本周回飛行やバルト艦隊や黒海艦隊の太平洋での活動が活発化している。貴官のロシアに関する意見如何?

グリナート海軍作戦部長
 私も貴官と同意見である。ロシアは活動を拡大しており、グァム、フィリピン周辺でもTU-95の飛行が確認されている。また、意外な事であるがベトナムがロシア箪に対して給油支援を行っている。
 このようにロシア軍は世界的に活動を拡大しているが、ロシア軍には装備品が古いことから、海上自衛隊のアデン湾での活動のように作戦を継続的に行う能力はないと考えている。
 昨日、英国のザンべラスより電話があり、河野統幕長によろしく伝えるように頼まれた。彼は来年1月に中国に行き空母等を視察するとのことである。その際、航空土を随行させて能力評価を行うとのことなので、その結果については統幕長、海幕長にも情報提供したい。

河野統幕長
引き続き良い関係を築いてきたい。

グリナート海軍作戦部長
こちらこそよろしくお願いする。(了)


スイフト海軍作戦部幕僚部長との会談結果概要  取扱厳重注意
別紙第5

1.日時及び場所
平成26年12月18日(木)1130−1200米国防総省

2.会談概要

河野統幕長
 太平洋海軍司令官に就任するとのことであり、お祝い申し上げる。太平洋海軍に貴官が、太平洋軍司令官にハリス大将が就任するということで最強の布陣であると認識している。
 今後、イージス艦が2隻、横須賀に入港し、ジョージワシントンの後継としてロナルド・レーガンが就役すると認識している。本件は中国に対しての抑止力になると認識している。これに関し、国内的には問題はないもと考えている。

スイフト海軍作戦部幕僚部長
 空母の交代についでは日本の協力に感謝する。できる限りスムーズな移行が出来るよう尽力したい。また日米合同での出港行事をサンディエゴで実施したいと考えている。空母の運用を支障なく実施するためにも日米で世界にアピールしたいと考えている。

河野統幕長
 尖閣周辺での状況は貴官が第7艦隊司令官時代よりも厳しいものとなっている。中国の船舶が2〜3隻活動しており、接続水域にも近づいている。第一義的には海上保安庁の対応となっているが、領海に進入する場合は海上自衛隊による対処となる。引き続き冷静に対応し、CUESを活用し不測事態を回避するように指示している。

スイフト海軍作戦部幕僚部長
 私は艦長として状況が緊迫しているのならどの様な形であれ、上級司令官の指示に従いCUESでなくても、使える手段を使用してコミュニケーションを図る必要があると考えている。

河野統幕長
  CUESでさえ返答があったりなかったりする状況である。これまでの傾向としてはシニアの艦長であると思われるソブレメンヌイ級の大型艦はこちらの問いかけに答えないようである。

スイフト海軍作戦部幕僚部長
 中国海軍により運用される尖閣対応の艦長は厳選された者であると考えている。
 我々は日米でCUESを使用したコミュニケーショシについての経験、知見を共有すべきであると考えている。地域全体でのコミュニケーションの問題を全体的に把握する必要があると考える。

河野統幕長
 ロジアの活動についで話をしたい。ロシアはTU-95 の日本周回飛行やバルト艦隊や黒海艦隊の太平洋での活動が活発化している。ベトナムはカムラン湾を給油のために使用させている模様。

スイフト海軍作戦部幕僚部長
 海上自衛隊はルーマニア、ウクライナとの演習を黒海で実施するのか?

河野統幕長
 そのような計画はない。

スイフト海軍作戦部幕僚部長
 この質問をした理由はロシア問題はヨーロッパ、地中海、カスピ海に渡る広域の活動として捉える必要があると考えているからである。
 尖閣の問題も、尖閣だけの問題として捉えるのではなく中国の問題として捉える必要がある。個別的に問題を捉えるのではなく全体として問題を捉えることで、他国の状況を踏まえて協力することが必要となってくる。個別的に問題を扱うと孤立してしまう可能性がある。すでに中国の潜水艦の2,3隻がインド洋に進出していることも全体として捉える必要がある。

河野統幕長
 安倍政権において中国の力による現状変更は認めないという認識のもと、フィリピン、ベトナム等 ASEAN諸国と協力しているところである。

スイフト海軍作戦部幕僚部長
 インドは南シナ海での演習の際にベトナムをはじめとする様々な寄港を実施している。この様に戦略的な寄港を実施すべきではないか。

河野統幕長
 現在日本は海賊対処のために海上部隊をジブチに派遣している。派遣の際には戦略的な寄港を実施している。

スイフト海軍作戦部幕僚部長
 シンガポールやクアラルンプールなど経路上にない港にも寄港し、メッセージを発出すべきではないか。

河野統幕長
 対外的なメッセージのためにそのような戦略的寄港は行っている。
 時間となってしまった、太平洋海軍司令官の交代式の際にハワイで会えるのを楽しみにしでいる。(了)


デンブシー統合参謀本部議長との会談結果概要  取扱厳重注意
別紙第6

1.日時及び場所
平成26年12月18日(木)1300―1345 米国防総省

2.会談概要

河野統幕長
 本日はお忙しい中時間をとっていただき感請する。来年3月に訪日すると聞いた。

デンプシー議長
 その通りである。韓国にも行く予定である。

河野統幕長
 本年7月にハワイにいて日米韓CHODを開催した。現在、日本と韓国の間では防衛交流が滞っている状態にある。チェ合参議長とは海幕長時代からのパートナーであるが現在に至るまで会えていないため、是非CHODを実現したい。

デンプシー議長
 是非CHODを実現したいと思っており、ロックリア司令官ともVTC において本件について話した。前回はハワイで開催したが、ハワイが適当であろうか?何か場所に関して提案はあるか?

河野統幕長
 ハワイが適当である。

デンプシー議長
 来年2月にPACOM COCを実施したいと考えている。しかしながら諸般の事情により日程については流動的である。2月20日に実施できればと思っている。

河野統幕長
 ロックリア司令官と出来るだけコンタクトを取りたいと考えている。PACOM COCにチェ合参議長は参加しないと聞いている。

デンプシー議長
 その通りである。現在の朝鮮半島の状況を考えると、チェ合参議長は韓国を離れられなのではないだろう。常に北朝鮮からの脅威があり、サイバー攻撃の脅威の顕在化している。チェ合参議長の立場もあると理解している。来年1月にチェ合参議長と電話懇をする機会があるので、その際にPACOM COCに参加するよう話してみたい。

河野統幕長
 ソニーピクチャーへのサイバー攻撃についでCNNニュースで確認した。日米韓の連携は北朝鮮への対応として重要であると認識している。北朝鮮においてはミサイルの脅威があるが、我が国のBMDの態勢は万全であると認識している。しかしながら、日本と韓国の間ではGSOMIAがないので情報共有ができていない。韓国内の世論の影響により出来ていないと認識している。

デンプシー議長
 韓国には数年前から日本と上手く付き合うようにと言っているところである。
 北朝鮮からのサイバー攻撃については証拠がないため公表には至っていないが、アメリカ政府として何かしらの見解が出されるものと認識している。日韓間の情報共通も含め我々の努力が進むと信じている。
 ASEANの会合により、中国のレトリックは低調であると認識しているが、この件に対する意見如何?

河野統幕長
 APECにおいて日中首脳会談が実現した。海上連絡メカニズムの再開が決定したところであるが中国からの反応がない。尖閣周辺における活動は活発化している。また南沙諸島においては暗礁の埋め立ても行っており、力による現状の変更は認められないという立場に基づきASEAN諸国やオーストラリアと連携をしている。我々は中国に対してエスカレーションラダーを上げないよう努力しているところである。
 現在、ガイドラインの見直し作業を実施しているところであり、来年の前半まで延期となった。集団的自衛権や検討中の安保法制が実現した際には日米の関係はより深化するものと認識している。また、ゴールドフィン中将と日米の役割の再調整について議論した。
 エボラ熱に関して話しをしたい。エボラ熱対応としてAFRICOMに連絡官を派遣し、KC-767において防護服を運んだ。引き続き連絡官を通じて情報収集し、我々ができることを考えていきたい。

デンプシー議長
 日本の貢献に感謝申し上げる。エボラ熱のような案件は収束すると関心が薄れてしまう傾向にある。このような事態を風化させないためにも経験や教訓を収集し能力を整備する必要がある。現在のところ基本的な能力は保有していると認識しており、移動式除染装置を6台、1度に3人を隔離する能力をもつC-17を1機保有している。

河野統幕長
 AFRICOMには連絡官を常駐させたいと考えている。またジブチは海賊対処の拠点ではあるが、今後の幅広い活動のためジブチの利用を拡大させたいと考えている。今後はPACOM、CENTCOM、AFRICOMとの連携を強化して参りたい。
 今後CTF-151に指揮官を派遣することとなる。コアリションを編成し9月に指揮官を発出する予定であり、これは画期的なことであると認識している。

デンプシー議長
 ロシアについてどのように考えているが?

河野統幕長
 現在ロシア空軍のTU-95爆撃機の日本周辺空域の活動、バルト艦隊や黒海艦隊の太平洋における活動も活発化しており、自衛隊としてこれを警戒している。
 我々は北方領土問題を抱えているため、西側諸国と同調しつつロシアとの最低限の関係は維持していきたいと考えている。
 岩崎前統幕長がステーツマンフォーラムに参加するため6月に訪米する予定である。

デンプシー議長
 6月に会うことができれば良い。3月にも訪日するのでその際にも会えればと思う。
 この職務に就いて様々なことを経験してきたが、各国のカウンターパートやその配偶者に出会えたことが素晴らしいと感じている。
 本日はお越し頂き感謝する。(了)


ダンフォード海兵隊司令官との会談結果概要  取扱厳重注意
別紙第7

1.日時及び場所
平成26年12月18日(水)1400-1430 米国防総省

2.会談概要

ダンフォード海兵隊司令官
 会談に先立ちアーリントン墓地において献花をして下さり感謝申し上げる。日本のパワフルなメッセージが発出できたものと思料。そして貴殿という友人ができたことを嬉しく思う。

河野統幕長
 昨日の夕食会でお話ししたが本日は何点か議論したい。
 現在自衛隊では水陸両用能力に取り組んでおり、今回のキーンソード(※)においても離島奪回訓練を実施した。防衛力整備においてもAAV7(※)やオスプレイの導入を決定したところである。
(※編集部注)キーンソード…日米合同軍事演習、AAV7…水陸両用強襲車
 海上自衛隊においては水陸両用戦に供する艦を建造する予定であり、航空自衛隊においては対地攻撃能力の向上を目標とし、陸上自衛隊においては水陸機動旅団を創設することになる。
 今後もアイアンフィスト(※)、ドーンブリッツ(※)には積極的に参加する、引き続き支援をお願いしたい。
(※編集部注)アイアンフィスト…陸上自衛隊と米海兵隊の合同演習、ドーンブリッツ…米軍主導による多国間水陸両用訓練

ダンフォード海兵隊司令官
 沖縄にはⅢ MEF(※)が展開しており、ウィスラー司令官よりオスプレイの運用要領や水陸両用戦についての助言を受けることができると考える。私は過去に、1日陸海軍の両用戦を学んだので愛着を感じているところ。
(※)MEF…第3海兵遠征軍

河野統幕長
 沖縄県知事選時にはリバティーポリシー(※)の実施、地域情勢に配慮して頂き感謝する。結果として普天間移設反対派の知事が就任したが、辺野古への移設問題は政治レベルの議論であるので方針の変更はないとの認識である。安倍政権は強力に推進するであろう。
(※編集部注)リバティーポリシー…米兵の夜間外出禁止など在日米軍勤務時間外行動指針

ダンフォード海兵隊司令官
 沖縄には3回勤務をしているので地元の状況については良く認識している。この様な問題には忍耐が必要であり状況が好転するまで待つことも必要である。しかしながら、安倍総理は移設を現行計画どおり実施し、沖縄の基地負担を減じる努力をしていくと理解している。

河野統幕長
 衆院選挙においては安倍政権与党が圧勝した。安倍首相のリーダーシップによりこのような問題も進展していくものと認識している。

ダンフォード海兵隊司令官
 本日、ウィスラー中将とVTCを実施するが、強固なREINFORCEMENT(増援)を太平洋で実施すると言うつもり。ウィスラー中将、トゥーラン中将とも連携を強化して欲しい。

河野統幕長
 辺野古への移転やキャンプハンセン、キャンプシュワブでの共同使用が実現すれば、米海兵隊と自衛隊との協力が一層深化すると認識している。これにより沖縄の住民感情も好転するのではないか。

ダンフォード海兵隊司令官
 北朝鮮の政治状況如何?

河野統幕長
 現在、北朝鮮は金正恩体制であり、一見安定している様に見える。しかしながら、何の実績もない金正恩の妹を政府の要職へ配置したり、まだ確定していないがソニーピクチャーズへのサイバー攻撃といい余裕のない性格と見ている。一見安定しているようで脆いのではないか。不測事態が起きる可能性は否定できない。

ダンフォード海兵隊司令官
 北朝鮮は中国と距離を置いているように見えるが?

河野統幕長
 中国とのパイプ役であった張成沢が処刑された以降、中国との距離はあるようだ。一方でロシアとの連携を強化しようとしている傾向がある。
 現在ロシア空軍のTU-95爆撃機の日本周辺空域での活動、バルト艦隊や黒海艦隊の太平洋における活動も活発化しており、自衛隊としてこれを警戒している。
 我々は北方領土問題を抱えているため、西側諸国と同調しつつロシアとの最低限の関係は維持していきたいと考えている。

ダンフォード海兵隊司令官
 ロシアはバック トゥー ザ フューチャーだ。

河野統幕長
 貴官はアフガンでの勤務が長いと認識しているがISILの状況はどうか?

ダンフォード海兵隊司令官
 デンプシー議長とウィニフィルド副議長との間で話があったが、アフガニスタンの状況はパキスタンにおけるタリバンとの関係が深い。パキスタン、アフガニスタン、イラクの状況はそれぞれ個々の問題を有しているが、対処としては共通のものもあると認識している。それは各国の部隊の能力を構築することであり、これが米軍としての焦点である。
 政治状況としてはアフガニスタン、イラクの大統領が交代し、現時点において事態は好転しているものと考える。アフガニスタンにおける政権交代当初は我々の努力の効果を下げるものであった。イラクにおいてはマリキ政権時よりも今の方が色々とやりやすくなっている。いずれにせよ、個々の問題に対処するため、政治、経済、軍事面での取り組みをバランスよく長期的に実施する必要がある。イラクでの教訓を生かした政治体制整整備も重要となる。大統領声明のとおり、イラク、パキスタンへの米国の支援はそれぞれの国、自らが上手くやっていくこと、すなわちガバナンスの構築に重点が置かれているものである。
 アフガニスタンにおいては民衆に希望を与えることが重要であり東京会合はこの役割を果たしている。

河野統幕長
 衆院選で安倍政権与党が圧勝した。今後は集団的自衛権の議論が進み、集団的自衛権の行使が可能となった場合は自衛隊の役割も拡大することができ、自衛隊と米軍の協力も進化するものと確信している。

ダンフォード海兵隊司令官
 水陸両用の訓練、ドーンブリッツやアイアンフィストにおいて、水陸両用の能力、相互運用性は高まった。今後は政治的な法解釈の枠組みが整備されることで真の意味で役割が拡大すると考える。MV-22、AAV7への協力はおしまない。

河野統幕長
 オスプレイ、AAV7の話に戻ると、貴官の権限ではないとは思うが、日本としてはオスプレイのリージョナルデポについても日本に置いて頂きたいと考えている。

ダンフォード海兵隊司令官
 岩田陸幕長からも書簡を頂いており、国防長官にも報告している。日本は主要な候補となっていると認識している。
 来年1月に硫黄島における日米イベントがあり日本に立ち寄る予定である。東京に行くことが出来れば是非、貴官にも会いたいと考える。本日はお越しいただき感謝する。(了)

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考えること

2015-09-17 22:39:13 | 政治
 「参戦法案」は、憲法違反である。これはまごうことなき真実である。憲法違反であるということから、この法案に対してその無効を追及していくことはとても大切なことだ。このことをまず記しておいて、次に、最近ボクが考えていることを記す。


 今までボクは、このブログに日本がアメリカの「属国」であることを、書き続けてきた。残念ながら政治も軍事も、また経済も日本の「属国」ぶりを示す。このままアメリカに従属し続けてよいのか、これがボクが最近強く思うことだ。

 今ボクは、欧米の動きの中での日本の動きを、近世初期から追ってきている。それをいろいろな文献を読みながら考えると、やはり政治的・軍事的自立を志向すべきではないかということだ。現在の日本でいうなら、対米自立である。むろん、アメリカと敵対する必要はない。そうではなく、アメリカへの従属を徐々になくしていき、日本は軍事的にも政治的にも自立すべきなのだ。

 日本の安全は、アメリカと切れたところで、自国の軍隊で確保していく。現在の日本国憲法が、非武装中立を志向していることは十分認識している。だが、それは、日本人にとって早すぎたのではないか。非武装中立というあるべき根本的な平和思想を日本人がみずからのものにするだけの力がなかったのではないか。

 「参戦法案」が通過し、アメリカの戦争に補助部隊として動員されていく、というのは、なんとも情けない。日本国が主体的に決めてアメリカの戦争に参加するのではなく、アメリカが主体となって決定する戦争に加わっていくというのは、何とも国辱ものではないか。アメリカの戦争に加わって、自衛隊員が戦死したり戦傷で苦しむというのは何とも許せない。

 ボクは、今一度、根本的に、今の自衛隊のあり方を考えるときが来たのではないかと思う。つまり、自衛隊を、自主自立の軍隊、日本の軍隊にすべきだということである。もちろんその日本軍は、個別的自衛権だけを行使する存在にする。海外には絶対に派兵しない。その一方、軍隊とは別に国際援助隊を組織し、非軍事の貢献をさせていく。一切武装をせずに、海外で救援活動を行う。

 自衛隊がアメリカの傭兵のようになっているから、こんな「参戦法案」なんかが提案されるのである。とにかく、アメリカとの軍事同盟は解消し、自衛隊を名実ともに、日本国政府が指揮権を持つ存在へと変えるのだ。

 アメリカと同盟関係を保っているから、自衛隊がこんな危険にさらされるのだ。

 現在の日本の第1の課題は、対米自立なのではないだろうか。
コメント (1)
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空しさ

2015-09-17 16:56:29 | 政治
 ボランティアの講座を終えてから、午後ずっと参議院特別委員会の中継を見ていた。東京に行こうと考えていたが、19日の準備があるので明日にしようと決めた。その準備をしながら見ていたのだが、鴻池委員長の不信任決議に関する討論を聞いていたが、民主党の議員をはじめ真摯な主張をしていた。

 その決議が否決された後は、いつものように混乱の中での強行採決。まったく法案の中身がどういうものであるか不明確なままである。平和憲法違反はいうまでもないが、日本の立憲主義、法的安定性は、これによって崩壊したといってもよい。

 ボクたちは、無法の社会に放り出されたわけだ。1980年代の新自由主義的な動きが浸透する中で、近代国家がつくりあげてきた法治主義が崩され、「中世社会化」(つまり法のない時代)が明確になりつつあったが、これほどの無法=法の破壊はなかった。

 1990年代からの政治の動きを見ていると、長いタイムスパンで、政治経済の支配層は、こういう社会への改変を企んできたと思う。そろそろその完成に近づいているようだ。

 こうなるまでに、政治的な反対勢力の一部を懐柔し、あるいは弾圧し、徐々に特権層が支配層で居続ける政治経済体制をつくりあげてきたのだ。反対勢力のボクを含めた人びとは、彼らの野望を想像することができず、彼らが行おうとすることの部分部分に振り回されながら、ただ対応することのみに明け暮れてきた。その先に、彼らがどういう社会を構築しようとしているのかを予想できずにきた。

 おそらく司令塔があるのだろう。その司令塔のまわりに巣くう連中が、安倍らを動かして、彼らが望むあるべき政治社会の構築に励んでいるのだ。彼らは政治権力を握っているから、苦労もしないでここまで到達させられたのである。それまでに、反対勢力は、労働組合はじめ、骨抜きにされ、今や強権を持つ国家権力とそれぞれの個人が直接支配の網の中に組み込まれるのである(マイナンバー制)。「個別人身支配」の時代が始まろうとしている。


 残念ながら、そうした動きに対抗できる政治勢力はない。

 もちろん、この「参戦法案」反対に立ち上がった広汎な市民の力は無視できないだろう。しかし、その市民達が、持続的に動き続けない限り、彼らの野望はたやすく実現されていく。

 今後、市民達が、動かない人びと、考えない人びと、そういう人たちにどれほどの影響をおよぼすことができるか、まさに民主主義の力が試される。

 「参戦法案」が参議院でも可決されるだろう。その後、どういう動きをして、実際的な「派兵」を阻止していくことができるのか、考える必要がある。

 今までいろいろな動きに関わってきたが、「のど元過ぎれば熱さを忘れる」にならないだろうか。「参戦法案」が成立してすぐに戦闘があり、自衛隊員に犠牲者がでる、あるいは戦闘行動の中で他国人を殺してしまうということがおきれば世論は高まるのだろうが、法が成立してもすぐにそういう事態が起きることのないように、政治権力者は配慮するだろう。変化は「少しずつ」なのだ。「少しずつ」慣れさせていく、それが権力者の常套手段である。

 TPPは今は動きが止まっているが、これも「少しずつ」何年もかけて実現させていく政策だ。たとえば酪農製品の輸入関税をすぐになくすのではなく、何年もかけて下げていくのだ。庶民はすぐに大きな変化があると気がつくが、「少しずつ」なら気がつかない。

 政治権力者は、なかなかうまいことをするのだ。

 ボクらは、そういう兆しをきちんと把握する必要がある。なかなか捉えられないものを捉える、そのためには大いなる努力が必要だ。そういう努力をする人が増えれば、変わっていくのだろう。

 難しいことだ。
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「参戦法案」反対!!!

2015-09-17 09:11:22 | 政治
 この法案が成立したら、自衛隊が海外で米軍と共に軍事行動をおこなうことができるようになる。すでに米軍は、自衛隊員の数を算入しているとのこと。

 残念ながら、日本国はほんとうに独立した国家ではなく、敗戦以降実質的にアメリカの「属国」として存続してきた。その本質が今、明確に国民の前に示されている。

 今までも、アメリカが困難に際会すると、日本はいつもその困難を救出してきた。現在でもアメリカの財政赤字を支えるべく多額の国債を日本政府は保有している。しかし軍事だけは、日本国憲法によりそれを阻止してきた。

 安倍政権は、解釈改憲をしてそれを不可能にしてきたものを取り払おうとしているのだ。

 この法案が成立すると、海外で自衛隊が戦闘行動に巻き込まれることは確実であり、そこでは人を殺し殺されるということが行われる。

 日本が殺す側になるということは、明確に「敵」となる。そうなると、「敵」である日本に対して、様々な攻撃が行われることになるだろう。

 今アメリカは、「テロ」との“戦争”を行っている。「テロ」組織は、日本に対して“戦争”を起こしてくるだろう。

 日本の安全は、なくなる。

 ボクは、断固として反対する、この法案に。

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